大掃除のけがで救急搬送、東京で1年に928人。12月に多く、「ころぶ」「落ちる」で約7割。脚立からの墜落、掃除機のコードにつまずく、外した引き戸が倒れてくる【東京消防庁】
東京消防庁によると、管内では令和6年に掃除中の事故で928人が救急搬送されました。過去5年間では4,268人で、毎年約800人以上。大掃除の多い12月に多く、60〜80代が約6割を占めます。事故の種類は「ころぶ」が4割以上、「落ちる」が2割以上で、あわせて約7割。約3割は入院が必要な中等症以上でした。脚立に乗って窓をふいていて落ちた、掃除機のコードに足を引っかけて転んだ、レールから外して立てかけていた引き戸が倒れてきた、などの事例があります。安定した足場を選ぶ、ぬれた床はふく、機器を掃除するときは電源を切って手袋をする、洗剤は混ぜない、が防ぐポイントです。

プレ男年末に実家の大掃除を手伝う予定。高いところの照明もふこうかな。

メル美東京消防庁によると、掃除中の事故で1年に928人も救急搬送されてるんだって。足場は安定したものを選ぼう。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は掃除中の事故です。東京消防庁の「掃除中の事故に注意!」(2025年12月10日更新)をもとにまとめました。
どれくらい起きている?
- 東京消防庁の管内(稲城市と島しょ地区を除く東京都)では、令和6年に928人が掃除中の事故(仕事中もふくむ)で救急搬送されました
- 過去5年間(令和2〜6年)で4,268人、毎年約800人以上です
- 大掃除の多い12月に多く起きています
どんな人が、どんな事故に?
| 結果(令和2〜6年) | |
|---|---|
| 年代 | 60〜80代が2,531人で約6割 |
| 事故の種類 | 「ころぶ」が4割以上、「落ちる」が2割以上。あわせて約7割 |
| 転んだ場所 | 「居室・寝室」が多い |
| けがの程度 | 約3割が入院が必要な中等症以上、83人が生命の危険がある重症以上 |
事故の例
- 自宅の庭で脚立に乗って窓をふいていて、バランスをくずして墜落、腰をけが(60代、重症)
- 掃除機のコードに足を引っかけて転び、太ももをけがして動けなくなった(60代、中等症)
- レールから外して壁に立てかけていた引き戸が倒れてきて転び、背中をけが(80代、重症)

プレ男掃除機のコードでつまずくだけで、動けなくなるほどのけがになることもあるのか…。
事故を防ぐポイント
- 高いところを掃除するときは、安定した足場を選ぶ。降りるときにバランスをくずしたり、踏み外したりしないよう注意
- 足もとがぬれていたらふき取ってから作業し、転倒に注意
- 年齢や体力を考えて、無理な作業はひかえる
- 機器を掃除・メンテナンスするときは、電源を切り、手袋をして作業する
洗剤の注意
- 専用の容器以外に移しかえない。アルミ缶など金属の容器は、洗剤と反応して破裂したり溶けたりすることがあります
- 種類のちがう洗剤を一緒に使わない。塩素系と酸性の洗剤を一緒に使うと有毒なガスが出ることがあります。前に使った洗剤はしっかり洗い流す
- 使う前に容器の注意書きを確認する

掃除中の事故は、転ぶ・落ちるで約7割をしめていました。高いところは安定した足場で、ぬれた床はふいてから作業しましょう。
洗剤の混ぜ合わせは風呂のカビ取りとクエン酸を同時に使ったら、のどがイガイガ、窓やドアの点検は窓やドアの「がたつき」「重い」「異音」は危険サイン。古くなった窓・ドアでへ。

プレ男安定した足場を用意して、親には無理させないようにする。

メル美掃除機のコードの位置にも気をつけてね。
ワインセラーの冷却ユニットからのアンモニア漏れは、家庭用のワインセラーから、冷却に使うアンモニアがもれて体調不良にへ。
洗濯機の底に手を入れる事故やドラム式の閉じこめは、運転中の縦型洗濯機の底に手を入れて指を失う事故へ。
まとめ
- 掃除中の事故で1年に928人が救急搬送(東京消防庁管内、令和6年)。12月に多い
- 60〜80代が約6割。「ころぶ」「落ちる」で約7割
- 安定した足場、ぬれた床はふく、無理をしない、機器は電源を切って手袋
- 洗剤は移しかえない・混ぜない、注意書きを確認
参考文献
- 東京消防庁. 掃除中の事故に注意!(2025年12月10日更新). https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/nichijo/cleaning.html (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。