こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、占いサイトのトラブルの話です。国民生活センターの公表資料をもとにまとめました。占いを楽しむこと自体を否定する記事ではありません。
よくある流れ
- SNS広告や検索で「無料登録」「無料鑑定」「無料診断」をうたう占いサイトに登録する
- 占い師・鑑定士を名乗る人から、メッセージが次々と届く
- やりとりを続けるには、有料のポイントが必要になる(1通あたり1,500円分のポイントが必要だった例も)
- 「もう少しで宝くじの当選番号を教える」「最後まで鑑定を受けないと不幸になる」などと言われ、やりとりを引きのばされる
- いつの間にか高額に。2週間以上やりとりして、銀行振込で約17万円、クレジットカードで約38万円を支払った例も報告されています
相談は女性が8割
- 国民生活センターによると、占いサイト・アプリの相談は年間1,000件以上寄せられ、2019年度以降増加していました(2016〜2019年度は年1,400〜1,800件台)
- 8割が女性のトラブルでした
- ある相談では、ゲーム中の広告から占いサイトに入り、「言葉や数字を一文字ずつ送り返すと運気が上がる」と言われ、1回1,500円のメッセージを何度も送ってしまいました
こんな言葉は要注意
- 「宝くじの高額当選に導く」「もう少しで当選番号を教える」
- 「最後まで鑑定を受けないと不幸になる」「やめると運気が下がる」
- 「あなただけ特別に」「急がないと間に合わない」
困ったときは
- 相手の言葉をうのみにせず、冷静に。不安をあおる言葉に、すぐ反応しない
- やりとりをスクリーンショットで残す。退会すると、これまでのメッセージが見られなくなることがあります。トラブルのときの証拠になります
- 消費者ホットライン188(お住まいの地域の消費生活センターなど)に相談を
- 家族や友だちがハマっているときは、責めずに話を聞き、一緒に相談窓口へ
占いと上手につきあうには
- 占いは、気持ちを整えるきっかけとして楽しむくらいがちょうどいい。お金の上限を決めておく
- 不安が強いときほど、ねらわれやすいことを知っておく。不安やつらさが続くときは、信頼できる人や専門の相談窓口に

「最後まで鑑定しないと不幸になる」「宝くじの当選番号を教える」といった言葉に引きのばされたら要注意です。やりとりを保存して、188に相談しましょう。
まとめ
- 「無料鑑定」から、1通ごとに有料のメッセージのやりとりへ
- 「当選番号を教える」「不幸になる」で引きのばし、高額に。50万円以上支払った例も
- 相談は年間1,000件以上、8割が女性(2020年公表)
- うのみにしない、スクショで証拠を残す、188へ
参考文献
- 独立行政法人国民生活センター. それって占い?!占い師や鑑定士を名乗る者から次々とメッセージが届いてやめられない―占いサイトのトラブルに注意―(2020年11月26日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20201126_1.html (閲覧日:2026年9月29日)
- 独立行政法人国民生活センター. いつの間にか高額に… 占いサイトに気を付けて!(見守り情報、2023年8月8日). https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen459.html (閲覧日:2026年9月29日)
- 独立行政法人国民生活センター. 占いサイトで鑑定士とのやりとりをやめられず高額なお金を支払った(消費者トラブル解説集). https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2021_15.html (閲覧日:2026年9月29日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。