ガジェット2026年10月10日

ジムに持っていくプラスチックの水筒、冷凍庫に入れていい?表示の「耐熱温度」は変形した温度の10度下、冷凍庫用でないものは破裂のおそれ。レバー式の魔法瓶は、中せんに残った熱湯がもれることも【消費者庁・国民生活センター】

ジムやデスクで使うプラスチックの水筒(ボトル)。消費者庁によると、合成樹脂製の水筒には、家庭用品品質表示法で、原料の樹脂の種類、耐熱温度、容量、取扱い上の注意などの表示が決められています。耐熱温度は、試験で変形などが起きた温度より10度低い温度。冷凍庫用に設計されていないものは、冷凍庫に入れると破裂するおそれがある旨が表示されます。また国民生活センターによると、レバーを押して注ぐステンレス製魔法瓶では、注いでいる途中で指を離すと中せんにお湯が残り、外した中せんを傾けると熱湯がもれてやけどした例がありました。

目次
  1. プラスチックの水筒の表示
  2. ステンレスのボトル(魔法瓶)の表示
  3. レバー式の魔法瓶は、中せんに熱湯が残る
  4. まとめ

プレ男夏のジム用に、プラスチックのボトルに水を入れて冷凍庫で凍らせておこう!

メル美冷凍庫用じゃないボトルは、破裂するおそれがあるって表示されてるはずだよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は水筒・魔法瓶です。消費者庁の「家庭用品品質表示法」合成樹脂加工品の「水筒」のページと、国民生活センターの「ふたに残った熱湯が漏れ出たステンレス製魔法瓶(相談解決のためのテストからNo.178)」(2023年6月14日)をもとにまとめました。

プラスチックの水筒の表示

対象は、型で成形した合成樹脂製で、飲み物を入れて持ち歩く容器です。ウレタンフォームなどの断熱材でつつんだ「保温水筒」は対象外です。

  1. 原料の樹脂の種類:決められた用語で表示。部分ごとにちがう樹脂なら、部分ごとに
  2. 耐熱温度:JISの試験を50度から10度おきに行い、機能の異常や大きな変形が起きた温度から10度を引いた温度。部分ごとにちがえば、それぞれ表示
  3. 容量:1L以上はリットル、1L未満はミリリットル。許容範囲は±5%以内
  4. 取扱い上の注意
    • 火のそばに置かない
    • レモンなどかんきつ類の皮の成分で変質することがある(スチロール樹脂製のもの)
    • 冷凍庫に入れると破裂するおそれがある(冷凍庫用に設計されていないもの)
    • 冷凍するときの注意(保冷剤を使った容器)
  5. 表示した会社などの名前と、住所または電話番号

プレ男耐熱温度って、こわれた温度の10度下なんだ。冷凍庫の注意も見てみよう。

ステンレスのボトル(魔法瓶)の表示

真空二重のステンレスのボトルは、「魔法瓶」として別の表示のルールがあります(消費者庁)。

レバー式の魔法瓶は、中せんに熱湯が残る

相談:1.5Lの卓上ステンレス製魔法瓶でお湯を注いだあと、残りの量を見ようとふた(中せん)を外したら、中せんに残った10〜20ccほどの熱湯がもれて、手の甲にかかって赤くなった。

アドバイス:この状態で本体や外した中せんを傾けると、熱湯がもれてやけどをするおそれがあります。取扱説明書をよく読んで使いましょう。

プラスチックの水筒の耐熱温度は、試験で変形などが起きた温度より10度低い温度です。冷凍庫用に設計されていないものは、冷凍庫に入れると破裂するおそれがあります。

自炊の道具の注意は自炊の道具の「まさか」、浄水器の表示は蛇口の浄水器、パッケージのどこを見る?へ。

プレ男ボトルの表示を見て、冷凍庫用じゃなかったら凍らせない。耐熱温度も確かめておこう。

メル美魔法瓶の中せんを外すときも気をつけてね。

まとめ


参考文献

  1. 消費者庁. 家庭用品品質表示法 合成樹脂加工品 水筒. https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/resinous/resinous_04.html (閲覧日:2026年10月10日)
  2. 国民生活センター. ふたに残った熱湯が漏れ出たステンレス製魔法瓶(相談解決のためのテストからNo.178)(2023年6月14日). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230614_3.html (閲覧日:2026年10月10日)
  3. 消費者庁. 家庭用品品質表示法 雑貨工業品 魔法瓶. https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/zakka/zakka_01.html (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。