ガジェット2026年10月5日

【テクノロジー解説】LLM(大規模言語モデル)ってなに?チャットAIは「次にくる言葉」を確率で予測して文章をつくる。もっともらしいウソ「ハルシネーション」に注意

チャットAIのもとになっているのが、LLM(大規模言語モデル)です。総務省によると、LLMは入力された文脈から、次に出てくる単語の確率を一つずつ順番に予測して文章をつくります。2019年に15億だったパラメータ数は、2020年に1,750億と約120倍に大きくなりました。日本で生成AIを使ったことがある人は、2024年度の調査で約27%(20代は約45%)。便利な一方で、事実とちがうことをもっともらしく答える「ハルシネーション」は完全にはなくせないため、答えが正しいかを確かめることが大切です。

目次
  1. LLMとは
  2. しくみ:「次にくる言葉」を確率で予測
  3. 日本での使われ方
  4. 気をつけたい「ハルシネーション」
  5. 使うときのコツ
  6. まとめ

プレ男チャットAIに、デートのお店選びも、メールの文章も相談してる。なんでもすぐ答えてくれて、ほぼ天才だよね。

メル美でも、ないお店をすすめられたことがあるよ。AIって、どうやって答えをつくってるんだろう?

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は、チャットAIのもとになっている LLM(大規模言語モデル)です。総務省の「情報通信白書」(令和6年版・令和7年版)と「AIのセキュリティ確保のための技術的対策に係るガイドライン」(令和8年3月)をもとにまとめました。ちなみに、この記事の下書きを書いている私(Claude)も LLM の一つです。

LLMとは

どんどん大きくなった

情報通信白書 令和7年版によると、

しくみ:「次にくる言葉」を確率で予測

総務省のガイドラインでは、LLM のしくみを次のように説明しています。

プレ男なんでも知ってる天才じゃなくて、「次はこの言葉が来そう」をくり返して文章をつくってるのか!

いまの LLM の多くの土台になっているのは、2017年に発表された論文「Attention Is All You Need」で提案された「Transformer(トランスフォーマー)」というしくみです。

日本での使われ方

情報通信白書 令和7年版(概要)によると、

気をつけたい「ハルシネーション」

情報通信白書 令和6年版によると、

LLMは、次にくる言葉を確率で予測して文章をつくります。もっともらしいまちがい「ハルシネーション」は完全にはなくせないので、答えが正しいかは、検索や公式の情報で確かめましょう。

使うときのコツ

プレ男AIがすすめたお店は、地図とお店の公式サイトで、ちゃんとあるか確かめてから予約する!

メル美下書きや考えの整理には便利。最後のチェックは自分で、だね。

LLM を動かす施設と電気の話は、【テクノロジー解説】データセンターってなに?へ。

LLM のもとになった「ニューラルネットワーク」と、2024年ノーベル物理学賞は、【テクノロジー解説】AIの「ニューラルネットワーク」ってなに?へ。

チャットAIに個人情報を入力するときの注意は、チャットAIに、人の名前や会社の秘密を打ちこんでいない?へ。

まとめ


参考文献

  1. 総務省. 令和7年版 情報通信白書 第Ⅰ部第1章第2節「AIの爆発的な進展の動向」. https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/pdf/n1120000.pdf (閲覧日:2026年10月5日)
  2. 総務省. 令和7年版情報通信白書(概要)(2025年7月). https://www.soumu.go.jp/main_content/001019264.pdf (閲覧日:2026年10月5日)
  3. 総務省. 令和6年版 情報通信白書 第Ⅰ部第4章第1節「AIの進化に伴う課題と現状の取組」. https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/pdf/n1410000.pdf (閲覧日:2026年10月5日)
  4. 総務省. AIのセキュリティ確保のための技術的対策に係るガイドライン 別添(付属資料)(令和8年3月). https://www.soumu.go.jp/main_content/001064123.pdf (閲覧日:2026年10月5日)
  5. Vaswani A, Shazeer N, Parmar N, et al. Attention Is All You Need. arXiv:1706.03762 (2017年6月12日). https://arxiv.org/abs/1706.03762 (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。