ガジェット2026年10月7日

【テクノロジー解説】「量子ドット」ってなに?大きさだけで色が変わる、数千個の原子でできた小さな結晶。小さい粒ほど、より青い光を吸収する。テレビの「QLED」やLED照明、がんの手術の道しるべにも(2023年ノーベル化学賞)

量子ドットは、数千個ほどの原子でできた、とても小さな結晶です。大きさの関係は、サッカーボールと地球の関係と同じくらい。ふつう物質の性質は原子の種類で決まりますが、ナノの大きさになると「量子効果」で、粒の大きさによって色が変わります。1980年代はじめにエキモフ博士が色ガラスの中で、数年後にブルース博士が液体の中で量子効果を確かめ、1993年にバウェンディ博士がほぼ完璧な粒をつくる方法を開発しました(2023年ノーベル化学賞)。いまでは「QLED」のテレビやパソコンの画面、LED照明、生体組織の画像などに使われています。

目次
  1. 量子ドットは「とても小さな結晶」
  2. 大きさで、色が変わる
  3. 色ガラスの謎から始まった
  4. どこに使われている?
  5. 光の技術つながり
  6. まとめ

プレ男テレビ売り場で「QLED」って書いてあったんだけど、あれって何?

メル美「量子ドット」っていう技術らしいよ。ノーベル賞もとったんだって。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は量子ドットです。2023年のノーベル化学賞の発表と一般向け解説をもとにまとめました。

量子ドットは「とても小さな結晶」

大きさで、色が変わる

プレ男同じ物質で、大きさを変えるだけで色が変わるの!?絵の具じゃありえないね。

色ガラスの謎から始まった

どこに使われている?

ノーベル賞の発表によると、

量子ドットは、数千個ほどの原子でできた小さな結晶で、大きさによって色が変わります。テレビの画面やLED照明、医療の画像などに使われています。

光の技術つながり

プレ男テレビのきれいな色が、ナノの粒の大きさでつくられてたなんて。

メル美古代の色ガラスの謎がヒントになったのもロマンがあるね。

分子の大きさで「機械」をつくった研究は、「分子マシン」ってなに?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Chemistry 2023. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2023/press-release/ (閲覧日:2026年10月7日)
  2. The Royal Swedish Academy of Sciences. Popular science background: They added colour to nanotechnology (PDF). https://www.nobelprize.org/uploads/2023/12/popular-chemistryprize2023-3.pdf (閲覧日:2026年10月7日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。