PLAYER HEALTH — VITAL CHECK
遊び続けるからだ。
健診、食事、お酒とたばこ、睡眠、運動、ワクチン、体の不調。人生を長く遊ぶための体のことを、公的機関とガイドラインにもとづいて点検します。
DASHBOARD
10つの点検項目
319本の記事を、10つの項目に。気になる項目から見てください。
CHECK 01 / CHECKUP
健診・生活習慣病
血圧、コレステロール、血糖、がん検診。数字の読み方と、受けるタイミング。
35 本
- 朝の家庭血圧は「起きて1時間以内・トイレのあと・朝食と薬の前・座って1〜2分」日本高血圧学会の「血圧朝活」。朝の血圧が130以上で脳卒中・心臓病のリスクが上がり、続くなら医療機関へ
- 健診の前日は、お酒と激しい運動をひかえる午前の健診なら10時間以上、水以外は口にしない:食べてから採血すると血糖・中性脂肪は「随時」の基準で判定(随時中性脂肪は175以上で保健指導レベル)
- 特定健診(メタボ健診)を受けた人は59.9%(2023年度)会社の健保組合は82.9%なのに、国民健康保険は38.2%、40代前半の国保の男性は19.2%。家族(被扶養者)は39.2%
- 会社の健康診断、20〜30代は何を調べる?法律で決まった11項目のうち、血液検査と心電図は「35歳未満と36〜39歳」なら医師の判断で省略できる。35歳と40歳以上はこの省略の対象外
- お酒もウイルスも関係ないのにALT・ASTが高い「自己免疫性肝炎」免疫が自分の肝臓を攻撃する。50〜60歳代の女性に多く、14年で患者数は約3倍の約3万人。自覚症状がなく健診で見つかることが多い。ステロイドがよく効くが、自己判断でやめると再燃
- 糖尿病とうつ病はおたがいを悪くする糖尿病の人の約30%にうつ症状。両方あると死亡率は1.6倍、医療費は4.5倍、合併症も悪化しやすい。両方ある人の約半数は、うつ病に気づいていない
- 心臓の筋肉の縮む力が落ちて、左心室が広がる「拡張型心筋症」動悸・息苦しさ・疲れやすさから始まる。男性に2.6倍多く、60歳前後に多い。1週間で2〜3kg以上体重が増えたら心不全の悪化を疑って早めに受診。塩分・お酒・たばこに注意
- 心臓病・脳卒中とうつ心臓病の人の5人に1人(15〜23%)、脳卒中の13〜22%がうつ病を経験。ストレスやうつは心筋梗塞の引き金にも。うつがあると薬や運動が続かず、リハビリの意欲も落ちやすい
- 健診の心電図異常や心雑音で見つかる「肥大型心筋症」高血圧などの原因がないのに心臓の筋肉が厚くなる。500人に1人という報告も。多くは無症状だが、若い人では運動中の突然死の原因にも。約半数は家族内で発症
- 健診の尿検査で血尿・たんぱく尿を言われたら「IgA腎症」のことも腎生検で診断がつく病気でいちばん多く、約33,000人。初期は無症状。のどのかぜのあとにコーラ色の尿が出ることも。減塩・禁煙・減量がすすめられる
- まぶたや足が急にむくむ「ネフローゼ症候群」尿にたんぱくがたくさん出て、血液のたんぱくが減り、むくみが起こる。原因のはっきりしない一次性は毎年6,000〜7,000人が発症。40歳くらいまでは微小変化型、高齢では膜性腎症が多い
- 腎臓に水のたまった袋がたくさんできる「多発性嚢胞腎」遺伝する腎臓の病気で、全国に約31,000人。初めは症状がないが、おなかの張り、血尿、高血圧、くも膜下出血の原因の脳動脈瘤も。60歳ごろまでに約半数が腎不全に。脱水をさけ、塩分と血圧に注意
- 健診でALPやγ-GTPが高いと言われた中年女性は「原発性胆汁性胆管炎(PBC)」のことも:肝臓の中の細い胆管が免疫で壊れる病気。50〜60歳の女性に多く、全国に約37,000人。自覚症状がない段階で見つけて薬を続ければ、ふつうの生活が送れる
- 黄疸・皮膚のかゆみ、健診の肝機能異常で見つかる「原発性硬化性胆管炎(PSC)」胆管が狭くなり胆汁が滞る。20歳代と60歳代に多く、約2,300人で10年で約2倍。約40%に潰瘍性大腸炎などを合併、胆管がんにも注意
- 「特定保健指導」の案内が来たら、生活を切りかえるチャンスメタボの人は3か月の「積極的支援」、予備群は「動機付け支援」。ほとんどの場合は無料。「健診」と「検診」のちがいも
- 目の中の静脈がつまる「網膜静脈分枝閉塞症」突然、視野の上か下の半分が見えにくくなる・ゆがむ。主な原因は高血圧と動脈硬化。予防は内科で血圧・血糖・脂質をきちんと管理すること
- 健診で「貧血」と言われたら多いのは鉄欠乏性貧血。立ちくらみ(脳貧血)とは別もの。急に出てきた貧血は、消化管のがんや血液の病気が隠れていることも。男性の貧血は「たかが貧血」にしない
- 健診の血圧、いくつから受診?160/100以上は「すぐに受診」、140/90以上は生活を見直して1か月後に再検査(ほかの病気や危険因子があればすぐ受診)。130/85以上でも脳卒中・心臓病の危険は1.5〜2倍
- 健診で「尿たんぱく陽性」「eGFRが低い」と言われたら慢性腎臓病(CKD)のサイン。尿たんぱく1+以上かeGFR45未満は受診を。CKDの人は透析が必要になりやすさ10倍以上、脳卒中・心臓病の危険2倍以上
- 健診の心電図で「心房細動の疑い」と言われたら、すぐ受診を脳梗塞の危険は約5倍、心臓の血のかたまりが詰まるタイプでは10倍以上。「不整脈」「左室肥大」と言われたときの考え方も
- 健診の「眼底検査」で何がわかる?目の奥の血管に、高血圧や糖尿病の影響が見える。高血圧の変化がある人は脳卒中などの危険が最大2倍程度から2倍以上。糖尿病の人は異常がなくても年1回は眼科へ
- 肝炎ウイルス検査は「一生に一度」受けておきたいB型のキャリアは約94万人、C型は約48万人。自覚症状がなく、放っておくと肝硬変・肝がんに。保健所などで無料で受けられる
- 健診のコレステロール・中性脂肪、いくつから受診?LDL 180以上か中性脂肪500以上は「早めに受診」。LDL 140〜179・中性脂肪300〜499は生活を見直して3〜6か月後に再検査。糖尿病・高血圧・喫煙などがあれば早めに相談
- 健診で「γ-GT(γ-GTP)が高い」「ALTが高い」と言われたらγ-GTは51から保健指導、101から受診勧奨。AST・ALTは31から保健指導、51から受診勧奨。肝臓は「沈黙の臓器」
- 糖尿病の人は、毎日「足を見る」感覚が鈍くなり、傷や水虫、低温やけどに気づきにくい。放っておくと潰瘍や壊疽に。靴・靴下・爪の切り方のコツ
- 国がすすめる5つのがん検診、何歳から何年ごと?子宮頸がんは20歳から2年ごと、乳がんは40歳から2年ごと、大腸・肺は40歳から毎年、胃は50歳から2年ごと。多く受ければいいわけではない
- 健診で「LDLコレステロールが高い」140以上は高LDL血症。まず減らすのは卵より「肉の脂身・バター」などの飽和脂肪酸。中性脂肪は甘いもの・お酒・糖質
- 大腸がん検診は40歳から毎年便を2日分とるだけ。「要精密検査」は1日分でも必ず内視鏡へ、「痔のせい」「もう一度便の検査」はNG。男性で2番目に多いがん
- 糖尿病は「症状が出たときには進んでいる」男性の17.7%が糖尿病の疑い。健診のHbA1c 5.6%・空腹時血糖100で要注意。やせていても油断しない
- 「脂肪肝ですね」と言われたらお酒を飲まなくてもなる。全国で1,000万人以上。1〜2割は肝硬変・肝がんへ進むことも。体重の7%減が目標
- 健康診断で「尿酸値が高い」7.0mg/dLを超えると高尿酸血症。成人男性の20%。「焼酎なら大丈夫」「低プリン体ビールなら大丈夫」ではない
- 高血圧は20歳以上の約2人に1人日本人の最大の原因は「塩のとりすぎ」。ラーメンの汁を全部飲むと約6g。家で測るなら135/85が目安
- 健診で「PSAが高い」と言われたら前立腺がんとは限らない。前立腺肥大症や前立腺炎、射精や長時間の運転でも上がることも。まずは泌尿器科へ
- 胃がんとピロリ菌男性は女性の2倍以上かかる。除菌で胃がんのリスクは確実に下がるけれど、ゼロにはならない。除菌後も胃の検査を
- 「顔・腕・言葉」がおかしいと思ったら、すぐ救急車脳卒中は1分1秒を争う。胸の激痛が20分以上続くなら心筋梗塞のことも
CHECK 02 / FOOD
食事
外食、間食、たんぱく質、野菜と果物。無理なく続く食べ方。
17 本
