東京の地下の巨大な「調節池」:大雨のとき川の水をためて水害をへらす。2025年10月末までに14河川30か所・合計約273万m³が稼働、いちばん大きいのは神田川・環七地下調節池の54万m³。工事中の環七地下広域調節池は68万1,000m³・総事業費1,351億円(東京都建設局)
東京都建設局の「東京都の調節池・分水路」(2026年8月13日更新)によると、川沿いにビルや住宅が並んで川幅を広げるのに時間がかかる場所では、洪水の一部をためる調節池や、別のルートに流す分水路を整備してきました。2025年10月末までに14河川30か所で合計約273万m³の調節池が稼働し、5河川8か所で総延長約12kmの分水路を整備しています。稼働中でいちばん大きいのは神田川・環状七号線地下調節池(54万m³、地下トンネル式)で、荏原調節池(20万m³)、白子川地下調節池(21万2,000m³)、黒目橋調節池(22万1,000m³)なども大きな施設です。形式は掘込式16、地下箱式11、地下トンネル式3です。工事中の環状七号線地下広域調節池は68万1,000m³で総事業費1,351億円(2026年1月31日時点)。都は2035年度までに都内全域の調節池の容量を2020年度末の約1.4倍の365万m³にする計画です。

プレ男環七の地下に、巨大な水のトンネルがあるって本当?

メル美東京都建設局によると、大雨のときに神田川などの水をためる「調節池」で、54万m³ためられるんだって。
今回は、東京の調節池と分水路です。東京都建設局の「東京都の調節池・分水路」(2026年8月13日更新)で確認した内容をまとめました。
調節池・分水路とは
- 川沿いにビルや住宅が並び、川幅を広げるのに時間がかかる場所で、早く水害に強くするための施設です
- 調節池:洪水の一部をためる
- 分水路:洪水の一部を別のルートに流す
いま稼働しているもの(2025年10月末まで)
| 項目 | 数 |
|---|---|
| 調節池 | 14河川30か所、合計約273万m³ |
| 分水路 | 5河川8か所、総延長約12km |
- 調節池の形式は、掘込式16、地下箱式11、地下トンネル式3です
大きな調節池(稼働中)
| 調節池 | 川 | 貯留量 | 形式 |
|---|---|---|---|
| 神田川・環状七号線地下調節池 | 神田川 | 54万m³ | 地下トンネル式 |
| 黒目橋調節池 | 黒目川 | 22万1,000m³ | 地下箱式 |
| 比丘尼橋下流調節池 | 白子川 | 21万2,000m³ | 地下箱式 |
| 白子川地下調節池 | 白子川 | 21万2,000m³ | 地下トンネル式 |
| 荏原調節池 | 目黒川 | 20万m³ | 地下箱式 |

プレ男ためられる量が54万m³って、すごい大きさだね。
- 地下箱式の調節池の上は、公園やスポーツ施設、集合住宅などに使われている例もあるとしています
これから
| 工事中の主なもの | 貯留量 | 総事業費(2026年1月31日時点) |
|---|---|---|
| 環状七号線地下広域調節池 | 68万1,000m³ | 1,351億円 |
| 善福寺川上流地下調節池 | 30万m³ | 1,557億円 |
| 石神井川上流地下調節池 | 30万m³ | 1,310億円 |
- 都は2035年度までに、都内全域の調節池の容量を2020年度末の約1.4倍の365万m³にする計画です

メル美ふだんは見えないけど、大雨のときに街を守ってるんだね。

東京都建設局によると、2025年10月末までに14河川30か所で合計約273万m³の調節池が稼働していて、いちばん大きいのは神田川・環状七号線地下調節池の54万m³です。
- 川があふれたときは東京の「洪水浸水想定区域図」、都内の川は東京の川の数もどうぞ
まとめ
- 調節池は洪水をためて水害をへらす施設
- 30か所・約273万m³が稼働(2025年10月末)
- いちばん大きいのは環七地下調節池の54万m³
- 2035年度までに365万m³へ
参考文献
- 東京都建設局. 東京都の調節池・分水路(2026年8月13日更新). https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/river/chusho_seibi/ike (閲覧日:2026年10月12日)
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