東京ガチ婚活

マス 72STAGE 1 婚活の基本

「家事・育児に協力的か」は結婚の決め手になる?既婚者1万人に聞いた研究(内閣府経済社会総合研究所の2024年の調査)。相手が協力的なら「それでも結婚した」は約25ポイント高く、年収や雇用形態より大きな差だった

  • マジ男
  • デア子

2026年10月22日

結婚を決めるとき、相手の何がいちばん大事だったのでしょうか。内閣府経済社会総合研究所が2024年3月に行った調査で、25〜49歳の既婚者1万人に、結婚を決めたころの相手の条件が「もしこうだったら」と仮定して答えてもらった研究があります(中澤信吾・児玉直美・鈴木亘、『経済分析』211号、2025年)。相手が家事・育児に協力的かどうかで、「それでも今の配偶者と結婚した」と答える割合は男女計で約25ポイント変わり、雇用形態・学歴・世帯所得よりずっと大きな差でした。論文の原文から、数字と注意点をまとめます。

次のマス 73結婚した人と独身の人、何がちがう?
目次
  1. どんな研究?
  2. わかったこと(1):いちばん大きかったのは「家事・育児に協力的か」
  3. わかったこと(2):人によって重みがちがう
  4. 論文のまとめ
  5. 研究の限界
  6. 婚活に当てはめると
  7. まとめ

マジ男結婚相手に選ばれるには、やっぱり年収と正社員かどうかが大事なんだよね?

デア子それも大事だけど…わたしは、いっしょに家のことをやってくれるかが気になるな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、既婚者が「何で結婚を決めたか」を調べた研究です。中澤信吾さん(内閣府経済社会総合研究所)、児玉直美さん(明治学院大学)、鈴木亘さん(学習院大学)の論文「既婚者の結婚決定要因に関するコンジョイント分析」(内閣府経済社会総合研究所『経済分析』第211号、2025年)の原文をもとにまとめました。論文は「執筆者個人の見解」で、内閣府の公式見解ではないと明記されています。

どんな研究?

変えた条件は次の4つです。

条件 選択肢
相手の雇用形態(結婚を決めた当時) 正社員/正社員以外
相手の学歴 自分より高い/同じくらい/自分より低い
相手の家事・育児への参加 協力的/非協力的
期待していた世帯所得 期待どおり/期待より3割低い

わかったこと(1):いちばん大きかったのは「家事・育児に協力的か」

条件ごとに「それでも結婚した」と答えた割合の差を、統計的に分析した結果(限界効果)です。

条件 女性 男性
相手が家事・育児に協力的(非協力的とくらべて) +27.1ポイント +23.3ポイント
世帯所得が期待より3割低い −11.2ポイント −3.1ポイント
相手が正社員以外 −10.4ポイント −2.5ポイント
相手の学歴が自分より低い −5.9ポイント はっきりした差なし
相手の学歴が自分より高い はっきりした差なし −0.9ポイント

マジ男男の人にとっても、相手が家事・育児に協力的かどうかがいちばん大きいんだ!

わかったこと(2):人によって重みがちがう

論文のまとめ

論文は、女性も男性と同じように働き続ける「共働き社会」では、結婚を決める条件として家事・育児への参加がますます重要になるだろう、と書いています。あわせて、男性の経済的な安定も、結婚を決める大事な条件になっていることを指摘しています。

既婚者1万人に聞いたこの研究では、相手が家事・育児に協力的かどうかで「それでも結婚した」の割合が男女計で約25ポイント変わり、年収や雇用形態より大きな差でした。家のことをいっしょにできる姿勢は、男女どちらにとっても大事な条件のようです。

研究の限界

婚活に当てはめると

デア子デートのときに、休みの日の過ごし方や家事のことも、少しずつ話してみようかな。

マジ男ぼくも料理をもう少しできるようにしておくよ。

まとめ


参考文献

  1. 中澤信吾, 児玉直美, 鈴木亘. 既婚者の結婚決定要因に関するコンジョイント分析. 経済分析. 2025;(211):126-142. 内閣府経済社会総合研究所. doi:10.60294/keizaibunseki.211_05. https://doi.org/10.60294/keizaibunseki.211_05 (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。