ガジェット2026年10月8日

【テクノロジー解説】「分子マシン」ってなに?分子でつくった「くさり」「エレベーター」「モーター」「ナノカー」。いまは1830年代の電気モーターと同じ段階で、未来の洗濯機や扇風機にあたる使い道はこれから(2016年ノーベル化学賞)

コンピューターは、部品を小さくすることで社会を変えました。2016年のノーベル化学賞は、それをさらに小さく、分子1個の大きさの「機械」をつくった3人に贈られました。1983年、ソバージュ博士は2つの輪の分子をくさりのようにつなぎ、1991年、ストッダート博士は分子の軸に輪を通して動かし、エレベーターや人工筋肉をつくりました。1999年、フェリンガ博士は同じ向きに回りつづける分子モーターをつくり、自分の1万倍の大きさのガラスの筒を回したり、ナノカーを設計したりしました。新しい材料やセンサー、エネルギーをためるしくみなどへの応用が期待されています。

目次
  1. 機械を「分子の大きさ」に
  2. ステップ1(1983年):分子の「くさり」
  3. ステップ2(1991年):軸を動く「輪」
  4. ステップ3(1999年):回りつづける「モーター」
  5. いまは「1830年代の電気モーター」
  6. 小さな世界の技術つながり
  7. まとめ

プレ男分子1個で「機械」がつくれるって聞いたんだけど、ほんとに動くの?

メル美分子の車「ナノカー」もあるらしいよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は分子マシンです。2016年のノーベル化学賞の発表をもとにまとめました。

機械を「分子の大きさ」に

ステップ1(1983年):分子の「くさり」

ステップ2(1991年):軸を動く「輪」

プレ男分子のエレベーターに、分子の筋肉!

ステップ3(1999年):回りつづける「モーター」

いまは「1830年代の電気モーター」

分子マシンは、分子の大きさでつくった機械です。くさり、エレベーター、モーター、ナノカーまでつくられました。いまは1830年代の電気モーターと同じ段階で、使い道はこれから広がっていくと考えられています。

小さな世界の技術つながり

プレ男100年後には、分子マシンの家電があるのかもね。

メル美電気モーターも、最初はおもちゃみたいだったんだね。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Chemistry 2016. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2016/press-release/ (閲覧日:2026年10月8日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。