- 朝ごはん、食べてる?20〜30代の5人に1人は「ほとんど食べない」(2025年の国の調査)。朝食を抜くと体内時計が遅れ、寝つきが悪くなり睡眠不足に。食べない理由のトップは「朝、食欲がない」
- カルシウム、足りてる?20代男性の推奨量は1日800mg、女性は650mg。実際の平均は20代男性443mg・女性389mgで、推奨量の5〜6割(2024年)。牛乳コップ1杯で約220mg、小松菜・豆腐・しらす・ひじきも
- 飲み会の前と最中に食べる空腹で強いお酒を飲むと血中アルコール濃度が高くなりやすい。食べながら・薄めて・合間に水を。お酒そのものも1gで7kcal、9%の缶チューハイ500mLで約250kcal。締めの夜食は眠りのじゃまにも
- ハム・ソーセージは「発がん性あり」って本当?WHOの専門機関は加工肉を大腸がんの原因(グループ1)、牛・豚などの赤肉を「おそらく原因」(2A)と判定。ただし日本人の平均的な量なら影響は「無いか、あっても小さい」(国立がん研究センター)
- 「中年太り」は基礎代謝の低下も一因体重70kgの男性なら、20歳代と50歳代で基礎代謝は1日約175kcalちがう。主な理由は筋肉などの減少。体を動かすことで、筋肉の減少を遅らせ、消費エネルギーを保てる
- 高齢になったら「やせすぎ」に注意65歳以上の低栄養傾向(BMI20以下)は男性12.2%・女性22.4%。高齢者の目標BMIは21.5〜24.9と高め。1日3食、毎食たんぱく質を。低栄養はフレイルや転倒のもと
- 砂糖は1日どのくらいまで?WHOは「遊離糖類」を1日のエネルギーの10%未満に、できれば5%未満(約25g、小さじ6杯)にと推奨。炭酸飲料1缶で最大40g。果汁100%ジュースやはちみつもふくまれる
- 日本人の食事のいま(2023年)食塩は1日9.8g(目標7g)、野菜は256g(目標350g)で20代がいちばん少ない。主食・主菜・副菜を1日2回以上そろえる人は男性45.7%・女性47.1%
- カフェインはどこまでOK?日本には1日の許容量の基準はない。欧州の評価では健康な大人は1日400mgまで・1回200mgまでなら懸念なし。エナジードリンクとコーヒーの重ね飲み、お酒との組み合わせに注意
- 便秘と食物繊維日本人の大人の食物繊維は1日18.1gで、目標(男性20g以上・女性18g以上)に届かない人も多い。まずは1日プラス3〜4gを。主食を麦ごはんやそばに、みそ汁を具だくさんに
- 水は1日どのくらい飲めばいい?日本人の大人の水分摂取は平均約2.2L、その約半分は食べ物から。国の「目安量」は根拠が足りず決められていない。高齢者の熱中症対策は飲み物で1日1.2Lが目安
- 食物繊維は、便秘予防だけじゃない糖尿病・大腸がん・心筋梗塞・脳卒中のリスク低下とも関連。日本人の平均は1日18.1g、理想は25g以上。まずは「あと3〜4g」
- ひとり暮らしの防災、食べものは足りてる?最低3日分、できれば1週間分。いつもの食品を多めに買って食べたら買い足す「ローリングストック」と、たんぱく質・野菜の備え
- 外食・コンビニ飯でも「主食・主菜・副菜」野菜は1日350gが目標、でも日本人の平均は256g。丼や麺だけの日は副菜を1品プラス。小鉢の唐揚げは副菜にならない
- 果物、1日200g食べてる?日本人の平均は約93g、4割は1日まったく食べていない。りんごなら1個、バナナなら2本。ジュースより生のままで
- 夜勤・シフト勤務の食事のコツ夜遅い食事は血糖が上がりやすい。おにぎりだけ・カップ麺だけは避けて、食事の時刻はなるべく一定に。夕方に一部を食べる「分割食」も
- お菓子は1日200kcalが目安シュークリーム1個で約200kcal。お菓子で600kcalとると、1日の3分の1に。食べすぎた日の次の日は控えめに、で調節
CHECK 03 / ALCOHOL & SMOKING
お酒・たばこ
赤くなる体質、飲酒運転、加熱式たばこ。楽しむ前に知っておくこと。
23 本
- お酒と糖尿病飲みすぎは血糖を上げ、肝硬変やすい炎まで進むと命に関わる低血糖も。インスリンや血糖を下げる薬を使う人はとくに血糖が不安定に。いちばんの原因は「飲みすぎ・食べすぎ」のカロリー過多
- お酒と心臓・脳平均2合以上で不整脈の心房細動のリスクが約2倍、脳出血は飲む量に比例して増える。長く飲み続けると血圧が上がる。血液をさらさらにする薬や不整脈の薬を飲んでいる人は主治医に相談
- お酒と胃腸大腸がんのリスクは1日に日本酒1〜2合で1.42倍、4合以上で2.96倍。男性の大腸がんの4分の1は1日23g以上の飲酒が原因。胃がんも「アルコール関連がん」に。胃を切った人は酔いが約2倍に
- 指先の冷え・しびれ、歩くと足が痛む「バージャー病」手足の細い血管がつまる病気。男女比8対1で圧倒的に男性、ほとんどが喫煙者で30〜40歳代に多い。たばこを吸い続けるとどんな治療も効かない。治療の基本は禁煙
- せき・たん・息切れが続く喫煙者は「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」に注意リスクの9割は喫煙。日本では受診していない人が500万人以上、年に約1万8,000人が亡くなる。予防できる病気
- 酔ったあとの事故は運転だけじゃない駅の階段やホームからの転落、飲んだあとのお風呂、屋外での寝込みによる凍死、吐いたものでの窒息。歩行中の死亡事故では、高齢者以外の違反の23%が「酩酊など」
- お酒・たばこ・ステロイドと関係する「特発性大腿骨頭壊死症」脚の付け根の骨の先端の一部に血が通わなくなる。男性は40歳代に多く、年に約2,000〜3,000人が新たに発症。純アルコールで週320gを超える飲酒が6か月以上続くと「アルコール関連」
- たんの出ないせきと、階段・坂道での息切れ「特発性間質性肺炎」肺の壁が厚く硬くなる。いちばん多い特発性肺線維症は50歳以上の男性に多く、ほとんどが喫煙者。初期は無症状なので年1回の胸部X線を。かぜのあと急に悪くなる「急性増悪」に注意
- たばこで「なりやすい」と確定しているがんは10種類肺・口・のど・食道・胃・肝臓・すい臓・ぼうこう・子宮頸部・鼻。本数が多く年数が長いほど高まる。受動喫煙で肺がんは約1.3倍
- たばこは心臓と脳の血管を傷める心筋梗塞などの虚血性心疾患と脳卒中のリスクを高める。本数を減らす・軽いたばこに替えるだけでは心臓病のリスクは下がらない。受動喫煙でも同じしくみで高まる
- たばこの害は、がんと肺だけじゃない手術の傷が治りにくい、骨粗しょう症・骨折、歯周病・歯を失う、白内障・加齢黄斑変性、胃潰瘍。男性ではED、精子の数や動きの低下も
- 日本人のお酒とたばこのいま(2023年)生活習慣病のリスクを高める量を飲む人は男性14.1%・女性9.5%で、女性は増加。喫煙率は15.7%(男性25.6%)、吸う人の約4割が加熱式。やめたい人は20.7%
- 「酒癖が悪い」は、医学では「異常酩酊」ささいなことで怒る、興奮が長く続く「複雑酩酊」、翌日まったく覚えていない「病的酩酊」。くり返すなら断酒が必要
- ビール1杯で顔が赤くなる人は要注意日本人の約4割は「アセトアルデヒドを分解しにくい体質」。飲み続けると食道・頭頸部のがんのリスクが特に高く。がん予防に「安全な量」はない
- 「1杯だけなら運転できる」は危ない集中力は血中アルコール濃度0.01%未満から低下。酒気帯び運転の基準(0.03%)より低い濃度で、注意力や反応時間が落ちはじめる
- お酒は「百薬の長」ではなかった!195か国のビッグデータで、健康への害がいちばん少ない飲酒量は「ゼロ」。WHOも「最初の1滴からリスク」
- 飲みすぎで傷むのは肝臓だけじゃない男性の急性すい炎の約半数、慢性すい炎の約8割弱はお酒が原因。急性すい炎は、おへその上の激しい痛みと背中の痛みで始まることが多い
- お酒を減らすと血圧は下がる?日本人男性の研究で、1日あたり純アルコール約32g減らした人は、上の血圧が11.8下がった
- 加熱式たばこは「体にやさしい」?紙巻きより害が少ないかは、まだわかっていない。紙巻きと同じくらいニコチンを含む製品も。禁煙治療は保険の対象
- 禁煙すると体はどう変わる?WHOによると20分で心拍と血圧が下がり、1年で心臓病のリスクが半分に。30歳でやめれば約10年長生き
- 受動喫煙で年間約1万5千人が亡くなっている肺がん1.28倍、心臓病1.3倍、脳卒中1.24倍。副流煙には主流煙より多い有害物質も。「マナー」だけでは解決できない
