男性の美容医療トラブルが増加(国民生活センター 2026年1月):安い広告で行ったら「あなたは重度」「今日なら割引」。即日契約・即日施術はしない
国民生活センターは2026年1月、男性の美容医療トラブルも増えているとして注意をよびかけました。医療脱毛の安い広告を見て行ったら、当日契約の割引を持ちかけられて高額な契約をしてしまった、包茎手術の「約5万円〜」の広告で行ったら「あなたは重度」と言われ、急かされて高額な契約をしてその日に手術を受けた——といった相談が寄せられています。即日契約・即日施術をしない、リスクは医師から説明を受ける、困ったら188へ。まとめました。

プレ男ネットで「メンズ脱毛 5回で安い!」って広告を見つけて、無料カウンセリングを予約したんだ。

メル美ちょっと待って。国民生活センターが、男性の美容医療トラブルが増えてるって注意してたよ。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、男性の美容医療トラブルの話です。国民生活センターが2026年1月20日に公表した「男性の美容医療トラブルも増加!」をもとにまとめました。特定の施術をすすめたり否定したりするものではありません。
こんな相談が寄せられています
医療脱毛(20代男性、2025年9月受付)
- ネットで「全身脱毛が5回で15万円」の広告を見て予約
- カウンセリングで「5回より15回やったほうが効果がある。2年で15回の契約が約100万円」と言われた
- 「今日の契約なら学割で約90万円」「3年の分割で月約3万円」と説明され、契約してしまった
- あとで知人に高額だと指摘され、支払いを続ける自信がなくなった
包茎手術(20代男性、2025年4月受付)
- 仮性包茎に悩み、「費用約5万円〜」の広告を見てクリニックへ
- カウンセラーから「5万円は軽度の場合の価格。あなたは重度だ」と言われ、別の施術もすすめられた
- 「今契約すれば30%OFF」「今日なら院長先生が執刀するのでラッキー」などと言われ、その日に契約して手術を受けた
- 急かされて高額な契約をしたと感じている

プレ男安い広告を見て行ったら、「重度」「今日なら割引」って…。オレも言われたら、その場で決めちゃいそう。
国民生活センターのアドバイス
1. 即日契約・即日施術をしない
- 美容医療の施術は、多くの場合、緊急性がありません
- 「広告は軽度の場合の価格。あなたは重度だ」と不安をあおられたり、「今日契約・手術すれば割引」と急かされたりしても、その場で判断せず、いったん帰宅して周りに相談しましょう
2. リスクや副作用は「医師から」説明を受ける
- 自由診療では、医師は、合併症、費用、解約条件、保険で受けられるかどうか、効果に個人差があることなども、ていねいに説明することが求められています
- 効果やメリットだけでなく、リスク・副作用について、カウンセラーではなく医師から十分に説明を受け、納得してから判断しましょう
- カウンセリングの前に、自分でも情報を集めておきましょう
3. 困ったら、すぐに消費生活センターへ
- 期間が1か月を超え、金額が5万円を超える一部の美容医療は、特定商取引法の対象で、契約書面を受け取った日を含む8日間はクーリング・オフができます(美容医療の契約とクーリング・オフ)
- 消費者ホットライン「188(いやや!)」で、最寄りの消費生活センターを案内してもらえます

美容医療の施術は、多くの場合、緊急性がありません。不安をあおられたり割引で急かされたりしても、即日契約・即日施術はせず、リスクは医師から説明を受けて判断しましょう。

メル美カウンセリングに行くなら、「今日は決めません」って最初に言っておくといいかもね。
まとめ
- 男性の美容医療トラブルが増加(国民生活センター、2026年1月)
- 安い広告→「あなたは重度」「今日なら割引」→高額な即日契約のパターンに注意
- 美容医療は多くの場合、急ぐ必要がない。即日契約・即日施術はしない
- リスク・副作用は医師から説明を受ける
- 条件によってクーリング・オフ。困ったら188
参考文献
- 独立行政法人国民生活センター. 男性の美容医療トラブルも増加!(2026年1月20日公表). https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260120_1.html (閲覧日:2026年9月29日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。