ガジェット2026年10月5日

【テクノロジー解説】スマホのカメラの「目」CMOSセンサーってなに?光を電気に変える小さなマス目(画素)がならぶ。フィルムをなくしたCCDは2009年ノーベル物理学賞、その「ライバル」がCMOS

スマホのカメラで写真が撮れるのは、光を電気の信号に変える「イメージセンサー」があるからです。2009年のノーベル物理学賞は、最初に成功したデジタルのイメージセンサー「CCD」を1969年に発明したボイル博士とスミス博士に贈られました。光が当たると電子が出る「光電効果」(アインシュタインが理論化)を使い、切手ほどのシリコン板に何百万もの光のマス目(画素)がならびます。ノーベル賞の解説では、同じころに発明された「CMOS」はCCDより電気を使わず、携帯電話のカメラによく使われているとしています。しくみと歴史をやさしく解説します。

目次
  1. 写真を「電気」にした発明:CCD
  2. しくみ:光が当たると電子が出る
  3. CCDとCMOSのちがい
  4. 画素数が多いほど、いい写真?
  5. 写真をとるときの注意
  6. まとめ

プレ男新しいスマホ、「5,000万画素のCMOSセンサー」って書いてあった。数字が大きいほどすごいのはわかるけど、CMOSってなに?

メル美むかしはフィルムのカメラだったのに、いつから写真って電気になったんだろう?

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は、スマホやデジカメの「目」にあたるイメージセンサー、とくにCMOS(シーモス)センサーです。2009年ノーベル物理学賞の公式発表と、一般向け解説「The masters of light(光の名人たち)」をもとにまとめました。

写真を「電気」にした発明:CCD

ノーベル賞の発表によると、

この発明で、2人は2009年のノーベル物理学賞を受けました(同じ年、光ファイバーの研究でカオ博士も受賞)。

プレ男1969年って、人類が月に行った年だ!そのころから、いまのスマホのカメラの元があったのか。

しくみ:光が当たると電子が出る

一般向け解説によると、

CCDとCMOSのちがい

2009年の一般向け解説では、CMOSについて次のように説明しています。

メル美電気をあまり使わないから、スマホにぴったりだったんだね。

スマホのカメラの「目」は、光を電気に変える小さなマス目がならんだイメージセンサーです。フィルムをなくしたCCDは2009年のノーベル物理学賞。電気をあまり使わないCMOSが、携帯電話のカメラによく使われてきました。

画素数が多いほど、いい写真?

写真をとるときの注意

スマホで手軽にきれいな写真がとれるようになった一方で、SNSに投稿した写真から住んでいる場所がわかってしまうこともあります。投稿前のチェックはその写真で、家がバレるかもへ。スマホのカメラ部分をふくむ防水の注意はスマホの防水表示「IP68」の読み方へ。

プレ男アインシュタインの理論が、ポケットのスマホのカメラにつながってるなんて、ロマンがあるな。

メル美画素の数だけじゃないって、覚えておこう。

空撮にも使われるドローンのしくみと、社会での広がりは、【テクノロジー解説】ドローンってなに?へ。

同じ2009年に受賞した、世界のネットを運ぶガラスの糸は、【テクノロジー解説】光ファイバーってなに?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 2009. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2009/press-release/ (閲覧日:2026年10月5日)
  2. The Royal Swedish Academy of Sciences. The Nobel Prize in Physics 2009 — Information for the public: The masters of light. https://www.nobelprize.org/uploads/2018/06/popular-physicsprize2009.pdf (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。