- たばこを吸う人は、2型糖尿病に1.4倍かかりやすい血糖を上げ、インスリンの働きをじゃまする。禁煙で体重が5kg以上増えても、心臓病・脳卒中のリスクは3割減
- 女性は男性より酔いやすく、肝臓も傷つきやすいアルコールの分解は男性の約3/4。適量は男性の半分〜2/3。乳がん、妊娠中の飲酒、30代で多い女性の依存症
CHECK 04 / SLEEP
睡眠
何時間寝ればいい?いびき、夜型、昼の眠気。眠りは最強の回復。
15 本
- 昼寝は「午後の早い時刻に、短く」e-ヘルスネットは15分程度で十分、国の睡眠指針(2014)は30分以内。長すぎると目覚めがぼんやりし、夜の眠りのじゃまにも。高齢の人は30分以上の昼寝習慣に注意
- 海外旅行の時差ぼけ4〜5時間以上の時差で起こりやすく、ふつうは数日でよくなる。西向きより東向きのフライトがつらい。着いたら現地の時刻に合わせて、昼は外の光を浴びる。2〜3日の短い旅なら日本時間のままでも
- 寝酒は「眠れるお酒」ではなかったアルコールは寝つきを一時的によくしても、夜の後半の眠りを浅くし、夜中に目が覚める回数を増やす。毎日の寝酒は急にやめると眠れないことも。週単位で少しずつ減らす
- 夜、布団に入ると脚がむずむずして眠れない「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」:じっとしていると不快になり、動かすと楽になる。夕方から夜に強くなる。鉄不足・妊娠・腎臓病と関係も。カフェイン・お酒・たばこは悪化のもと
- 寝不足は太りやすく、血糖も血圧も上がる数日の睡眠不足で食欲を抑えるホルモンが減り、食欲を高めるホルモンが増える。不眠の人は糖尿病のリスクが1.5〜2倍。米国心臓協会は健康の指標に「睡眠」を追加
- よく眠れる寝室のつくり方スマホは寝室に持ちこまず暗くして寝る。暖色のLEDでもブルーライトは多い。夏はエアコンで涼しく、冬は寝る前を暖かい部屋で(WHOは冬の室温18℃以上)。夜の屋外の音は40dB未満が目安
- 夜勤・交替制勤務と眠り夜勤中の仮眠は0〜4時に始めて20〜50分。60分以上は逆にぼんやりしやすい。仮眠の前にコーヒーを飲むと目覚めやすい。週1〜2回の夜勤なら、明けも朝に光を浴びて夕方以降に眠る方法も
- 日本人の睡眠のいま(2023年)睡眠で休養がとれている人は74.9%で、減り続けている。6時間未満の人は男性38.5%・女性43.6%。30〜50代男性と40〜60代女性では4割を超える
- 朝起きたら首や肩がこる…枕が合っていないのかも首のすき間は人によって1〜6cm。柔らかすぎるマットレスは腰痛の原因にも。寝床の中は温度33℃・湿度50%が目安
- 昼間の眠気は、20代の43.6%「寝だめ」では取り返せない睡眠不足と、ナルコレプシーなど眠気を起こす病気。居眠り運転の前に
- 眠れない夜が続くときの「不眠症」大人の30〜40%に不眠症状、慢性不眠症は約10%。睡眠時間より「昼間の不調」が問題。眠れないなら一度寝床を出る
- 朝どうしても起きられないのは、体内時計のせい?体内時計は平均24時間10分前後。朝の光で毎日リセット。午前3〜5時まで眠れない「睡眠-覚醒相後退障害」も
- 年をとると、眠れる時間は短くなる60代で約6時間、70代以降は6時間以下。「眠れないのに寝床に長くいる」が不眠を悪くする。親の睡眠で知っておきたいこと
- 「いびきがうるさい、息が止まってる」と言われたら睡眠時無呼吸症候群かも。日中の眠気だけでなく、高血圧や心筋梗塞・脳梗塞の原因にも
- 睡眠の基本こころと体を整える土台。大人は6時間以上、光・お風呂・お酒との付き合い方
CHECK 05 / MOVE
運動と健康
座りすぎ、血圧と運動、ケガの予防。体を動かす理由と、ちょうどいい量。
19 本
- 大人の運動の目安は「1日60分・約8,000歩」と「息がはずむ運動を週60分」、筋トレは週2〜3日:厚労省の身体活動・運動ガイド2023。1日10分ふやすだけでも、生活習慣病や死亡のリスクは約3%下がると推測
- 体脂肪1kgを減らすのに必要なのは約7,000kcal厚労省のガイドの「減量計画シート」で、1日に減らすカロリーを運動と食事に分ける。体重70kgの人が10分走ると約85kcal
- 運動中の水分補給は「体重が2%以上減らない」ように飲み物は0.1〜0.2%の塩分と4〜8%の糖質、暑いときは15〜20分ごとに150〜250ml。飲みすぎの「低ナトリウム血症」にも注意【日本スポーツ協会】
- 世界の大人の31%(18億人)が運動不足(WHO、2022年)WHOのおすすめは中くらいの強さの有酸素運動を週150〜300分、筋トレは週2日以上。「少しでも、しないよりはいい」
- アキレス腱断裂「うしろから蹴られた」と感じることが多い。ジャンプや蹴り出しの瞬間に起こり、若い人はスポーツ、高齢の人は日常の動作で。手術しない治療でも再断裂は手術と同じくらいに。スポーツ復帰は手術でも5〜6か月以上
- 運動を始める前に病院に行くべき?低〜中強度から少しずつなら医学的評価は不要、高強度を新たに始めるなら必要なことが多い。血圧が180/110mmHgの日は運動を控えて休む。心拍数を下げる薬を飲む人は「きつさ」で強度を決める
- けがをした覚えがないのに骨が痛む「疲労骨折」同じところにくり返し小さな力が加わって、骨にひびが入る。急に練習を増やしたとき、合わない靴、固すぎる路面などで。最初のX線ではわからないことも多い
- 日本人の歩数と運動習慣(2023年)歩数の平均は男性6,628歩・女性5,659歩で、10年で減少。運動習慣がある人は男性36.2%・女性28.6%、いちばん少ないのは30代男性と20代女性
- 目にボールが当たったあと、ものが二重に見えるのは「眼窩骨折」のサインかも目のまわりの骨の薄い部分が折れる。目を動かすと奥が痛い、頬や上唇のしびれ、鼻血も。けがから2週間は鼻をかまない
- 自転車のヘルメット亡くなった人の約5割は頭が致命傷。頭をけがした死者・重傷者のうち、かぶっていなかった人の割合は約1.7倍。2023年4月から全員に努力義務、着用率は全国24.4%・東京15.5%(2026年6月)
- 熱中症は「気温」より「暑さ指数(WBGT)」で判断28を超えると患者が急に増える。2025年夏の救急搬送は過去最多の100,510人、いちばん多い場所は「住居」
- バランス能力は、目・足裏・耳の奥からの情報と筋力で決まる高齢者は筋力が大きなカギ。筋トレ+バランストレーニングで、より確実に
- 血圧を下げる運動は「ややきつい」有酸素運動を毎日30分習慣的な有酸素運動で、高血圧の人の上の血圧が平均8.3mmHg下がったという解析も。まずは生活の中で体を動かすことから
- 中性脂肪を下げ、善玉(HDL)を増やす運動1日合計30分以上の有酸素運動をできれば毎日(少なくとも週3日)。10分×3回でもOK。効果が出るまでは数か月
- 血糖を下げる運動「ややきつい」有酸素運動を週150分以上・週3回以上、筋トレを週2〜3回。効果は12〜72時間続くので、休みは2日以上続けない。食後1時間の運動で食後高血糖も改善
- 久しぶりの運動で気をつけたいこと運動習慣のない人が急に激しい運動をすると、心筋梗塞のリスクが最大50倍という研究も。胸の痛み・息苦しさ・めまいはすぐ中止
- 運動も禁煙も「三日坊主」で終わらないために行動を変えるときの5つのステージと、自信(セルフ・エフィカシー)を育てる「小さな成功」
- 「スタミナ」は健康の指標全身持久力が低い人は、高い人より死亡リスクが2倍程度という研究も。「ハアハア」くらいの速歩から、まずは今より10分多く
- 座りっぱなしは体に悪い厚労省のガイドも「座りすぎに注意」。デスクワークの人の、こまめに動く習慣
CHECK 06 / IMMUNITY
ワクチン・感染症
インフルエンザ、はしか、帯状疱疹、ワクチン。うつさない、うつらない。
34 本
- とびひ(伝染性膿痂疹)は細菌の皮膚の感染症夏の子どもに多い「水ぶくれ型」と、大人に多い「厚いかさぶた型」。患部はせっけんでそっと洗い、プールは治るまでお休み
- 「プール熱」(咽頭結膜熱)熱・のどの痛み・目の充血の3つがそろうアデノウイルスの病気。プールだけでなく、せきのしぶきや手からもうつる。アルコール消毒は効きにくいので、石けんと流水で手洗いを
