こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、明治神宮と、その御苑にある清正井(きよまさのいど)です。明治神宮の公式サイトをもとにまとめました。
明治神宮とは
- 明治神宮は、大正9年(1920年)に、東京都渋谷区代々木に創建されました
- 明治天皇と、皇后の昭憲皇太后をおまつりしています
- 明治45年(1912年)に明治天皇が、大正3年(1914年)に昭憲皇太后が亡くなり、国民から「おまつりしたい」という願いがわきあがって、ゆかりの深い代々木の地に創建されたといいます
森は「人工林」だった
- 御社殿をかこむ約70万平方メートルの杜は、人がつくった森です。全国から約10万本が献木され、のべ11万人の青年が勤労奉仕で植林や参道づくりをしました
- それまでこのあたりは、御苑をのぞいてほとんどが畑で、荒れ地のような景色だったそうです
- 林学の専門家たちは、百年先を見こして、シイ・カシ・クスなどの照葉樹を中心にすることを決めました。当時の首相大隈重信は「杉林にするべきだ」と言いましたが、専門家が「代々木の地には杉は向かない」と説明して納得させたといいます
- 昭和20年4月の空襲で社殿の多くは焼けましたが、杜は人々の避難の場となり、大きな被害は出ませんでした。公式サイトは、燃えやすい針葉樹ではなく照葉樹だったために延焼をまぬがれたのかもしれないとしています
- 植えたころは365種・約12万本だった木々は、自然に選ばれて大きく育ち、234種・約3万6千本に。森では約3千種の生き物が報告されています
清正井:加藤清正が掘ったと伝わる湧き水
- 御苑の中にある清正井は、戦国武将の加藤清正が掘ったと伝えられる、都内有数の湧き水です
- 公式サイトによると、毎分平均60リットルの水がわき、水温は一年中15℃ほどで一定。一年中たえることがありません。明治神宮の森が水をたくわえる力によるものだといいます
- この水は「南池」の水源になり、南参道の神橋の下を流れて渋谷川へ注いでいます
御苑の見どころ
- 御苑は、江戸時代には加藤家・井伊家の下屋敷の庭園でした。明治時代に、明治天皇が、体の弱かった昭憲皇太后の運動のために、散歩の庭園として明治26年ごろに整えたといわれます。この御苑が、明治神宮を代々木に建てる大きな理由のひとつになりました
- 花菖蒲:今は約150種・1,500株。全体を一度に見わたせず、小道を歩きながら楽しむように設計されています
- お釣台:昭憲皇太后が釣りを楽しまれた場所。釣った魚はすべて水に戻されていたそうです
- ご休所(お茶室):明治33年に明治天皇が昭憲皇太后のために建てたご休所。戦災で焼け、今の建物は昭和33年の再建。南池を見下ろす景色が見どころ
開苑時間(公式サイト)
| 月 | 開苑 | 閉苑 |
|---|---|---|
| 3月〜10月 | 9:00 | 16:30 |
| 11月〜2月 | 9:00 | 16:00 |
| 6月 | 8:00 | 17:00(土日18:00) |
- 年中無休です
お参りのしかた
- 静かな祈りの場です。大声や、湧き水に手を入れる・物を投げ入れるなどはやめましょう
- 参拝の作法(手水、二礼二拍手一礼)は、東京大神宮の記事もどうぞ

明治神宮の杜は、全国から献木された約10万本を植えてつくった人工林で、清正井は毎分平均60リットル、一年中15℃ほどの湧き水です。森の中を歩くだけでも、気分が落ち着きますね。
- 自然の中で過ごす時間とこころの関係は、週120分の自然の記事もどうぞ
まとめ
- 明治神宮は1920年創建。明治天皇と昭憲皇太后をおまつり
- 約70万㎡の杜は、約10万本の献木でつくった人工林。照葉樹を選び「永遠の杜」に
- 清正井は、加藤清正が掘ったと伝わる湧き水。毎分約60リットル、一年中15℃ほど
- 御苑は年中無休。3〜10月は9:00〜16:30、11〜2月は9:00〜16:00
参考文献
- 明治神宮. 明治神宮とは. https://www.meijijingu.or.jp/about/ (閲覧日:2026年10月1日)
- 明治神宮. 杜(もり)・見どころ. https://www.meijijingu.or.jp/midokoro/ (閲覧日:2026年10月1日)
- 明治神宮. 明治神宮御苑. https://www.meijijingu.or.jp/midokoro/gyoen/ (閲覧日:2026年10月1日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。