プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 06 / IMMUNITY

おたふくかぜは大人がかかると重くなりやすい思春期以降の男性の14〜35%に精巣炎。ムンプス難聴は数百〜千人に1人で、治りにくい。日本ではワクチンは任意接種。2026年5月にMMRワクチンが承認

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2026年10月5日
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医師 監修

国立健康危機管理研究機構・国立感染症研究所の「おたふくかぜワクチン ファクトシート 第2版」(2026年6月改訂)によると、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎、ムンプス)の合併症は子どもより思春期・大人のほうが重く、思春期以降に初めてかかると男性の14〜35%に精巣炎、女性の5%に卵巣炎が起こります。精巣炎で精子が減ることはあっても、不妊の原因になるのはまれです。ムンプス難聴は数百人から千人に1人とも言われ、治りにくい合併症です。約30%は症状が出ないままうつします。日本ではワクチンは長く任意接種で、2026年5月には新しい麻しん・おたふくかぜ・風しん混合(MMR)ワクチンが承認されました。

目次
  1. おたふくかぜとは
  2. 大人がかかると、合併症が重くなりやすい
  3. ワクチン
  4. まとめ

プレ男甥っ子がおたふくかぜになったんだ。ぼく、子どものころにかかったか覚えてない…。大人がかかると、男はタマがやばいって本当?

メル美わたしも、ワクチンを打ったか母子手帳を見ないとわからないな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、大人のおたふくかぜの話です。国立健康危機管理研究機構(JIHS)の感染症情報提供サイト「流行性耳下腺炎」(2025年11月27日更新)と、JIHS・国立感染症研究所の「おたふくかぜワクチン ファクトシート 第2版」(2026年6月19日改訂)をもとにまとめました。

おたふくかぜとは

大人がかかると、合併症が重くなりやすい

ファクトシートは、おたふくかぜの合併症は「小児よりも思春期・成人においてより重篤」としています。

合併症 頻度(ファクトシートより)
精巣炎(思春期以降の男性) 14〜35%
卵巣炎(思春期以降の女性) 5%
無菌性髄膜炎 1〜10%(ふつうは後遺症なく治る)
ムンプス脳炎 0.02〜0.5%(治りにくい)
ムンプス難聴 0.01〜0.5%。近年の国内の調査では数百人から千人に1人とも(治りにくい)

プレ男精巣炎は14〜35%もあるんだ。でも、不妊の原因になるのはまれなんだね。難聴のほうが治りにくいのか…。

ワクチン

おたふくかぜは、大人がかかると精巣炎や難聴などの合併症が重くなりやすい病気です。かかったことやワクチンの記録がわからない大人は、医療機関で相談しましょう。

メル美母子手帳を確認して、わからなかったら病院で相談してみよう。プレ男くんもね。

まとめ


参考文献

  1. 国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト. 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ、ムンプス)(更新日:2025年11月27日). https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/mumps/index.html (閲覧日:2026年10月5日)
  2. 国立健康危機管理研究機構, 国立感染症研究所. おたふくかぜワクチン ファクトシート 第2版(令和8年6月19日改訂). https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001713315.pdf (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。