ガジェット2026年10月10日

【テクノロジー解説】レーザーの光で原子を「冷やす」:時速4,000kmで飛びまわる原子に、6方向から光をあててブレーキ。光の「水あめ」の中で秒速30cmに。100万分の1度の世界と、原子の噴水時計(1997年ノーベル物理学賞)

室温の空気の原子や分子は、時速約4,000kmで飛びまわっています。速すぎて、1個ずつくわしく調べるのはむずかしいことでした。1997年のノーベル物理学賞は、レーザーの光で原子を冷やし、わなにとらえる方法を開発したチュー博士、コーエン=タヌージ博士、フィリップス博士に贈られました。光の粒には「勢い」があり、向かってくる原子にぶつけるとブレーキになります。6本のレーザーを交差させた場所では、原子はねばっこい液体の中のように動きがおそくなり、「光の水あめ(オプティカル・モラセス)」とよばれました。100万分の1度の世界が開け、超精密な原子時計や、ボース・アインシュタイン凝縮の発見につながりました。

目次
  1. 原子は速すぎる
  2. 光の粒で「ブレーキ」をかける
  3. 光の「水あめ」
  4. 理論の限界をこえて
  5. 何に役立つ?
  6. つながるテクノロジー
  7. まとめ

プレ男レーザーって、ものを熱くするイメージ。光で「冷やす」ってどういうこと?

メル美光の粒をぶつけて、原子にブレーキをかけるんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回はレーザー冷却です。1997年のノーベル物理学賞の発表をもとにまとめました。

原子は速すぎる

光の粒で「ブレーキ」をかける

プレ男向かってくる原子だけをねらって止めるのか。かしこい!

光の「水あめ」

理論の限界をこえて

何に役立つ?

レーザー冷却は、光の粒の勢いで原子にブレーキをかけ、100万分の1度の世界まで冷やす技術です。6本のレーザーが交差する「光の水あめ」の中で、原子はゆっくり動きます。

つながるテクノロジー

プレ男光で冷やして、光でとらえる。光ってすごい。

メル美原子の噴水、見てみたいね。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 1997. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/1997/press-release/ (閲覧日:2026年10月10日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。