- 手足口病夏に乳幼児で流行し、2歳以下が多い。治ったあとも便からウイルスが数週間〜数か月出ることがあり、おむつ替えのあとの手洗いが大切。まれに髄膜炎・脳炎も
- はやり目(流行性角結膜炎)はタオルと手でうつる原因はアデノウイルス、潜伏期間は8〜14日。夏に多く、大人もかかる。特効薬はなく、手洗いとタオル・目薬を分けるのが予防の基本
- 温泉・追い焚き風呂・加湿器で「レジオネラ肺炎」2013〜2023年に2万378例、男性が8割、50歳以上が9割。超音波式の加湿器は毎日水を替えて洗う。人から人へはうつらない
- コロナのあと、だるさや息切れ、においがわからない状態が続く「罹患後症状(いわゆる後遺症)」:感染した人は、していない人より2〜3倍多く症状があった。多くは時間とともによくなる。続くときは、まずかかりつけ医に
- おたふくかぜは大人がかかると重くなりやすい思春期以降の男性の14〜35%に精巣炎。ムンプス難聴は数百〜千人に1人で、治りにくい。日本ではワクチンは任意接種。2026年5月にMMRワクチンが承認
- 山や畑のあとの発熱と発疹、「刺し口」があれば日本紅斑熱やつつが虫病かもどちらもダニが媒介するリケッチアの病気。抗菌薬で治療できるが、遅れると重症化。受診のときは野山に行ったことを伝えて
- キャンプ・登山・畑仕事で気をつけたい「マダニ」とSFTS2025年は過去最多の183人、致命率27%。関東・北海道でも感染。刺されていても無理に引き抜かず、皮膚科などへ。ペットのネコ・イヌからの感染も
- 刺身のあとの激しい胃の痛みは「アニサキス」かも2025年の食中毒の約4件に1件。酢・塩・しょうゆ・わさびでは死なない。-20℃で24時間以上の冷凍か、70℃以上の加熱を
- 1歳未満の赤ちゃんにハチミツはNG「乳児ボツリヌス症」は加熱しても防げない。大人は「要冷蔵」の真空パックを常温に置かない、膨らんだ缶詰・瓶詰は食べない
- 鶏刺し・鶏わさ・生焼けの焼き鳥に注意細菌による食中毒で件数がいちばん多い「カンピロバクター」。2025年は220件・1,226人。「新鮮だから安全」ではない
- O157など「腸管出血性大腸菌」100個ほどの菌でうつり、血便のあとに腎臓が傷む「HUS」を起こすことも。ハンバーグや焼き肉は中心まで75℃・1分以上。下痢止めは自己判断で飲まない
- 2025年の食中毒は1,172件・患者2万4,727人、前年の約1.7倍件数ではノロウイルス・アニサキス・カンピロバクターで約8割。原因ごとの予防のポイントをひとまとめに
- 釣ったフグを自分でさばかないフグ毒は加熱しても壊れず、食べて20分〜3時間で口や指のしびれから全身のまひ、呼吸停止へ。原因の多くは釣り人や素人の家庭料理
- 豚レバーやジビエの生食で「E型肝炎」国内の届出は2018年以降、年400例を超えた。40〜70代の男性に多く、感染経路の4割は豚。中心部まで十分に加熱を
- 熱が下がっても、せきが3〜4週間続く「マイコプラズマ肺炎」潜伏期間は2〜3週間と長い。2024年夏は2014年以降で最多の水準に。患者の約8割は14歳以下だが、大人もかかる
- 「二日目のカレー」で食中毒?ウエルシュ菌は加熱しても「芽胞」で生き残り、冷めていく鍋の中で増える。作り置きは小分けしてすぐ冷蔵庫、食べる前はグツグツ再加熱
- 秋のキノコ狩りで食中毒ツキヨタケはシイタケやヒラタケに、クサウラベニタケはシメジに似ている。食用と確実にわからないキノコは「採らない、食べない、売らない、人にあげない」
- 卵かけご飯は大丈夫?サルモネラ食中毒日本の卵の賞味期限は「生で食べられる期限」。買ったらすぐ冷蔵庫、割ったらすぐ食べる。期限切れ・ひび割れは75℃で1分以上加熱
- 手作りおにぎりで食中毒?黄色ブドウ球菌の毒素は加熱しても壊れない。手の傷・絆創膏の手で握らない、ラップや手袋を。食べて30分〜6時間で吐き気・嘔吐
- 土いじり・キャンプ・災害のけがで「破傷風」いまも年間約100人、致命率は10〜20%。口が開けにくいが最初のサイン。1968年より前に生まれた人は免疫がないことも
- ニラだと思ったらスイセン、ギョウジャニンニクだと思ったらイヌサフラン有毒植物の食中毒は過去10年で218件・17人死亡。患者の多くは高齢者。食用と確実にわからない植物は採らない・食べない
- 海外旅行の前に、ワクチンの確認を相談は「出発の3か月以上前」から。はしか・風しんは渡航しない人も含めてすべての人に。A型肝炎・狂犬病・日本脳炎・黄熱は行き先しだい
- 夏の刺身・魚介で「腸炎ビブリオ」かつては細菌性食中毒の第1位。増えるのがとても速い(最速8〜9分で2倍)。真水でよく洗い、すぐ冷蔵庫へ
- 「かぜには抗生物質が効く」は間違い正しく答えられた人は25.2%だけ。かぜの原因はウイルス。飲むと薬が効かない菌を増やすおそれ
- インフルエンザ、知っておきたい基本薬は発症から48時間以内。薬を飲んでも飲まなくても「異常行動」に注意。学校は発症後5日かつ解熱後2日。職場に治癒証明は不要
- はしか(麻しん)が増えている2026年は9月中旬までに全国558件、前年同時期の2倍以上。東京は268件。免疫がない人はほぼ100%発症。ワクチン2回、受けていますか?
- ノロウイルスの季節11月から増えて12〜1月がピーク。アルコールでは不十分、石けん手洗いと塩素系漂白剤を。下痢止めは使わないほうがいい
- 長引くせきは「百日咳」かも2025年は全国で約8万9千件と大流行。大人は軽くても、赤ちゃんには命に関わる。ワクチンの効果は5〜10年
- 帯状疱疹ワクチンが2025年度から定期接種に65歳の人が対象(2029年度までは70・75・80歳…の人も)。生ワクチンと組換えワクチンのちがい
- 突然の高熱とのどの痛みは「溶連菌」かも抗菌薬は症状がよくなっても指示どおり最後まで。子どもの「イチゴのような舌」は川崎病のこともあるので受診を
- 「人食いバクテリア」と呼ばれる劇症型溶血性レンサ球菌感染症2024年は全国1,888件。傷の赤み・はれ・強い痛み・発熱は、すぐ受診
- 親が65歳になったら知っておきたい「4つの定期接種」肺炎球菌(2026年度から新しいワクチンに)、帯状疱疹、インフルエンザ、新型コロナ
CHECK 07 / SKIN
皮膚
かゆみ、湿疹、かぶれ、じんましん、やけど、紫外線。肌のトラブルと、皮膚科に行く目安。
28 本
- 高齢の人のかゆい赤みとパンパンに張った水ぶくれ「類天疱瘡」自分の皮膚をはがす自己抗体ができる病気。70〜90歳代に多く、全国に7,000〜8,000人。一部の糖尿病の薬を飲んでいる人に多いことも。皮膚科で早めに正しい診断を
- 高熱と全身の赤みのあとに、うみをもった小さなブツブツがたくさん「膿疱性乾癬(汎発型)」:乾癬の重いタイプで、うみは細菌ではなく人にうつらない。急性期は多くが入院治療。妊娠がきっかけになることも
- ミルクコーヒー色のしみ(カフェオレ斑)が6個以上、思春期から皮膚に小さなこぶ「神経線維腫症Ⅰ型(レックリングハウゼン病)」:約3,000人に1人。半数以上は家族にこの病気がない。症状に合わせて各科で治療
- 口の中に痛い水ぶくれやただれが広がって食事がとれない…「天疱瘡」皮膚や粘膜の細胞どうしをくっつけるたんぱくへの自己抗体で、水ぶくれやただれができる。40〜60歳代に多い。早く正しい診断と治療で、多くは通常の生活に戻れる
- 家族の介護で知っておきたい「とこずれ(褥瘡)」寝返りができない人は2時間以内の体位変換と、圧を減らすマットレスを。1日1回、骨の出っぱった場所の赤みを見る。傷のまわりが急に赤い・高熱はすぐ連絡
- ぶつけていないのに出る紫色のあざ「紫斑」さわると軽いしこりがある紫斑は血管炎のサイン。のどのかぜのあとに足に出るIgA血管炎は、大人や高齢者では重くなりやすく、腹痛や血尿にも注意
- 運動しても汗が出ない「無汗症」体に熱がこもって、ほてり・だるさ・頭痛・めまい・動悸、熱中症になることも。運動やお風呂で皮膚がピリピリ痛むのもサイン。夏に軽く冬に悪くなる
- 薬で出る発疹「薬疹」新しい薬を飲み始めて1〜2週間で出たら疑う。目・口・陰部の粘膜がただれる、皮膚がむけるのは重い薬疹のサインで、すぐに入院治療が必要なことも。原因の薬は一生さけ、薬の名前を伝えて
