ガジェット2026年10月5日

【テクノロジー解説】青色LEDってなに?赤と緑はあったのに、青だけが30年できなかった。青ができて白い照明が生まれ、電球の約20倍の明るさ効率。赤﨑勇・天野浩・中村修二の3氏が2014年ノーベル物理学賞

いまの部屋の照明、スマホの画面、信号機。身のまわりのLEDの白い光は、青色LEDの発明から生まれました。2014年のノーベル物理学賞は、1990年代初めに明るい青色LEDをつくった赤﨑勇博士・天野浩博士・中村修二博士に贈られました。赤と緑のLEDは50年近く前からありましたが、白い光をつくるのに必要な青は30年間だれも実現できませんでした。ノーベル賞の発表によると、LED照明の効率は1ワットあたり300ルーメンをこえ、電球(16)の約20倍、蛍光灯(約70)の4倍以上。寿命は最大10万時間です。しくみと物語をやさしく解説します。

目次
  1. 「青」がなければ、白い光はつくれない
  2. 3人の挑戦:「窒化ガリウム」を信じて
  3. LEDの白い光はどうつくる?
  4. 電球や蛍光灯とくらべると
  5. 家の照明もLEDへ
  6. まとめ

プレ男部屋の照明をLEDにしたら、電気代が下がった気がする。でもなんで「青色」LEDがノーベル賞なの?照明は白いのに。

メル美たしか日本人の3人がとったんだよね。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は青色LEDです。2014年ノーベル物理学賞の公式発表と、一般向け解説をもとにまとめました。

「青」がなければ、白い光はつくれない

プレ男だから「青」がノーベル賞なのか!最後のピースだったんだ。

3人の挑戦:「窒化ガリウム」を信じて

LEDの白い光はどうつくる?

ノーベル賞の解説によると、白いLED照明のつくり方は2つあります。

  1. 青い光で蛍光体を光らせて、赤や緑の光を出させ、まぜて白にする
  2. 赤・緑・青の3つのLEDをならべ、目の中で白にまぜる

電球や蛍光灯とくらべると

明るさの効率(1ワットあたりのルーメン) 寿命の目安
LED 300をこえる(記録) 最大10万時間
蛍光灯 70近く 約1万時間
電球(白熱電球) 16 約1,000時間

赤と緑はあったのに、青だけが30年できなかった。その青色LEDを日本の3人が実現し、白いLED照明が生まれました。電球の約20倍の効率で、寿命も長い照明が、世界中に広がっています。

家の照明もLEDへ

蛍光ランプは2027年末までに製造・輸出入が終わります。家の蛍光灯をLEDに替えるときの注意は、蛍光灯は2027年末で製造終了。LEDにするなら「器具ごと」が安心へ。

プレ男部屋の白い光の中に、青色LEDが入ってるのか。みんながあきらめた材料を信じつづけたのが、かっこいい。

メル美電気のない地域の人の暮らしも変えられるって、すごいね。

大きさだけで光の色を変える、テレビの画面のナノの粒は、「量子ドット」ってなに?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Physics 2014. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2014/press-release/ (閲覧日:2026年10月5日)
  2. The Royal Swedish Academy of Sciences. The Nobel Prize in Physics 2014 — Popular information. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2014/popular-information/ (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。