ワインのコルク抜きで瓶が割れたのは、スクリューが口にあたったから。フライパンの取っ手が燃えたのはコンロから5cmずれた炎、ネオジム磁石はくっつく勢いで砕ける、6年使ったカーテンの白い粉は紫外線【国民生活センター】
国民生活センターは、消費生活センターなどの依頼で、トラブルのあった商品を調べています。2025〜2026年の結果から、身近な道具の例を紹介します。ワインオープナーで瓶の首が割れたのは、スクリューが瓶の口の内側にあたったまま力がかかったため。とり外せる取っ手のフライパンは、コンロの中心から約5cmずれると、中火・強火で炎が取っ手のゴムにとどきました。ネオジム磁石は、強い力でくっつく衝撃で砕けることがあります。6年使ったカーテンの裏の白い粉は、紫外線でもろくなった繊維でした。

プレ男家飲みデート、ワインを開けるところでかっこよく決めたいな。

メル美コルクを抜こうとして、瓶が割れてけがをした相談があるんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、国民生活センターの「相談解決のためのテストから」(No.199〜202、2025〜2026年)から、身近な道具の例を紹介します。
開けるときに割れたワイン瓶(No.201)
相談:ワインオープナーで開けたら、瓶が割れて手をけがした。
- 瓶の口と首をおおうカバーを外さずに、オープナーでコルクを抜こうとしたら割れたとのことでした
- 瓶の首が折れ、口の一部が欠けていました。割れはじめは口の欠けた部分で、コルク抜きのスクリューが口の内側にあたったまま力が加わったため割れたと考えられました
アドバイス:コルク抜き(スクリュー)で開けるときは、口にふれた状態で力を加えると瓶がこわれる危険があります。コルクの中央に、まっすぐさしこみましょう。

プレ男ななめにさしてたかも…。中央にまっすぐ、だね。
取っ手が燃えたフライパン(No.199)
相談:フライパンを使っていたら、取っ手に火がついて焼けた。
- 取っ手をとり外せるタイプで、取っ手のとりつけ部分が本体の外側にあり、取っ手の先のゴムではさんで固定するつくりでした
- コンロの中央に置いたときは、強火でも異常はありませんでした。でも、取っ手のとりつけ部分をコンロの中央に近づけるように約5cmずらすと、中火・強火で炎がフライパンの底からはみ出し、取っ手の先のゴムが焼けました
アドバイス:このつくりのフライパンは、コンロに対して位置がずれたり、火が強かったりすると、はみ出した炎で取っ手のゴムが焼けることがあります。炎が取っ手のとりつけ部分の側にはみ出さないように使いましょう。
くっつけたら砕けたネオジム磁石(No.202)
相談:磁石をくっつけたら、細かく砕けた。
- 直径約15mm・厚さ約3mmの円形のネオジム磁石。3個くっつけたものに4個目をくっつけたら、4個目がこわれたとのことでした
- 調べると、個数や順番にかかわらず、1個どうしでも、強い力でくっつく衝撃でこわれることがありました
アドバイス:ネオジム磁石は、粉の材料を固めて焼いたもので、勢いよくくっつくときの衝撃でこわれることがあります。勢いよくくっつけない、落とさない。こわれたら、破片でけがをしないように気をつけ、自治体のルールで捨てましょう。
白い粉が出たカーテン(No.200)
相談:約6年使ったカーテンの裏に、白い粉がついた。
- ポリエステル製とされる白いカーテンで、あまり使わない部屋で閉めていることが多く、直射日光がよくあたるところで目立ったとのことでした
- 白い粉は短い繊維で、裏の繊維と形も素材(ポリエステル)も同じでした。裏の繊維が紫外線(日光)などでもろくなり、こわれてできたと考えられました
アドバイス:ポリエステルは比較的光に強い素材ですが、どんな素材も長いあいだ日光にあたると、紫外線でもろくなることを知っておきましょう。
遮光カーテンの「等級」の表示
- 店頭で「遮光2級」と表示されたオーダーカーテンを測ると、遮光率は99.60%で、遮光3級にあたりました。相談者には代金が返金されました(No.131、2019年3月14日)
- 海外の事業者の日本語の通販サイトで「1級」と表示されたカーテンは、国内で広く使われている日本インテリア協会(NIF)の判定基準にあてはめると、3級相当や3級未満の部分がありました。サイトの等級は、国内の基準とは遮光率の対応が大きくちがっていました(No.184、2024年2月16日)
- ネット通販などでは、遮光の等級が国内の基準とちがう基準で表示されていることがあります。どの基準で判定された等級かも確かめましょう

ワインのコルク抜きは、スクリューが瓶の口にふれたまま力を加えると、瓶がこわれることがあります。コルクの中央に、まっすぐさしこみましょう。
家電やドラレコの例はドラレコの日時がリセットされる原因は基板のはんだ、圧力鍋の取っ手の例は圧力鍋、ふたを開けたら中身が噴き出す?へ。

プレ男ワインは、カバーをはずして、コルクの真ん中にまっすぐ。練習しておこう。

メル美フライパンも、コンロの真ん中に置いてね。
まとめ
- ワイン瓶:スクリューが口の内側にあたったまま力を加えて割れた。コルクの中央にまっすぐ
- フライパンの取っ手:コンロから約5cmずれると、中火・強火で炎が取っ手のゴムに
- ネオジム磁石:勢いよくくっつく衝撃で砕けることがある
- カーテンの白い粉:紫外線でもろくなった繊維
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参考文献
- 国民生活センター. 開栓時に破損したワイン瓶(相談解決のためのテストからNo.201)(2026年3月18日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260318_2.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 取っ手が焼損したフライパン(相談解決のためのテストからNo.199)(2025年10月29日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20251029_2.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 吸着により破損した磁石(相談解決のためのテストからNo.202)(2026年3月25日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260325_2.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 紫外線でボロボロになったカーテン(相談解決のためのテストからNo.200)(2026年1月14日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260114_2.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 遮光等級が店頭表示と異なった遮光カーテン(相談解決のためのテストから No.131)(2019年3月14日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190314_5.html (閲覧日:2026年10月10日)
- 国民生活センター. 遮光性に係る表示が国内で広く用いられるものとは異なっていたカーテン(相談解決のためのテストからNo.184)(2024年2月16日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240216_2.html (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。