- 顔の「テカテカしたほくろ」や「治らない湿疹」は皮膚がんのこともメラノーマ以外の皮膚がんは60歳以上で多く、紫外線が大きな原因。早く見つければ手術でほぼ根治が可能。外で働く男こそ日焼け対策を【日本皮膚科学会】
- 塗り薬は「人差し指の第一関節まで=両手のひら分」が目安ステロイドはすりこまずにのばす、保湿剤は広い範囲から先に。チューブの先を直接つけない、夏の車内に置かない【日本皮膚科学会】
- 大人のアトピー性皮膚炎土台は「皮膚の乾燥とバリアの弱さ」。ステロイドの塗り薬は、こわがって少なく塗るとかえって長引く。人差し指の先から第1関節まで(約0.5g)で手のひら2枚分。仕事のストレスとかきグセも悪化の原因
- 料理・BBQ・アイロンのやけどは、まず水道水で15〜30分冷やす服は脱がさず上から、指輪は早めに外す。自己判断で油や軟膏を塗らない。水ぶくれができたら皮膚科へ【日本皮膚科学会】
- かぶれ(接触皮膚炎)は「原因を見つけて、ふれないようにすれば」根治できる誰でも起こる刺激性と、アレルギーのある人だけに起こるアレルギー性。原因を確かめるにはパッチテスト
- 爪の縦すじは年齢のサインで心配なし横の波は「根元をさわるクセ」、反り返りは「両はしの切りすぎ」、二枚爪は乾燥と力。見た目が気になる爪の変化と、皮膚科で見てもらいたい変化【日本皮膚科学会】
- 爪の変化で気づけること指先が丸くふくらむ「ばち状指」は肺の病気のことも。大人の爪の黒い縦すじは、まれにメラノーマ。緑色の爪、根元の腫れ、反り返り(スプーンネイル)の原因も
- 乾癬(かんせん)は「うつらない」皮膚の病気銀白色の粉をともなう赤い盛り上がりが、ひじ・ひざ・頭などこすれる場所に。肥満・ストレス・かぜで悪化。10人に1人は関節炎も
- 足の裏が痛い「ウオノメ」と、痛くない「タコ」はどうちがう?どちらも同じ場所への圧迫や刺激が原因。ウオノメそっくりのイボもあるので、自己判断で削らず皮膚科へ【日本皮膚科学会】
- キャンプの虫さされ、ブユは半日たってからはれて激しくかゆい虫よけはディートかイカリジンを「ムラなく」。かゆみが強ければステロイドの塗り薬、虫の写真も撮っておく【日本皮膚科学会】
- 冬になると体がかゆい、でも見た目は何もない「皮膚そう痒症」肌の乾燥だけでなく、腎臓・肝臓・糖尿病・薬などが原因のことも。保湿をしっかり、長引くなら皮膚科へ【日本皮膚科学会】
- ピアスの穴や傷あとが盛りあがってきた…「ケロイド」と「肥厚性瘢痕」のちがいもとの傷より広がるのがケロイド。胸・肩・耳たぶにできやすく、体質も。早めに皮膚科へ【日本皮膚科学会】
- 湯たんぽ・カイロ・電気あんかで「低温やけど」44℃でも3〜4時間で起こる。見た目は軽くても皮膚の深いところまで傷み、重傷になることも。寝るときは布団から出す・スイッチを切る
- 腕時計やベルトのバックル、ピアスの下がかゆい…それ「金属かぶれ」かも汗でとけた金属が皮膚炎を起こす。原因はパッチテストで調べられる。ニッケルフリーで減らせる可能性【日本皮膚科学会】
- 手のひら・足の裏に「うみ」のぶつぶつ、水虫じゃないかも掌蹠膿疱症は患者の約80%が喫煙者。扁桃や歯の炎症、歯科金属が引き金のことも。うつらない。多くは平均3〜7年で自然に治る【日本皮膚科学会】
- 急に出て、あとかたなく消える「じんましん」1か月以内なら急性、それより続けば慢性。毎日くり返す慢性じんましんは、ほとんど原因がわからない。ストレスや疲れで悪化することも【日本皮膚科学会】
- 紫外線対策は「時間・日陰・帽子・服・サングラス・日焼け止め」夏の午前10時〜午後2時に1日の約7割。薄い雲でも8割以上が通過、雪は約2倍に。日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直す
- 手や足、ヒゲ剃りあとにできる「イボ」はウイルスが原因小さな傷からHPVが入る。治療は液体窒素などで何回かかかることが多い。肌荒れのケアで「できにくい皮膚」に【日本皮膚科学会】
- ワキガ(腋臭症)は「アポクリン腺」の汗が原因まずは生活習慣、わき毛の処理、制汗剤から。手術で9割以上は強いにおいが減るが、完全には取れず、傷あとは残る
- 水虫(足白癬)は5人に1人、爪の水虫は10人に1人かゆいのは1割程度。症状が消えても1か月は塗り続ける、なでるように洗う、靴は毎日かえる
CHECK 08 / EYES
目
ドライアイ、緑内障、白内障、飛蚊症。見え方の変化と、眼科に行く目安。
24 本
- まぶたのできもの「眼瞼腫瘍」多くは痛みがない。まつげが抜ける・血管が多い・大きくなるのが速い・形がいびつ・境目がはっきりしないのは悪性のサイン。予防は紫外線対策
- 10代〜若い人の近視・乱視が急に進んだら「円錐角膜」かも黒目が薄くなってとがる病気で、450〜2,000人に1人。目をこするクセで進みやすい。早く見つければ視力低下を防げる
- 白目が黒目に三角形にのびてくる「翼状片」外で働き、日光によく当たる人に多い。悪性ではないが、黒目の中央近くまでのびると乱視が強くなり視力が落ちるので手術を。再発しやすい
- 暗いところで見えにくい、人にぶつかりやすい「網膜色素変性症」光を感じる細胞が少しずつ傷む遺伝性の病気で、4,000〜8,000人に1人。進み方は人によって大きくちがい、完全に失明する人はむしろ多くない。拡大読書器など補助具で生活を工夫
- 目がかすむ・まぶしい・飛蚊症・充血「ぶどう膜炎」目の中に炎症が起こる病気の総称。サルコイドーシス・原田病・ベーチェット病など全身の免疫の病気や感染が原因に。3人に1人は原因不明
- 大人の斜視は人口の約3%子どものころの軽い斜視が大人になって悪化することも。近視が強い人は内斜視になりやすい。ものが二重に見える、視線を合わせるのに疲れて肩こり・頭痛も
- 目のかゆみ・ゴロゴロ・目やに「アレルギー性結膜炎」は花粉だけじゃない1年中ならダニ・ハウスダスト、コンタクトの刺激でも。花粉には防御メガネ、ハウスダストには寝具を清潔に
- 洗剤・パーマ液・薬品が目に入ったらその場で、目を開けたまま水道水で10分以上洗い流してから、ただちに眼科へ。アルカリ性のものは目の奥まで傷つけることも
- 涙がこぼれる、目がしょぼしょぼ、白目の出血をくり返す「結膜弛緩症」白目の膜がゆるんで、下まぶたに沿ってたるむ。加齢やコンタクトレンズの使用とともに増える
- まぶたがピクピクするのは、ほとんどが「眼瞼ミオキミア」寝不足・ストレス・疲れ・コーヒーやお茶の飲みすぎで起こる。両目が勝手に閉じる「眼瞼けいれん」、片側の顔ごと動く「顔面けいれん」とのちがい
- 黒目に菌がつく「角膜感染症」コンタクトの人に増える細菌性角膜炎は、強い目の痛み・大量の目やに・黒目の白い濁り。ソフトコンタクトの人に多いアカントアメーバ角膜炎はきわめて治りにくい
- 急に視力が落ちる・視野の真ん中が見えない「視神経症(視神経炎)」目を動かすと痛むことも。高齢者に多い虚血性は高血圧・糖尿病が背景に。シンナーや一部の薬でも起こる
- 白内障の手術のあと、また見えにくくなったら「後発白内障」かも眼内レンズを包む袋が濁る。レーザーで外来で数分〜10分ほど、痛みはほとんどない
- 突然、片目が真っ暗に「網膜中心動脈閉塞症」は眼科の救急痛みはないが、時間がたつほど網膜が傷む。数分〜数十分で戻る「一過性黒内障」も脳梗塞の前ぶれのことがあり、検査が必要
- 目が出てきた・まぶたが腫れる・ものが二重に見える「甲状腺眼症」バセドウ病でみられる自己免疫の病気。甲状腺の働きが正常でも起こる。治療の第一歩は甲状腺の管理と禁煙
- 働き盛りの男性の片目で、中心がゆがむ・暗く見える「中心性漿液性脈絡網膜症」30〜50代に多く、ストレス・睡眠不足・過労やステロイド薬が誘因に。多くは3か月以内に自然に治る
- ドライアイは日本に2,200万人「かわく」だけでなく、かすむ・まぶしい・疲れる・ゴロゴロするのもサイン。長時間の画面、エアコン、コンタクト、喫煙も原因に
- 黒い糸くずが見える「飛蚊症」の多くは加齢の変化でも急に増えた、光が走る、カーテンがかかったように見えるときは網膜剥離のサイン。痛みがないので、できるだけ早く眼科へ
- ものの中心がゆがむ・暗く欠ける「加齢黄斑変性」日本の成人の失明原因の第4位。いちばん大きく、自分で変えられる危険因子は喫煙。片目ずつ方眼紙を見るアムスラー検査で早く気づける
- まぶたが下がる「眼瞼下垂」大人に多いのは加齢によるもの。ハードコンタクトレンズを長く使う人もなりやすい。重症筋無力症や神経の病気が原因のこともあるので、まず原因の診断を
