この記事は、水天宮の公式サイトの説明で確かめた内容です。ご利益は、神社の説明として紹介するもので、効き目を約束するものではありません。妊娠中の体のことは、かかりつけの医療機関にご相談ください。参拝の時間や祈祷の受付は変わることがあるので、お出かけの前に公式サイトをご確認ください。
ご祭神
公式サイトによれば、水天宮には四柱の神様がまつられています。
- 天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ):宇宙の始まりに、高天原に現れた神様
- 安徳天皇:3歳で第81代天皇に即位し、寿永4年(1185年)、8歳で、祖母の二位の尼に抱かれて壇ノ浦の海に身を投じた
- 建礼門院:平清盛の娘で、高倉天皇の中宮。安徳天皇の母
- 二位の尼:平清盛の正室・時子。孫の安徳天皇とともに壇ノ浦で入水した
久留米から江戸へ
- 水天宮の発祥は、九州の久留米藩(いまの福岡県久留米市)です
- 久留米藩の2代藩主・有馬忠頼は、当時「尼御前大明神」と呼ばれていた水天宮に、筑後川にのぞむ広い土地を寄進して社殿を造営しました
- 文政元年(1818年)、9代藩主・有馬頼徳が、参勤交代で江戸にいるときも参拝できるよう、芝赤羽根橋の上屋敷に、国元から御分霊を勧請しました。これが東京の水天宮の始まりです
- 明治4年に青山、翌5年に日本橋蛎殻町へうつり、関東大震災などの苦難をのりこえて、いまにいたります
「なさけありまの水天宮」
- 有馬家の屋敷のなかにまつられていた水天宮は、人々の信仰があつく、塀ごしにお賽銭を投げる人があとを絶ちませんでした
- そこで藩主は、毎月5日にかぎり屋敷の門をひらき、人々の参拝を許しました
- このことから、有馬と「情け深い」をかけて、「なさけありまの水天宮」という洒落が、江戸っ子の流行語になった、と公式サイトは書いています
「戌の日」
- 「戌の日」は、安産の象徴とされる犬(戌)にあやかって、安産を願う日として古くから信仰されてきた、と公式サイトは説明しています
- 十二支でめぐるので、12日に一度やってきます。月に2〜3回あります
- 妊娠5か月目の戌の日を目安に、安産祈願や帯祝いをする方が多く、戌の日の境内はたいへんにぎわうそうです
- 公式サイトは、妊婦さんの体調や周りの人の都合に合わせてお参りするよう案内しています。混みあう戌の日をさけて別の日に祈祷を受け、戌の日に自宅で腹帯を巻いてお祝いする方もいる、と書かれています
鈴の緒から生まれた帯の御守
- 水天宮の安産の御守は、晒の帯そのものです
- その昔、お参りのときに鳴らす鈴の「鈴の緒」(晒の紐)のおさがりを、腹帯としていただいた妊婦さんがいた。帯祝いのときに巻いたところ、楽にお産ができた——という言い伝えがある、と公式サイトは書いています
- この話が人づてに広まり、晒の鈴の緒を御守としておわけするようになった。いまは「御子守帯」(みすゞおび)と名づけられています
子宝いぬと寳生辨財天
- 境内には「子宝いぬ」。子犬を見つめる母犬の像で、まわりの十二支のうち自分の干支をなでると、さまざまなご利益があるといわれている、と公式サイトは書いています
- 境内の「寳生辨財天」(ほうしょうべんざいてん)は、八本の手をもつ八臂の姿で、頭の上に蛇の体に人の顔をもつ宇賀神をのせています
- 9代藩主・有馬頼徳が、加賀藩主と宝生流の能の技をきそうとき、辨財天に願をかけて勝った、と伝えられています
- 毎月5日と巳の日には扉がひらき、御神像を拝観できるそうです
境内の社殿
- 江戸鎮座200年記念事業として、約3年かけて社殿と参集殿が建てかえられ、平成28年4月から新しい社殿になりました。白木を基調とした神社建築に、免震構造などの新しい技術も取りいれている、と公式サイトは説明しています
アクセス
公式サイトの案内では、
- 所在地:東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
- 東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅 5番出口から徒歩1分
- 東京メトロ日比谷線「人形町」駅 A2出口から徒歩6分、都営浅草線「人形町」駅 A3出口から徒歩8分
- 公共の交通機関での来訪がすすめられ、戌の日は駐車できない場合があるとされています

水天宮の公式サイトによれば、文政元年(1818年)、久留米藩9代藩主の有馬頼徳が江戸の上屋敷に御分霊を勧請したのが、東京の水天宮の始まりです。毎月5日にかぎって門をひらき、町の人々の参拝を許しました。
まとめ
- 水天宮は東京・日本橋蛎殻町。発祥は久留米藩
- ご祭神は天御中主大神、安徳天皇、建礼門院、二位の尼
- 1818年、有馬頼徳が江戸の上屋敷に勧請。毎月5日に門をひらき「なさけありまの水天宮」
- 安産の象徴とされる犬にあやかる「戌の日」。鈴の緒から生まれた帯の御守
- 「子宝いぬ」と八臂の「寳生辨財天」
- 日本橋の神社は小網神社、新橋の烏森神社、神田明神もどうぞ
参考文献
- 水天宮. 水天宮のご案内. https://www.suitengu.or.jp/annai (閲覧日:2026年10月12日)
- 水天宮. 安産祈願の水天宮. https://www.suitengu.or.jp/anzan (閲覧日:2026年10月12日)
- 水天宮. 戌の日について. https://www.suitengu.or.jp/inunohi (閲覧日:2026年10月12日)
- 水天宮. 寳生辨財天. https://www.suitengu.or.jp/hoshobenzaiten (閲覧日:2026年10月12日)
- 水天宮. アクセス. https://www.suitengu.or.jp/access (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。