運転中の縦型洗濯機の底に手を入れて指を失う事故。落とした洗濯物を拾おうとして。かさ上げで底にすき間があるなら、メーカー推奨のカバーを。ドラム式はチャイルドロックで閉じこめ防止【消費者庁】
縦型の全自動洗濯機は、底の近くに洗濯槽を回すモーター部があり、回転部がむき出しです。消費者庁によると、落とした洗濯物を拾おうと運転中の洗濯機の底に手を入れて指2本を失った、水もれの経路を確かめようと底に手を入れて指を骨折した、などの事故が登録されています。かさ上げして設置した洗濯機の底の7cmのすき間に2歳児が手を入れ、指を切断した事故の報告もあります。平らな床やすき間のない防水パンに置く、かさ上げするならメーカー推奨のかさ上げ部材と手の侵入を防ぐカバーを使うことが推奨されています。ドラム式は、使っていないときもチャイルドロックをかけて、こどもの閉じこめを防ぎましょう。

プレ男洗濯機の下に靴下が落ちた。回ってるけど、さっと手を入れて取っちゃおう。

メル美だめ!消費者庁によると、運転中の洗濯機の底に手を入れて、指を失った事故があるんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は洗濯機の事故です。消費者庁の「運転中の縦型全自動洗濯機の下に手を入れ怪我をする事故に注意!」(Vol.585、2022年3月18日)と「洗濯機での事故に気を付けましょう!」(Vol.563、2021年8月27日)をもとにまとめました。
縦型洗濯機の底は危ない
- 縦型の全自動洗濯機は、洗濯槽を回すモーター部が底の近くにあります。平らな場所に置けば底のすき間から手や足が入らない構造で、ふたなどはなく回転部がむき出しです
- 運転中に底に手を入れると、回転部にふれてけがをするおそれがあります。本体にも、底に手などを入れないよう注意のラベルがあります
事故の例
- 落とした洗濯物を拾うため、全自動洗濯機の底に手を入れ、右手の指2本を失った(70代)
- 水もれの経路を確かめようと洗濯機の底に手を入れ、中指を骨折(70代)
- かさ上げして設置したため底に7cmのすき間ができていた洗濯機に、2歳児が手を入れ、回転部に巻きこまれて薬指の一部を切断・骨折(日本小児科学会の傷害速報)

プレ男靴下を拾うだけで、指を失うことがあるのか…。
置き方を確認
日本電機工業会によると、洗濯機メーカーは次のような設置を推奨しています。
- 平らな床に置く
- 防水パンの上に置くなら、すき間のあかない防水パンに
- 排水口の位置のためにかさ上げするなら、メーカー推奨のかさ上げ部材と、底への手の侵入を防ぐカバーを使う
すき間がある場合は、まずすき間をおおい、安全な設置に変えられないか考えましょう。
こどものいる家では
- 止まりきる前にふたを開けて手を入れると、回っている洗濯物が巻きついてけがをするおそれがあります。チャイルドロックをかけ、ふたを開けられないようにする
- ドラム式に子どもが入ると、閉じこめられて窒息するおそれがあります。使っていないときもチャイルドロックを。機能がなければ、ふたにゴムバンドをかけるなどの工夫を
- 洗濯機のまわりで遊ばせない、踏み台になるものを置かない

運転中の縦型洗濯機の底には、絶対に手を入れないでください。落とした物は、洗濯機が止まってから拾いましょう。
部屋干しの家電は部屋干しの除湿機・サーキュレーター、コードを引っぱって移動していない、引っ越しのときの家電の確認は引越し・新生活の家電の事故へ。

プレ男止まってから拾う。うちの洗濯機の底にすき間がないかも見てみる。

メル美甥っ子が来るときは、チャイルドロックもかけておこう。
電動芝刈り機の芝詰まりは、電動芝刈り機がすぐ止まったへ。
まとめ
- 縦型洗濯機は底の近くに回転部。運転中に底に手を入れて指を失った事故も
- 平らな床・すき間のない防水パンに。かさ上げは推奨部材と手の侵入防止カバー
- こどもがいる家はチャイルドロック。ドラム式は閉じこめに注意
- 落とした物は止まってから拾う
参考文献
- 消費者庁. Vol.585 運転中の縦型全自動洗濯機の下に手を入れ怪我をする事故に注意!(2022年3月18日). https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20220318/ (閲覧日:2026年10月12日)
- 消費者庁. Vol.563 洗濯機での事故に気を付けましょう!(2021年8月27日). https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20210827/ (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。