- 「ものもらい」には2種類赤くはれて痛い「麦粒腫」は細菌の感染、痛みの少ないコロコロしたしこりは「霰粒腫」。高齢の人でなかなか治らないしこりは、がんとの見分けも必要
- 緑内障は40歳以上の20人に1人初期は視野が欠けても気づかないことが多く、日本人の後天的な失明原因の第1位。多くは眼圧が正常の範囲。治療は眼圧を下げること
- 年齢とともに起こる目の変化「老眼」と「白内障」老眼は40代から。「近視の人は老眼にならない」は誤り。白内障は60歳代で約70%、70歳代で90%。たばこと紫外線も進める原因
- パソコン・スマホ作業の目と肩の疲れを防ぐ厚労省のガイドラインは「1時間以内で区切り、10〜15分休む」「画面は目から40cm以上、上端は目の高さまで」。机の上は300ルクス以上が目安
CHECK 09 / MIND
こころの健康
うつのサイン、ストレスチェック、自然の中で過ごす時間、しんどいときの相談先。
12 本
- 眠らなくても元気、根拠のない自信、買い物やギャンブルで散財…それは「双極性障害」の躁状態かも:うつ病とは別の病気で、治療も違う。気分の波は周りの人が先に気づくことも
- 「負けたらすぐ取り返したい」「ギャンブルしたことを隠す」は依存のサインかも依存が疑われる人は1.7%、男性は2.8%(令和5年度の全国調査)。こころの弱さではなく、相談と治療で回復をめざせる
- こころの病気の通院費が1割に「自立支援医療(精神通院医療)」のしくみ。所得に応じて月の負担に上限。申請は市区町村の窓口で、受給者証は1年ごとに更新
- 心療内科・精神科に行くのは大げさ?こころの病気は「生涯で4人に1人」ともいわれる、誰でもかかりうる病気。迷ったら保健所・精神保健福祉センターへ。受診前に電話で確認を
- 突然の動悸、息苦しさ、「死ぬかも」という恐怖。それは「パニック発作」かも発作そのものは命に関わらない。くり返して「また起きたら」の不安が1か月以上続くと「パニック症」
- 事故、災害、暴力のあと、つらい記憶が勝手によみがえる、眠れない、びくびくする…それは「PTSD」かも:こころが弱いからではない。1か月は様子を見て、数か月続いたり悪くなったりしたら相談を
- こころの不調で仕事を休むとき、復職するとき休養は治療と「車の両輪」。休養が半年〜1年以上になることもまれではない。あせって戻ると、かえって働けない期間が長くなることも
- 秋から冬になると、眠くて、食べすぎて、人に会いたくない…それは「季節性感情障害(冬季うつ)」かも:日が短くなる季節に起こるうつ。2年続けて同じ季節なら相談を
- 心を整えるなら「週120分の自然」約2万人の調査で、自然の中で週2時間以上すごす人は健康・幸福感が高かった。日本生まれの「森林浴」も
- うつ病のサイン楽しかったことが楽しくない、良いことがあっても気分が晴れない。2週間以上続いたら相談を
- こころがしんどいときの相談先24時間の電話窓口と、話すことの大切さ
- 会社のストレスチェックは受けたほうがいい?結果は本人の同意なく会社に伝わらない。50人未満の職場も義務化へ
CHECK 10 / SYMPTOMS
体の不調
頭痛、腰痛、胃腸、おしっこの悩み。よくある不調と、受診の目安。
112 本
- 指輪や靴が入らなくなった、昔の写真と顔つきが変わった「先端巨大症」下垂体の良性の腫瘍が成長ホルモンを出しすぎる。40〜50歳代に多く、変化がゆっくりなので本人も家族も気づきにくい。いびき・手の汗・糖尿病・高血圧も
- だるい・疲れやすい・やせる・血圧が低い、肌や歯ぐきが黒っぽくなる「アジソン病」副腎のホルモンが慢性的に足りなくなる。全国に約1,000人。薬を生涯続ければ良好に過ごせるが、熱が出たときの増量を忘れるとショックの危険
- むし歯は大人にも多い治療が必要な永久歯のむし歯がある人は28.2%(3〜4人に1人)。大人は詰め物の下の再発と、歯ぐきが下がって出た根元のむし歯に注意。歯を失う原因は歯周病37%、むし歯29%、歯が割れる18%
- 朝は平熱、夕方から39〜40℃の高熱をくり返す「成人発症スチル病」熱と一緒に出て、熱が下がると消えるかゆくないピンクの発疹、関節の痛み、のどの痛み。全国に約4,760人。リウマチ因子は陰性。診療はリウマチ専門医
- ALS(筋萎縮性側索硬化症)筋肉を動かす神経が少しずつ傷み、手足・のど・呼吸の筋肉がやせて力が入らなくなる。感覚や視力・聴力はふつう保たれる。60〜70代に多く、約95%は遺伝しない。体重を保つ栄養とコミュニケーションの準備が大切
- 異常なたんぱくが心臓・腎臓・神経などにたまる「アミロイドーシス」高齢の人に多い型は診断されていない人も多数いると推測される。心不全・不整脈、むくみ、手足のしびれ、立ちくらみ。種類によっては根本的な治療も進歩
- 息切れ・動悸・顔色が悪い、あざや鼻血が出やすい、熱が出やすい「再生不良性貧血」骨髄で赤血球・白血球・血小板のすべてがつくられにくくなる。年に約1,000人が発症し、10〜20歳代と70〜80歳代に多い
- 手や腕のしびれは、場所で原因の見当がつく親指〜中指なら手根管症候群、小指と薬指なら肘部管症候群、首をそらすと腕が痛むなら頚椎症性神経根症。片側の手足や口のまわりもしびれるなら脳の病気も
- だるさ・動悸・息切れに、白目が黄色い・濃い色の尿「自己免疫性溶血性貧血」自分の赤血球を壊す抗体ができる。10〜30歳代の女性と70歳代に多い。寒いと指先や耳たぶが紫色になるタイプは保温がいちばんの予防
- 休むと悪化し、動くと楽になる腰痛は「体軸性脊椎関節炎」のことも男女比3対1で男性に多く、平均発症は男性約30歳。腰・おしり・背中の痛みとこわばり。目のぶどう膜炎をくり返すことも。たばこは骨化を進める
- がんと告げられたときのこころ多くの人は1〜2週間、気持ちが不安定になり食欲や眠りも乱れる。患者さんの悩みの約半分は「再発・将来・治療への不安」。落ちこみが続くときは、がん相談支援センターなどに相談を
- 2か月以上かけて手足の力が落ちる・しびれる「CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)」:手足の神経の「電線のカバー」が免疫で傷つく。髪を洗うとき腕が上がらない、箸が使いにくい、スリッパが脱げやすい。約5,100人、平均発症は54歳ごろ
- 動くと息苦しい・疲れやすい…肺の血管に血のかたまりがつまって残る「慢性血栓塞栓性肺高血圧症」:女性に約3倍多く70歳代がピーク。半数以上は急な肺塞栓の記憶がない。くり返す軽い息苦しさや胸の痛みを見すごさない
- おなかは出ているのに手足は細い、丸い赤ら顔、ぶつけていないのにあざ「クッシング病」:下垂体の腫瘍がホルモンを出しすぎ、コルチゾールが増える。女性に4倍多い。高血圧・糖尿病・骨粗しょう症も起こり、早く治療に入ることが大切
- 子どものころから片耳が聞こえない人に、何年もたってぐるぐるめまい「遅発性内リンパ水腫」:先に高度の難聴があり、数年〜数十年後に回転性めまいをくり返す。約半数は9歳以下で難聴に。過労・睡眠不足・ストレスで発作が起きやすい
- 歯医者さんの定期クリーニングは必要?歯石は歯みがきでは取れない。歯周治療のあと定期的な管理(メインテナンス)を受けた人は、5年で失った歯が0.5本。受けなかった人は1.1本、治療しなかった人は1.8本
- 検査で異常がないのに続く、めまい・耳鳴り・頭痛・肩こり・だるさは「うつ病」のサインのことも:約16人に1人が一生のうちに一度はかかる。体の症状が目立つと、こころの症状に気づきにくい
- 髪をとかす・階段を上る・いすから立つのがつらい「多発性筋炎・皮膚筋炎」体に近い筋肉の力が少しずつ落ちる。まぶたの赤いむくみ、指の関節のがさがさした赤い発疹も。男女比1対3、全国に約2万5千人。間質性肺炎とがんに注意
- 耳が痛いのは「外耳炎」か「中耳炎」か耳たぶを引っぱると痛むのは外耳炎のサインで、不潔な耳かきや爪のひっかき傷から。中耳炎は鼻の菌が耳管を通って起こり、聞こえにくさ・耳のつまり感も
- 喘息や鼻茸の副鼻腔炎がある人に、手足のしびれや紫斑「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)」:好酸球が増えて細い血管に炎症が起こる。50〜60歳ごろに多く、患者は増加中。90%以上は治療でよくなるが、しびれは長く残ることも
