【テクノロジー解説】東海道新幹線は1964年の開業から約70億人を運び、車内の乗客の死傷事故はゼロ。平均の遅れは1列車あたり1.6分。東京〜大阪のエネルギーは飛行機の約1/8。次は時速603kmの超電導リニア【JR東海】
東京・名古屋・大阪を結ぶ東海道新幹線。JR東海によると、1964年の開業から約70億人が利用し、開業以来、列車に乗っている乗客の死亡・負傷事故はありません。2023年度の平均の遅れは、自然災害などもふくめて1列車あたり1.6分。1日372本、43万2,000人を運び、東京〜大阪の1席あたりのエネルギーは飛行機の約8分の1、CO2は約12分の1です。そして次の世代、超電導リニアは、地上から10cm浮いて走り、2015年に有人で時速603kmの世界記録を出しました。

プレ男新幹線って、すごく本数が多いのに、ほとんど遅れないよね。どうなってるの?

メル美リニアは浮いて走るって聞いたけど、どれくらい速いんだろう。
こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は新幹線と超電導リニアです。JR東海(東海旅客鉄道)の公式サイトと資料をもとにまとめました。
約70億人を運んだ「大動脈」
JR東海によると、
- 東海道新幹線は、1964年の開業から約70億人が利用し、日本の3大都市圏(東京・名古屋・大阪)を結ぶ交通の大動脈として、日本の経済成長を支えてきました
- 開業以来、列車に乗っている乗客の死亡・負傷事故はありません
- 安全のために、人の教育・訓練と、安全設備への投資を続けています
遅れは平均1.6分
- 平均の遅れ:1列車あたり1.6分(2023年度。自然災害などによる遅れもふくむ)
- 東京〜新大阪:最速2時間21分(2023年3月のダイヤ改正時点)
- 1日の本数:372本(2023年度。臨時列車もふくむ)
- 1日の利用者:43万2,000人(2023年度)
- 1列車の座席:1,318席(2021年4月に入った N700S は1,314席)

プレ男台風や雪の遅れもふくめて、平均1.6分!?
環境にもやさしい
- 東京〜大阪を移動するときの1席あたりのエネルギーは、飛行機の約8分の1
- CO2 の排出は、約12分の1です
次の世代:地上から10cm浮く「超電導リニア」
JR東海の超電導リニアの資料によると、
- ふつうの鉄道は、車輪とレールの摩擦で進みますが、超電導リニアはふれずに走ります
- 車両の超電導磁石と地上のコイルのあいだの磁力で、地上から約10cm浮いて走ります
- 研究は1962年、「東京〜大阪を1時間で結ぶ次世代の超高速鉄道」としてはじまりました。1972年にはじめて浮いて走ることに成功しました
- 山梨リニア実験線(42.8km)で、2015年4月、1日で4,064kmを走る試験と、有人で時速603kmの世界最高速度を記録しました(2015年6月、ギネス世界記録に認定)
- 2017年2月、国土交通省の評価委員会は、「営業線に必要な技術開発は完了した」と評価しました
- JR東海は、中央新幹線の開業に向けて、技術のみがきあげとコスト削減を続けるとしています

東海道新幹線は1964年の開業から約70億人を運び、乗客の死傷事故はゼロ、平均の遅れは1列車あたり1.6分です。次の世代の超電導リニアは、地上から約10cm浮いて走り、時速603kmの世界記録を出しました。
乗りものの技術つながり
- 電気で走る車:電気自動車(EV)は世界でどれくらい走ってる?
- 運転を機械にまかせる:自動運転の「レベル」ってなに?
- 飛行機を飛ばすエンジン:ガスタービンってなに?

プレ男60年以上、乗客の死傷事故ゼロって、本当にすごい技術と努力だね。

メル美浮いて時速603km…いつか乗ってみたい!
まとめ
- 東海道新幹線は1964年開業、約70億人が利用
- 開業以来、乗客の死亡・負傷事故はゼロ
- 平均の遅れ1.6分、1日372本・43万2,000人(2023年度)
- 東京〜大阪の1席あたりエネルギーは飛行機の約1/8、CO2 は約1/12
- 超電導リニアは約10cm浮いて走り、時速603kmの世界記録(2015年)
参考文献
- Central Japan Railway Company. About the Shinkansen. https://global.jr-central.co.jp/en/company/about_shinkansen/ (閲覧日:2026年10月6日)
- Central Japan Railway Company. Superconducting Maglev(PDF). https://global.jr-central.co.jp/en/company/_pdf/superconducting_maglev.pdf (閲覧日:2026年10月6日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。