
アソ美友だちの婚約指輪を見せてもらったら、内側に小さな旗みたいなマークと数字が彫ってあったの。あれって何?

ハイ男「Pt950」とか「K18」とか書いてあるやつでしょ?ブランドのマークだと思ってた。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、結婚指輪・婚約指輪の内側の刻印の話です。造幣局の「貴金属製品の品位証明」「貴金属製品の品位区分と証明記号」「登録の届出及び受付要領」のページをもとにまとめました(2026年10月22日に確認)。
「ホールマーク」は造幣局の品位証明
- 造幣局は、公的な第三者として、貴金属製品の製造または販売をしている事業者からの依頼を受けて、製品にふくまれる貴金属の純度の割合(品位)を分析する試験をしています
- 試験に合格したものに証明記号を打って、品位を証明しています。この証明記号を通称「ホールマーク」といいます
- 依頼できるのは事業者で、事前に、貴金属製品の製造業者・販売業者であることを証明する書類をそえて登録の届出をします
マークの読み方
造幣局の説明では、ホールマークは次の組み合わせです。
- 日の丸:日本の造幣局の証明であることを示す
- ひし形の中の数字:品位(純度)を1000分率で示す(例:900なら90%)
- 「Pt」:白金(プラチナ)または白金合金であることを示す
たとえば、日の丸+ひし形の「900」+「Pt」とあれば、純度90%以上の白金製だということです。
品位の区分
造幣局は、次の区分で品位を証明しています。
| 製品 | 区分の数 | 品位(1000分率) |
|---|---|---|
| 白金(プラチナ) | 4区分 | 999・950・900・850 |
| 金 | 6区分 | 999・916・750・585・416・375 |
| 銀 | 5区分 | 999・950・925・900・800 |
| 白金と金を接合した製品 | 5区分 | 金と白金のそれぞれの品位を表示 |
- 2012年(平成24年)4月以降に受け付けた製品から、国際標準規格(ISO 9202)と日本産業規格(JIS H 6309)にそった表示になり、純金属の表示が「1000」から「999」に変わりました。証明している品位は同じです
- 同じときに、金の「917」は「916」、「417」は「416」の表示になり、「835」「625」「500」の区分は廃止されました。これらのマークが入った製品も、品位が証明されたものとして扱ってよいとされています

ハイ男旗のマークは日の丸で、国の造幣局が調べたしるしだったのか。
「K18」「Pt900」だけの刻印は?
- 造幣局は「K18、Pt900などの記号は造幣局の証明記号ではありません」と書いています
- 金の「K18」「18K」「18金」などは、純金を24として計算するカラット表示で、昔から使われている表し方です。造幣局はカラット表示の刻印はしていません
- 造幣局の金の区分とカラット表示の対応は、999=K24、916=K22、750=K18、585=K14、416=K10、375=K9 です
- 日の丸とひし形の「750」がある金製品はK18と同等といえますが、「K18とだけ刻印のある金製品は、造幣局で品位を証明したものではありません」(造幣局)
マークがない指輪もある
- ホールマークは任意の制度です。そのため、市販の貴金属製品にはマークのないものもあります(造幣局)
- 一方で造幣局は、貴金属の品位は目で見てわかるものではないので、信頼できるマークがあってこそ、だれにでも見分けられる、と説明しています

日の丸とひし形の数字が造幣局のホールマークで、数字は1000分率の品位です。「K18」「Pt900」だけの刻印は造幣局の証明ではありません。ホールマークは任意の制度なので、マークのない製品もあります。
「ホワイトゴールド」と「プラチナ」はちがう
造幣局の「ホールマークの豆知識」です。
- ホワイトゴールドは、金を主体とする白っぽい色の金合金です。たとえば金の「750」の刻印があれば、金が1000分の750、残りの1000分の250は白色系のニッケルや銀、パラジウムなどです
- ホワイトゴールドを直訳すると「白金」ですが、本来の白金はプラチナのことで、ホワイトゴールドとはまったく異なるものです
- ピンクゴールドも、金の品位が同じなら、ホワイトゴールドと同じホールマーク表示になります

アソ美ホワイトゴールドって、白金のことだと思ってた!色が似ていても、中身は金の合金なのね。

ハイ男指輪を見に行くときは、素材の名前と刻印の意味を、お店でいっしょに確かめてみよう。
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まとめ
- 日の丸とひし形の数字の刻印は、造幣局の品位証明「ホールマーク」。事業者の依頼で品位を分析し、合格したものに打つ
- 数字は1000分率。白金は 999・950・900・850 の4区分、金は6区分
- 「K18」「Pt900」などだけの刻印は造幣局の証明ではない(K18は造幣局の750と同等)
- ホールマークは任意の制度で、マークのない製品もある
- ホワイトゴールドは金の合金で、白金(プラチナ)とはちがう
参考文献
- 造幣局. 貴金属製品の品位証明. https://www.mint.go.jp/operations/exam/operations_certification-01.html (閲覧日:2026年10月22日)
- 造幣局. 貴金属製品の品位区分と証明記号(ホールマークの豆知識をふくむ). https://www.mint.go.jp/operations/exam/operations_certification-02.html (閲覧日:2026年10月22日)
- 造幣局. 登録の届出及び受付要領. https://www.mint.go.jp/operations/exam/operations_certification-04.html (閲覧日:2026年10月22日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。
