ガジェット2026年10月5日

【テクノロジー解説】光ファイバーってなに?髪の毛ほどのガラスの糸に光を閉じこめて、世界中のネットを運ぶ。地球を2万5千周以上する長さ、2009年ノーベル物理学賞

インターネットや電話のデータのほとんどは、髪の毛ほどの細さのガラスの糸「光ファイバー」の中を、光の点滅として流れています。2009年のノーベル物理学賞は、1966年に「ガラスをきわめて純粋にすれば、光を遠くまで送れる」と示したチャールズ・カオ博士に贈られました。1960年代のファイバーは20mで光が1%しか残りませんでしたが、いまは1kmで95%が残ります。世界中に敷かれた光ファイバーは10億km以上、地球を2万5千周以上する長さ。しくみと歴史をやさしく解説します。

目次
  1. 光ファイバーとは
  2. しくみ:光がガラスの中を「はね返りながら」進む
  3. カオ博士の発見:問題は「ガラスの純度」
  4. 世界をつなぐガラスの糸
  5. 写真とファイバーはセット
  6. まとめ

プレ男家のネット、「光回線」にしたら動画がサクサクになった。でも「光」って、本当に光が走ってるの?

メル美海の底にもケーブルが通ってるって聞いたことある!

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は光ファイバーです。2009年ノーベル物理学賞の公式発表と、一般向け解説「The masters of light(光の名人たち)」をもとにまとめました。同じ年の受賞のもう半分は、カメラの「目」になったイメージセンサーでした(CMOSセンサーってなに?)。

光ファイバーとは

しくみ:光がガラスの中を「はね返りながら」進む

プレ男光がガラスの中で、ピンボールみたいにはね返りながら進んでるのか!

カオ博士の発見:問題は「ガラスの純度」

世界をつなぐガラスの糸

光ファイバーは、髪の毛より細いガラスの糸に光を閉じこめて、データを運ぶ技術です。ガラスをきわめて純粋にすれば光を遠くまで送れると示したカオ博士が、2009年のノーベル物理学賞を受けました。

写真とファイバーはセット

ノーベル賞の解説では、イメージセンサーがデジタルの画像を毎日大量に生み出し、それを運べるだけの量のデータを送れるのは光ファイバーだけ、としています。スマホで撮った写真や動画を共有したり、クラウドやデータセンターにつないだりできるのは、この2つの発明の組み合わせのおかげです(データセンターってなに?)。

家でネットを使うときの Wi-Fi ルーターの安全な使い方は自宅のWi-Fiルーター、買ったまま使っていない?へ。

プレ男動画を見るたびに、海の底のガラスの糸を光が走ってるって考えると、ちょっと感動する。

メル美「ガラスをきれいにする」っていうシンプルなアイデアが、世界を変えたんだね。

レーザーの光で、原子核より小さいゆれをはかった実験は、【テクノロジー解説】重力波ってなに?へ。

光ファイバーに光を送りこむレーザーの物語は、【テクノロジー解説】レーザーってなに?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 2009. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2009/press-release/ (閲覧日:2026年10月5日)
  2. The Royal Swedish Academy of Sciences. The Nobel Prize in Physics 2009 — Information for the public: The masters of light. https://www.nobelprize.org/uploads/2018/06/popular-physicsprize2009.pdf (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。