- においがわからない、両側の鼻づまり、手術してもすぐ再発する鼻茸「好酸球性副鼻腔炎」:喘息やアスピリンなどの解熱剤で喘息を起こす人に多い。男性に多く平均50〜55歳、中等症・重症は約2万人。かぜで悪くなるので手洗いを
- 魚の骨・入れ歯・薬の包装シートが食道にひっかかる「食道異物」高齢者では入れ歯や錠剤の包装(PTPシート)、乳幼児ではコインやボタン電池が多い。のどの異物感・痛みがあれば受診を
- 38℃を超える熱と、おなかや胸の痛みが半日〜3日でおさまり、またくり返す「家族性地中海熱」:遺伝性の自己炎症性の病気で、日本にも患者さんがいる。飲み薬を一生きちんと続ければ、ふつうの生活が送れる
- 検査で異常がないのに全身が痛む「線維筋痛症」3か月以上、体のあちこちが痛み、強い疲れ・不眠・物忘れも。日本の人口の約1.7%(約200万人)、男女比1対4.8で中年女性に多い。痛む場所ではなく、痛みを感じる脳の回路が過敏になっている
- 指の痛み・変形付け根が痛んで引っかかる「ばね指」、第1関節にコブができる「ヘバーデン結節」、ビンのふたを開けると親指の付け根が痛む「母指CM関節症」。どれも手の使いすぎや年齢と関係し、女性に多い
- 手首の甲にできるぷくっとしたこぶ「ガングリオン」中身はゼリー状で、米粒大〜ピンポン玉大。若い女性に多い。痛みなどがなければ放っておいても心配ないが、診断のため一度は整形外科へ。神経を圧迫するとしびれや痛みも
- これまでにない頭痛、かむとあごが痛む、視力が落ちる「巨細胞性動脈炎」50歳以上、70代がピーク。頭の動脈に炎症が起こり、進むと失明のおそれも。約40%はリウマチ性多発筋痛症を合併。ステロイドがよく効く
- うみのような鼻水・鼻血から始まり、肺や腎臓へ「多発血管炎性肉芽腫症」細い血管の炎症と肉芽腫ができる病気。40〜60歳に多い。最初は耳鼻の病気と思われやすく注意。早期治療で6か月後の寛解97%
- 歯周病のセルフチェック7項目朝の口のネバネバ、歯みがきで出血、口臭、歯ぐきのはれ、歯がグラグラ。初期は気づきにくい。喫煙者は出血やはれが出にくく、治療も効きにくい
- 歯周病の検査と治療の流れ健康な歯ぐきのすき間は1〜2mm、歯周病では3mm超、重いと10mm超。検査の針はとても軽い力で痛みはほとんどない。治療はまず歯みがきの練習と歯石取り、深いポケットが残れば歯周外科
- 脚の付け根が痛む「変形性股関節症」立ち上がりや歩きはじめの痛みから、爪切り・靴下・正座がつらくなる。患者さんの多くは女性で、約8割は子どものころの股関節の形の問題が原因。水中歩行や水泳を週2〜3回
- 手足のけいれん(テタニー)、手足や口のまわりのしびれ「副甲状腺機能低下症」血液のカルシウムを保つホルモンが足りなくなる。活性型ビタミンDの薬などでカルシウムをほぼ正常に保てば、多くはふつうの生活が送れる
- 肝硬変ではないのに、食道や胃に静脈瘤ができる「特発性門脈圧亢進症」肝臓の中の細い血管の枝がつまって門脈の圧が上がる。女性に2.4倍多く40〜50歳代がピーク。脾臓のはれ・貧血・血小板の減少も。吐血・下血はすぐ救急へ
- まぶたやあごの下がはれる、黄疸、糖尿病…全身のいろいろな臓器がはれて硬くなる「IgG4関連疾患」:日本から発信された新しい病気。中高年の男性に多い。ステロイドがよく効くが、やめると約半数が再発
- ぶつけていないのに点々のあざ、歯ぐきから出血、生理が止まりにくい「免疫性血小板減少症(ITP)」:血小板が自己抗体で壊される。20〜40歳代の女性と60〜80歳に多い。ピロリ菌がいれば除菌で半数以上が改善
- 階段がのぼりにくい、指先でつまみにくい…50歳以上の男性に多い「封入体筋炎」太ももと手指の筋肉がやせて力が落ちる。ステロイドが効かないことが多く、リハビリや装具が中心。飲みこみにくさと転倒に注意
- トイレが近い、尿がたまると膀胱が痛い「間質性膀胱炎」膀胱に原因不明の炎症が起こる。中年以降の女性に多い(男女比1対5)。唐辛子・わさび・コーヒー・かんきつ類で悪くなる人も
- ひざの痛み「変形性膝関節症」立ち上がりや歩きはじめの痛みから始まり、正座や階段がつらくなる。男女比は1対4で女性に多い。予防は太ももの前の筋肉をきたえる、正座をさける、太っていれば減量
- 関節リウマチの人に、高熱・体重減少・紫斑・しびれ「悪性関節リウマチ(リウマトイド血管炎)」:関節以外に血管炎が起こる重いタイプ。関節リウマチの人の約0.6%、60歳代がピーク。関節リウマチの治療の進歩で減ってきている
- 寒いと指が白〜紫に、指がソーセージのようにはれる「混合性結合組織病」SLE・強皮症・筋炎に似た症状がまじる膠原病。男女比1対13〜16で30〜40歳代の女性に多い。肺高血圧症に注意し、症状がなくても定期的に心エコーを
- 高齢の人の発熱・体重減少に、血尿や血痰「顕微鏡的多発血管炎」腎臓や肺の細い血管に炎症が起こる。平均発症は71歳で、欧米より日本に多い。治療しないと命に危険が及ぶが、早く治療すれば8割以上はおさまる
- 足の中指と薬指のあいだがしびれる・焼けるように痛む「モートン病」ハイヒールや中腰の作業でつま先立ちが続くと、足の指へ行く神経が圧迫される。中年以降の女性に多い。まず靴の中敷きと安静から
- 一時的な手足のしびれ・まひ、ろれつが回らない「もやもや病」脳の太い血管の終わりが細くなり、血流不足を補う細い血管が「もやもや」と広がる。症状が一時的で治ることがあり受診が遅れやすい。子どもは熱いめんをふーふー冷ます動作が引き金に
- 目が見えにくい、手足がしびれる、ふらつく…再発をくり返す「多発性硬化症」神経の電線のカバーが炎症で壊れる病気。平均発病は30歳前後、女性に2〜3倍多く、日本に約17,600人。熱いお風呂で一時的に悪くなることも
- ふらつき・ろれつのもつれ、立ちくらみ、尿が出にくい「多系統萎縮症」小脳・パーキンソン病に似た症状・自律神経の症状が重なる。50歳代に多く、全国に約1万1千人。パーキンソン病より進みが早く、薬も効きにくい
- 筋肉がこわれて少しずつ力が落ちる遺伝性の病気「筋ジストロフィー」たくさんの病気の総称で、人口10万人あたり17〜20人程度。大人に多い筋強直性ジストロフィーは、筋力の低下より先に心臓などの合併症が出ることも
- まぶたが下がる・物が二重に見える・疲れやすい「重症筋無力症」神経から筋肉への信号の受け手が自己抗体で壊される。全国に約2万9千人で10年で約2倍、発症の中央値は59歳。息が苦しくなる「クリーゼ」に注意
- 首のしこり・はれいちばん多いのは感染による急性リンパ節炎で、痛みがあり1〜2週間でよくなることが多い。悪性リンパ腫やがんの転移、甲状腺や唾液腺の腫瘍のことも
- 首すじ・肩甲骨・指先のしびれから始まる「後縦靱帯骨化症(OPLL)」背骨の中のじん帯が骨になり、脊髄が押される。50歳前後の男性に多く(男女比2対1)、糖尿病や肥満の人に多い。半数以上は数年たっても変わらないが、転倒で急に悪化することも
- 鼻血をくり返す、家族にも同じ人がいる「オスラー病」全身の血管に奇形ができる遺伝性の病気で、日本では5,000〜8,000人に1人が遺伝子をもつ。80〜90%に鼻血。肺の血管の奇形は脳梗塞などの原因にも。鼻血は軽く小鼻をつまんでうつむく
- パーキンソン病じっとしているときの手のふるえ、動きが遅くなる、最初の一歩が出にくい、転びやすい。65歳以上の100人に約1人。便秘やにおいの低下、立ちくらみ、気分の落ちこみも。いまは平均寿命は全体とほとんど変わらない
- 朝いちばんの尿がコーラ色に「発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)」赤血球が血管の中で壊される貧血。20〜60歳代に多く、遺伝はしない。ゆっくり進むので貧血に気づきにくい。新しい薬で症状は劇的に改善
- 38℃以上の熱、体重減少、高血圧、紫斑、手足のしびれ…「結節性多発動脈炎」中くらいの太さの動脈に炎症が起こり、全身のいろいろな臓器に症状が出る。40〜60歳に多く平均53歳。B型肝炎ウイルスなどのあとに起こることも
- 高齢になって急に、両肩・首・おしりが痛くて朝起き上がれない「リウマチ性多発筋痛症」:50歳以上に起こり70〜80歳がピーク。発熱や食欲不振も。ステロイドがよく効くが、自己判断で減らすと再発しやすい。こめかみの頭痛や視力低下は要注意
