
プレ男衣替えでウールのセーターを出したら、小さな穴があいてた…。虫に食われたのかな。

メル美東京都クリーニング生活衛生同業組合によると、衣類を食べるのは虫の幼虫で、汚れがついていると食べられやすいんだって。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は衣類の虫食いと防虫剤です。東京都クリーニング生活衛生同業組合の「防虫対策」をもとにまとめました。
衣類を食べる虫
- 衣類を食べるのは、カツオブシムシ類やイガ類です。食べるのは幼虫で、成虫は衣類を食べません。幼虫の時期は1年を通して長いのが特徴です
- 外出したときなどに衣類に卵を産みつけられ、タンスやクローゼットの中でふ化して食べるケースが多いとされています
何が食べられやすい?
- 好物は、ウール(毛)や絹(シルク)などの動物繊維。繊維にたんぱく質がふくまれているからです
- 食べこぼしのシミや汗がついていると、それも栄養になり、綿や麻、合成繊維も食べられることがあります
被害が目立つ環境
| 食べられにくい | 目立つ | ピーク | |
|---|---|---|---|
| 温度 | 10℃以下ではほとんどない | 15℃以上 | 25〜30℃(35℃では非常に少ない) |
| 湿度 | 10%以下では少ない | 30% | 50〜80%(90%以上では少ない) |
- 暗くて風通しが悪く、湿気の多い場所を好みます。気密性の高いマンションや、冬もあたたかい室内では、1年中注意したほうがよいとされています

プレ男汗のシミがついたまましまうと、ウール以外も食べられることがあるのか。
しまう前とクローゼット
- ウールなど動物繊維の服は、クリーニングに出してしっかり汚れを落とす
- ほかの繊維の服も、食べこぼしや汗のシミをしっかり落とす
- クリーニング直後の服は湿気をふくんでいることがあるので、ポリ袋から出し、風通しのよい場所に数時間つるしてからしまう
- クローゼットには、少なくとも除湿剤を
- 詰めこみすぎない(シワや型くずれの原因になり、防虫剤の効果も半減する)
防虫剤は4種類
| 種類 | 特徴 | 効果の目安 | さけたいもの |
|---|---|---|---|
| パラジクロルベンゼン | 揮発性が高く、効果が早い | 約3〜6か月 | 金糸・銀糸・ラメ、スチロール樹脂の付属品、合成皮革 |
| ナフタリン | 効果はゆっくりで持続性がある | 約12か月 | 合成皮革 |
| しょうのう | おだやかな効き目で、絹などにも | 約6か月 | 金糸・銀糸などとの接触 |
| ピレスロイド系 | においがつかない | 約6〜12か月 | 真ちゅうなど銅合金の付属品 |
- 効果の期間は、使う量や収納スペースによって変わります
- 2種類の防虫剤を同時に入れると、液化して衣類にシミができたり、染料が溶けたりすることがあるので注意

衣類をしまう前には汚れや汗のシミをしっかり落としましょう。防虫剤は種類ごとの注意を確認し、使い方はパッケージの表示に従ってください。
コートや靴のしまい方はしまっておいたダウンコートが変色、久しぶりにはいた革靴の底がはがれた、クリーニングから戻ったときの確認はクリーニングは「出すとき」と「受けとるとき」に、店の人といっしょに確認をへ。

プレ男しまう前にクリーニング、ポリ袋から出して、防虫剤は1種類だけ。

メル美詰めこみすぎないのも大事だね。
スーツの毛玉・テカリとふだんのお手入れは、スーツにリュック、肩と背中と腰に摩擦へ。
まとめ
- 衣類を食べるのは虫の幼虫。好物はウール・絹と食べこぼし・汗のシミ
- 被害が目立つのは25〜30℃・湿度50〜80%
- しまう前に汚れを落とす、クリーニング後はポリ袋から出す、除湿剤、詰めこみすぎない
- 防虫剤は4種類。2種類を同時に入れない
参考文献
- 東京都クリーニング生活衛生同業組合. 防虫対策. https://www.tokyo929.or.jp/column/keep/1.php (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。