ガジェット2026年10月5日

【テクノロジー解説】リチウムイオン電池ってなに?スマホもEVも、リチウムイオンが行ったり来たりして充電・放電。日本の吉野彰博士らが2019年ノーベル化学賞、1991年に発売

スマホ、ノートPC、電気自動車、そして太陽光や風力の電気をためる蓄電池。私たちの「ワイヤレス」な暮らしを支えるのがリチウムイオン電池です。2019年のノーベル化学賞は、1970年代の石油危機のなかで最初のリチウム電池をつくったウィッティンガム博士、1980年に4ボルトを出す正極材料を見つけたグッドイナフ博士、1985年に安全で実用的な電池をつくった吉野彰博士に贈られました。電極が化学反応でこわれるのではなく、リチウムイオンが行き来するだけなので、何百回も充電できます。しくみと歴史、使うときの注意をやさしく解説します。

目次
  1. 社会を「ワイヤレス」にした電池
  2. 主役は「リチウム」
  3. 3人の研究がつながった
  4. しくみ:イオンが「行ったり来たり」
  5. 使うときの注意
  6. まとめ

プレ男スマホもワイヤレスイヤホンもモバイルバッテリーも、ぜんぶ「リチウムイオン電池」って書いてある。なんでこればっかりなの?

メル美日本人がノーベル賞をとった技術だよね!

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回はリチウムイオン電池です。2019年ノーベル化学賞の公式発表と、一般向け解説「They developed the world’s most powerful battery(世界でいちばんパワフルな電池を開発した)」をもとにまとめました。

社会を「ワイヤレス」にした電池

ノーベル賞の発表によると、リチウムイオン電池は、

主役は「リチウム」

3人の研究がつながった

1970年代:ウィッティンガム博士の「最初のリチウム電池」

1980年:グッドイナフ博士の「4ボルト」

1985年:吉野彰博士の「実用的な電池」

プレ男危なすぎた金属リチウムを、炭素に置きかえたのが決め手だったのか!

しくみ:イオンが「行ったり来たり」

リチウムイオン電池は、リチウムイオンが正極と負極のあいだを行き来することで、何百回も充電できる電池です。日本の吉野彰博士らが2019年のノーベル化学賞を受けました。

使うときの注意

便利な一方で、リチウムイオン電池は、つぶれる・傷つく・熱くなると、発火することがあります。

プレ男ポケットの中の電池に、50年分の研究がつまってるんだね。大事に使おう。

メル美太陽光の電気をためるのにも使えるって、未来の電気にも欠かせないんだね。

太陽の電気をつくる側の新しい技術は、ペロブスカイト太陽電池ってなに?へ。

リチウムイオン電池で走る電気自動車が世界でどれくらい広がっているかは、電気自動車(EV)は世界でどれくらい走ってる?へ。

まとめ


参考文献

  1. The Royal Swedish Academy of Sciences. Press release: The Nobel Prize in Chemistry 2019. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2019/press-release/ (閲覧日:2026年10月5日)
  2. The Royal Swedish Academy of Sciences. Popular information: They developed the world’s most powerful battery. NobelPrize.org. https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2019/popular-information/ (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。