東京ガチ婚活

マス 73STAGE 1 婚活の基本

結婚した人と独身の人、何がちがう?2万人の調査(内閣府経済社会総合研究所、2024年)の分析では、相手の年収や年齢に希望をつけない人、職場や学校で毎日顔を合わせる独身の異性が多い人ほど結婚していた。結婚相談所や婚活パーティーの利用も結婚と結びついていた

  • アソ美
  • オタ男

2026年10月22日

結婚した人と、まだ独身の人では、何がちがうのでしょうか。学習院大学の鈴木亘さんと内閣府経済社会総合研究所の小島宗一郎さんは、2024年3月の25〜49歳の独身者1万人・既婚者1万人の調査を使い、既婚者には「交際を始める少し前」などを振り返って答えてもらう形で、両者をくらべました(『日本労働研究雑誌』768号、2024年)。相手の年収や年齢に希望をつけない人、毎日顔を合わせる独身の異性が多い人、転勤の可能性がない人ほど結婚している確率が高く、結婚相談所や婚活パーティーの利用も結婚と結びついていました。論文の原文から、数字と注意点をまとめます。

次のマス 74慎重な人ほど、結婚は遅くなる?
目次
  1. どんな研究?
  2. わかったこと(1):相手に「年収の希望」をつけない人ほど、結婚していた
  3. わかったこと(2):毎日顔を合わせる独身の異性が多いほど、結婚していた
  4. わかったこと(3):出会いの経路と、婚活サービス
  5. 研究の限界
  6. 婚活に当てはめると
  7. まとめ

アソ美年収は最低○○万円、年齢は○歳まで…って条件を決めておかないと、時間がもったいないと思うのよね。

オタ男ぼくの職場、独身の女性がほとんどいないんだよなあ。それって関係あるのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、結婚した人と独身の人をくらべて、結婚と結びつく要因を調べた研究です。鈴木亘さん(学習院大学)と小島宗一郎さん(内閣府経済社会総合研究所)の論文「独身者データと既婚者の振り返りデータを用いた結婚の決定要因に関する経済分析」(『日本労働研究雑誌』No.768、2024年、労働政策研究・研修機構)の原文をもとにまとめました。

どんな研究?

わかったこと(1):相手に「年収の希望」をつけない人ほど、結婚していた

調査では、結婚相手への希望を項目ごとに聞き、「まったく気にしない」と答えたかどうかを分析しました。

相手への希望が「ない」 女性 男性
年収 +16.0ポイント +12.1ポイント
年齢 +7.1ポイント +4.2ポイント
体型 +4.2ポイント +1.8ポイント
家事能力 −4.7ポイント +3.0ポイント
身長 −4.3ポイント はっきりした差なし
就業 −9.4ポイント はっきりした差なし
学歴 はっきりした差なし はっきりした差なし

アソ美年収の希望がない人のほうが、16ポイントも結婚してる確率が高いの!?

わかったこと(2):毎日顔を合わせる独身の異性が多いほど、結婚していた

わかったこと(3):出会いの経路と、婚活サービス

女性 男性
同僚からの紹介があった +5.4ポイント +2.8ポイント
職場以外の友人からの紹介があった はっきりした差なし +3.4ポイント
結婚相手の紹介を目的とする事業者などのイベントに参加した +5.3ポイント +9.0ポイント
趣味やスポーツのクラブ・サークル活動(過去1年) +2.7ポイント +2.0ポイント
結婚相談所や勤め先によるお見合い・結婚相手紹介サービスを使った +6.7ポイント +6.6ポイント
出会いを目的とするパーティー・イベントを使った +5.7ポイント +5.4ポイント
マッチングアプリやインターネットの出会い系サイトのサービスを使った −6.2ポイント −5.3ポイント

オタ男毎日会う人の中に独身の人がいるかどうかも、関係してるんだね。

この研究では、男女とも、相手の年収や年齢に希望をつけない人、毎日顔を合わせる独身の異性が多い人ほど、結婚している確率が高くなっていました。ただし、ある時点の調査なので、「条件をゆるめれば結婚できる」という因果まではわかりません。

研究の限界

婚活に当てはめると

アソ美年収の条件、ひとまず外して見てみようかな。会ってみないとわからないこともあるしね。

オタ男職場で出会いが少ないなら、サークルや婚活イベントで、顔を合わせる人を増やしてみるよ。

まとめ


参考文献

  1. 鈴木亘, 小島宗一郎. 独身者データと既婚者の振り返りデータを用いた結婚の決定要因に関する経済分析. 日本労働研究雑誌. 2024;(768):35-52. 労働政策研究・研修機構. https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2024/07/pdf/035-052.pdf (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。