美容医療の基本2026年10月5日

美容医療でトラブルになったら、どこに相談する?医療のことは「医療安全支援センター」(全国398か所)、契約のことは「消費者ホットライン188」。センターは中立の立場で、医療機関には助言に応じる努力義務

日本皮膚科学会など5学会の「美容医療診療指針(令和3年度改訂版)」に加わった医療安全の章によると、美容医療をふくむ医療の苦情や相談に応じる行政の窓口として、都道府県・保健所を設置する市・特別区が設ける「医療安全支援センター」があり、2021年11月時点で全国398か所あります。センターは過失や責任を判断するのではなく、中立の立場で患者と医療機関の問題解決を支援し、医療機関の管理者はセンターの助言に応じて適切な措置をとるよう努めなければなりません。契約のトラブルは消費生活センター(188)へ。予期しない死亡が起きた場合の医療事故調査制度もまとめました。

目次
  1. まずは、施術を受けた医療機関に
  2. 医療のことは「医療安全支援センター」
  3. 契約・お金のことは「消費者ホットライン188」
  4. 予期しない死亡が起きたとき:医療事故調査制度
  5. 事前の準備も大切
  6. まとめ

メル美友だちが美容クリニックで施術を受けたら、腫れが引かなくて。クリニックに言っても「よくあること」としか言われないんだって。どこに相談したらいいんだろう。

プレ男お金のことなら188って聞くけど、体のことはどこなんだろう?

こんにちは、Dr. Taro です。 「美容医療」から、今回は美容医療でトラブルになったときの相談先の話です。日本皮膚科学会・日本形成外科学会・日本美容皮膚科学会・日本美容外科学会(JSAPS・JSAS)の5学会による「美容医療診療指針(令和3年度改訂版)」の「第6章 美容医療における医療安全」(改訂版で追加)をもとにまとめました。

まずは、施術を受けた医療機関に

医療のことは「医療安全支援センター」

メル美中立の立場で、間に入ってくれる窓口なんだね。

契約・お金のことは「消費者ホットライン188」

美容医療で困ったときは、ひとりで悩まず相談しましょう。医療についての苦情や相談は医療安全支援センター、契約やお金のことは消費者ホットライン188が窓口です。

予期しない死亡が起きたとき:医療事故調査制度

事前の準備も大切

プレ男友だちには、まずほかの皮膚科で診てもらって、医療安全支援センターにも相談してみてって伝えよう。

まとめ


参考文献

  1. 日本皮膚科学会, 日本形成外科学会, 日本美容皮膚科学会, 日本美容外科学会(JSAPS), 日本美容外科学会(JSAS). 美容医療診療指針(令和3年度厚生労働科学研究補助金). 日本美容外科学会会報 44(特別号), 2022. 第6章 美容医療における医療安全(CQ6-1〜CQ6-3). https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/biyo2v.pdf (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。