
プレ男地球は本当は平らで、南極は氷の壁だって動画があったよ。

メル美地球が丸いって、昔の人はどうやって知ったんだろうね。
こんにちは、Dr. Taro です。 「都市伝説にマジレス」、今回は地球平面説です。
どのくらいの人が信じている?
- アメリカの調査会社YouGovが2018年に発表した調査では、「ずっと地球は平らだと思っている」人が約2%、「前は丸いと思っていたが、今は疑っている」人が少なくとも5%でした。18〜24歳では「平ら」が4%と、ほかの年代より多くなっていました
- ただし、元のデータを確認した米国の科学誌の記事によると、実際に「ずっと平らだと思っている」と答えたのは約1.3%だったとされ、数字には幅があります
- イギリスの2019年の調査では、「地球は平ら」を「まちがいなく本当」と考える人が1%、「たぶん本当」が2%でした
2,200年以上前に、地球の大きさを測った人
米国物理学会(APS)の解説をもとに紹介します。
- 紀元前3世紀、ギリシャの学者エラトステネスは、エジプトのシエネ(今のアスワン)では、夏至の正午に太陽が真上に来て、井戸の底まで光が届く、という話を聞きました
- 同じ夏至の正午に、北にあるアレクサンドリアで棒の影の角度を測ると、約7.2度。これは円一周の約50分の1です
- 2つの町の距離は約5,000スタディア。その50倍の約25万スタディアが、地球の一周の長さだと計算しました
- 今の単位に直すと、約3万9,000〜4万7,000kmほどとされ、実際の赤道の長さ(約4万km)にかなり近い値でした

プレ男棒1本と影だけで、地球の大きさがわかったんだ!
- 地球が平らなら、同じ時刻の太陽の光は、どの町でも同じ角度で当たるはずです。場所によって影の角度が違うのは、地面が丸く曲がっているからです
- APSは、この方法は今も世界中の子どもたちが実際に使っていると紹介しています
身近でわかる、地球が丸い証拠
- 月食のときの地球の影は、いつも丸い
- 遠くの船は、下のほうから見えなくなる
- 海外の友だちと時差がある:地球が平らなら、太陽は同時にすべての場所を照らすはずです

2,200年以上前、エラトステネスは棒の影の角度から地球の大きさを計算しました。確かめる方法を知ることが、いちばんのマジレスです。
まとめ
- 地球平面説を「ずっと信じている」アメリカ人は約1〜2%(2018年)
- 紀元前3世紀、エラトステネスは、2つの町の影の角度の違い(約7.2度)から、地球の一周の長さを計算した
- 影の角度が場所で違うのは、地球が丸いから。この方法は、今も学校で使われている
- 陰謀論にひかれる心理については、レプティリアン説の記事もどうぞ
参考文献
- YouGov. Most flat earthers consider themselves religious(2018年4月2日). https://yougov.com/en-us/articles/20510-most-flat-earthers-consider-themselves-religious (閲覧日:2026年9月29日)
- Branch G. Flat-Earthery, British Style. Scientific American(2019年5月15日). https://www.scientificamerican.com/blog/observations/flat-earthery-british-style/ (閲覧日:2026年9月29日)
- American Physical Society. Eratosthenes Measures Earth(APS News, 2006年6月). https://www.aps.org/apsnews/2006/06/eratosthenes-measures-earth (閲覧日:2026年9月29日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。