ガジェット2026年10月5日

【テクノロジー解説】自動運転の「レベル」ってなに?レベル2までは運転者が主役、レベル3から車のシステムが運転を代わる。運転者のいらない「レベル4」は2023年に国内初の認可、法律も改正【国土交通省・警察庁】

「自動運転レベル2搭載」「レベル4のバス」。ニュースや車の広告で見る自動運転のレベルを、国土交通省の資料をもとに解説します。レベル1・2は運転者が運転操作の主体で、システムは手助け(運転支援車)。レベル3は限られた条件の中でシステムが運転操作をすべて代わりますが、システムが警報を出したら運転者が応答しなければなりません。レベル4は限られた条件の中なら運転者がいらず、困ったら車が安全に止まります。2023年3月、福井県永平寺町の車両が国内初のレベル4に認可され、4月には運転者のいない「特定自動運行」の許可制度が始まりました。

目次
  1. 自動運転の「レベル」
  2. 国内初の「レベル4」:福井県永平寺町
  3. 法律も変わった:「特定自動運行」
  4. 自動運転を支える技術
  5. まとめ

プレ男新しい車の広告に「レベル2の運転支援」って書いてあった。もう自動運転だから、運転中にスマホを見てても大丈夫なのかな?

メル美ちょっと待って!「レベル」によって、運転する人の役目がちがうはずだよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 「テクノロジー解説」、今回は自動運転です。国土交通省の「自動運転車両の呼称」「国内初!運転者を必要としない自動運転車(レベル4)の認可について」と、警察庁の「令和7年版 警察白書」をもとにまとめました。

自動運転の「レベル」

国土交通省の資料では、次のように整理しています(運転操作=認知・予測・判断・操作)。

レベル どんな状態? 運転操作の主体 車の呼び名
1 アクセル・ブレーキかハンドル、どちらかが部分的に自動 運転者 運転支援車
2 アクセル・ブレーキとハンドル、両方が部分的に自動 運転者 運転支援車
3 限られた条件の中で、システムが運転操作をすべて代わる。ただし、正常に働かないおそれがあると警報が出るので、運転者が応答しなければならない システム(困難なときは運転者) 条件付自動運転車(限定領域)
4 限られた条件の中で、システムが運転操作をすべて代わる システム 自動運転車(限定領域)
5 システムが運転操作をすべて代わる システム 完全自動運転車

プレ男レベル2は「運転支援車」で、運転しているのはあくまで自分なんだ…。スマホを見ちゃダメだね。

国内初の「レベル4」:福井県永平寺町

国土交通省によると、

法律も変わった:「特定自動運行」

警察白書(令和7年版)によると、

自動運転のレベル1・2は「運転支援」で、運転しているのは人です。レベル4は、限られた条件の中なら運転者がいらず、困ったら車が安全に止まります。日本では2023年から、運転者のいないレベル4の移動サービスが始まっています。

自動運転を支える技術

この解説シリーズの関連する技術です。

警察白書では、自動運転の技術は交通事故の削減や渋滞の緩和などに有効と考えられる、としています。

プレ男レベル2は「支援」だから、ハンドルを持って前を見る。運転の主役は自分!

メル美運転者のいないバスが走る地域、これからふえていくのかな。

まとめ


参考文献

  1. 国土交通省. 自動運転車両の呼称(ASV推進検討会 資料). https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/report06/file/siryohen_4_jidountenyogo.pdf (閲覧日:2026年10月5日)
  2. 国土交通省. 国内初!運転者を必要としない自動運転車(レベル4)の認可について(報道発表資料). https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000442.html (閲覧日:2026年10月5日)
  3. 警察庁. 令和7年版 警察白書 第5項「ITSの推進と自動運転の実現に向けた取組」. https://www.npa.go.jp/hakusyo/r07/honbun/html/bb5545000.html (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。