【テクノロジー解説】電気自動車(EV)は世界でどれくらい走ってる?2025年は世界の新車の4台に1台、2,000万台超がEV。中国は約55%、ヨーロッパは28%。2035年には約5億台に【IEA】
IEA(国際エネルギー機関)の「Global EV Outlook 2026」によると、2025年の世界の電気自動車(EV)の販売は20%ふえて2,000万台をこえ、新車の4台に1台がEVになりました。中国では新車の約55%、ヨーロッパでは28%、米国では10%弱。2025年のEVは、1日あたり約170万バレルの石油の消費を減らしました。走るコストが安いのもEVの特徴。2026年は2,300万台(新車の28%)の見通しで、2035年には世界のEVが約5億1,000万台にふえるとしています。電池の技術と合わせてやさしく解説します。

プレ男電気自動車って、日本ではまだあんまり見かけない気がするけど、世界ではどうなの?

メル美中国やヨーロッパでは、すごくふえてるって聞いたよ。
こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は電気自動車(EV)です。IEA(国際エネルギー機関)の「Global EV Outlook 2026」の要約(Executive summary)をもとにまとめました。
2025年:新車の4台に1台がEV
IEA によると、
- 2025年、世界の電気自動車の販売は20%ふえて2,000万台をこえ、新車の4台に1台が電気自動車になりました
- 地域別の新車にしめる割合は、
- 中国:約55%
- ヨーロッパ:28%(30%以上ふえた。EU の CO2 基準が厳しくなったことが背景)
- 米国:10%弱
- 東南アジア:約20%(販売が2倍以上に)
- 100か国以上で販売がふえ、そのうち3分の1の国では新車の10%以上が電気自動車でした
- 世界の電気自動車の60%は、中国のメーカーが供給しました

プレ男中国では新車の半分以上が電気自動車!想像以上だ。
石油の消費を減らし、走るコストも安い
- 2025年、世界の電気自動車は、1日あたり約170万バレルの石油の消費を減らしました
- 道路の交通は、いまの石油の需要の半分近くをしめています
- 電気自動車は、効率が高いので、一般にガソリン車などより走るコストが安いとされています
これから
- 2026年の電気自動車の販売は2,300万台(新車の28%)の見通しです
- 新しい政策がなくても、世界の電気自動車(二輪・三輪をのぞく)は、2035年には2025年の6倍以上、約5億1,000万台にふえる見通しです
- IEA の検討シナリオでは、2035年に新車の約50%が電気自動車になるとしています
- トラックの電動化も進み、2025年は世界のトラック販売の9%が電気トラックでした

2025年、世界の新車の4台に1台が電気自動車になりました。電気自動車は石油の消費を減らし、走るコストも安いのが特徴です。2035年には世界で約5億台にふえる見通しです。
電気自動車を支える技術
- 電気自動車を動かす電池は、日本の吉野彰博士らがノーベル賞を受けたリチウムイオン電池です(リチウムイオン電池ってなに?)
- 車の運転を助ける自動運転の技術:自動運転の「レベル」ってなに?
- 電気をつくる側の新しい技術:ペロブスカイト太陽電池ってなに?

プレ男次に車を買いかえるとき、電気自動車も候補に入れて調べてみよう。

メル美トラックまで電気になっていくんだね。
電気で走る鉄道の大動脈と、浮いて走るリニアについては、東海道新幹線とリニアへ。
まとめ
- 2025年、世界の電気自動車の販売は2,000万台超、新車の4台に1台
- 中国約55%、ヨーロッパ28%、米国10%弱、東南アジア約20%
- 2025年の電気自動車は、1日約170万バレルの石油を減らした。走るコストが安い
- 2026年は2,300万台(28%)の見通し。2035年に世界で約5億1,000万台
- 電池はリチウムイオン電池
参考文献
- International Energy Agency (IEA). Global EV Outlook 2026 — Executive summary. https://www.iea.org/reports/global-ev-outlook-2026/executive-summary (閲覧日:2026年10月5日)
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