- よく転ぶ、下が見にくい、しゃべりにくい・飲みこみにくい「進行性核上性麻痺」初めはパーキンソン病に似ているが、薬があまり効かず進みが早い。半数以上は発症1年以内に転倒をくり返す。50〜70歳代に多い
- 乾癬の人の関節の痛み「乾癬性関節炎」乾癬の人の8〜13%、日本では3〜5万人と推定。25〜30歳ごろの発症が多く、男女差はない。指全体のはれ、アキレス腱の付け根の痛み、腰痛も。皮膚がよくても関節が悪いことがあり、診断が遅れると関節が壊れる
- 体を動かすと息苦しい、すぐ疲れる、失神することも「肺動脈性肺高血圧症」心臓から肺へ血液を送る血管の圧が異常に上がる。初期は安静時の症状がない。以前は若い女性に多かったが、いまは75歳以上がいちばん多い
- 関節リウマチの治療は「寛解」をめざすまずメトトレキサート、3か月で改善がない・6か月で目標に届かなければ生物学的製剤やJAK阻害薬へ。ステロイドはできるだけ短く。病気の勢いは定期的にチェックし、薬は少なくとも3か月ごとに見直す
- 耳が赤くはれて痛むのをくり返す「再発性多発軟骨炎」耳・鼻・気道などの軟骨に炎症をくり返す。変形した軟骨は元に戻らないので早期の診断・治療が重要。気道が狭くなるとゼイゼイ・息苦しさも
- 関節リウマチ手指や手首の関節の痛みとはれ、朝のこわばり。30歳以上の100人に1人、女性は男性の約3倍、いまは60歳代の発症がいちばん多い。症状が2年を過ぎると完全な回復が難しく、できれば半年以内に治療を
- 食事のたびに、あごの下がはれて痛む「唾石症」だ液の通り道に石ができて、だ液がたまる。感染するとうみが出ることも。自然に出ることもあるが、出なければ手術で取る
- 健診の胸部X線で見つかることもある「サルコイドーシス」肉芽腫というかたまりが肺・目・皮膚・心臓などにできる。若くて肺の付け根のリンパ節のはれだけなら8割は自然に治るが、1〜2割は難治化。日本人は目と心臓の病変が多い
- 男性だけに起こる「球脊髄性筋萎縮症(ケネディ病)」しゃべりにくい、食事でむせる、顔がぴくつく、手足がやせる。男性ホルモンを受け取るたんぱく質の遺伝子の変化が原因で、30〜60歳ごろに発症。胸が大きくなることも
- 肩の痛み、五十肩とはかぎらない五十肩は50歳代に多く、動きが固くなる。腱板断裂は60歳代がピークで男性の右肩に多く、腕は上がるのに力が入らない。夜中に急に激痛なら石灰沈着性腱板炎も
- 目と口がひどく乾く「シェーグレン症候群」涙やだ液をつくる腺を免疫が攻撃する病気。50歳代がピーク、男女比1対17で女性に多い。日本に約7万人。むし歯が増える、外出に水筒が手放せない、悲しいときも涙が出ない
- 全身性エリテマトーデス(SLE)発熱・だるさ・関節の痛み、頬の蝶の形の赤い発疹、日光で悪化。男女比1対9で20〜40歳の女性に多く、日本に約6〜10万人。治療の進歩で5年生存率は50%から95%以上に
- においがわからない「嗅覚障害」かぜ・アレルギー性鼻炎・慢性副鼻腔炎で、においの分子が鼻の奥まで届かないと起こる。かぜのウイルスでにおいの細胞が傷むと重くなることも。治療の基本は原因の病気の治療
- 足のしびれ・歩きにくさ・頻尿や尿もれ…背骨の神経の通り道が狭くなる「黄色靱帯骨化症」と「広範脊柱管狭窄症」:40〜60歳代以降に多い。転ぶと急にまひが進むことがあるので、転倒に注意
- 歩くとふらつく、手がうまく使えない、ろれつが回らない「脊髄小脳変性症」力はあるのに上手に動かせない「運動失調」が少しずつ進む病気の総称。全国に3万人以上。約3分の2は遺伝性ではない。人にうつる病気ではない
- 寝違えと肩こり寝違えは「けが」ではない軽い病気で、数時間〜数日でよくなるのがふつう。痛い方向には動かさない。肩こりは同じ姿勢・猫背・運動不足・ストレス・冷房などが原因。治らないときや手足のしびれがあれば整形外科へ
- 片腕のしびれ、やけどをしても熱さを感じない「脊髄空洞症」脊髄の中に液体がたまった空洞ができ、内側から圧迫する。20〜30歳代に多い。代表的な原因は生まれつき小脳の一部が下がっている「キアリ奇形」
- 冷たい物にふれると指が白〜紫に「全身性強皮症」最初の症状でいちばん多いのはレイノー現象。指輪が入らなくなる手指のむくみから皮膚が硬くなる。30〜50歳代の女性に多く、男女比1対12。発症5〜6年以内の早い治療が大切
- 若い女性の発熱・だるさ、腕が疲れやすい、手首の脈がふれない「高安動脈炎」大動脈など太い血管に炎症が起こる。患者の9割が女性で15〜35歳に多く、全国に約5,000人。初めはかぜのような症状。禁煙は必須
- テニスをしなくてもなる「テニス肘」物を持ち上げる、タオルをしぼると、ひじの外側〜前腕が痛む。休んでいるときは痛まないことが多い。年齢とともにひじの腱がいたんで起こる。まずはストレッチ・手を使う作業をひかえる・湿布
- つり革や物干しで腕がしびれる「胸郭出口症候群」腕を上げると、腕〜小指側のしびれや肩・肩甲骨のまわりの痛み。なで肩の女性や重い物を運ぶ人に多い。腕を上げる作業や重いリュックをさけるのが予防
- 背骨の圧迫骨折高齢の人では、ほとんどが骨粗しょう症で、尻もちなどの軽い力で起こる。中腰や重い物を持つだけで折れることも。いくつも重なると背中が丸くなり身長が縮む。軽いものはコルセットと安静で3〜4週
- 追突事故のあとの首の痛み「外傷性頚部症候群(むち打ち)」骨折や脱臼がなければ、2〜4週間の安静のあとは首を動かすほうが長引きにくい。首のカラーを長くつけ続けると、痛みや肩こりが長引く原因に
- ある日突然、目が閉じられない・水が口からこぼれる「顔面神経麻痺」ベル麻痺・ハント症候群は体にひそむヘルペスウイルスが原因。診断や治療が遅れると後遺症が残ることも。担当は耳鼻咽喉科
- 声がれが1か月以上続くなら耳鼻咽喉科へ声帯ポリープ・声帯結節は声の出しすぎや喫煙で。喉頭がんは男性に多く、喫煙が大きく影響する。胃酸の逆流で声がかれることも
- のどの痛みで急ぐべきサイン息がしづらい・物がのみこみにくいなら「急性喉頭蓋炎」かも、急いで受診を。口が開きにくい・食事がとれないほどの痛みは「扁桃周囲膿瘍」のことも
- においのするドロっとした鼻水、ほおや額の痛み「副鼻腔炎(蓄膿症)」すっきりしない・においがわからない状態が続くなら慢性化かも。片側だけの鼻づまり・鼻血・悪臭はほかの病気にも注意
- 口内炎の多くは1〜2週間で自然に治るよくあるのはアフタ性口内炎。なかなか治らないときは初期のがんのことも。何か所もできる・何度もできるなら全身の病気のサインかも
- 朝起きたら片耳が聞こえにくい「突発性難聴」耳鳴り、耳がふさがった感じ、めまいも。早く治療を始めたほうが聞こえの回復がよいと報告されている。ろれつが回らない・顔のしびれがあれば脳梗塞も考える
- ぐるぐる回るめまい、いちばん多いのは「良性発作性頭位めまい症」寝返りや起きるときに数秒〜数十秒。耳の中の小さな石がはがれて起こり、石を戻す方法で治しやすい。ことばの障害・まひ・激しい頭痛をともなうなら救急車を
- 下痢・血便・腹痛が続く若い人は「炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)」のことも:日本の患者は潰瘍性大腸炎20万人、クローン病7万人以上。薬でコントロールできる人が増え、仕事や結婚・出産もできる
- 肝硬変は「慢性の肝障害」の行きつく先原因はB型・C型肝炎、長年の大量飲酒、過栄養(脂肪肝)など。食道の静脈瘤の破裂、肝がんに注意。生の魚介は加熱して
- 目の前で人が倒れたら「119番・AED・胸骨圧迫」市民がAEDで電気ショックをした人の1か月後の社会復帰は44.4%、心肺蘇生をしなかった場合は3.7%。迷ったら、すぐ胸骨圧迫を
- 口臭の原因のほとんどは「舌苔」と歯周病自分のにおいは自分ではわかりにくい。舌みがきは朝起きてすぐ1回、力を入れすぎずに。家族に指摘されたら歯科へ
- ハチ刺されで亡くなる人は2024年に18人こわいのはスズメバチとアシナガバチ。巣に近づかない、黒い服を避ける、強いにおいを控える。息苦しさや意識が遠のくなど全身の症状は一刻を争う
- 胃カメラで異常がないのに続く胃もたれ・みぞおちの痛み「機能性ディスペプシア」健診を受けた人の11〜17%。原因は胃の動き・感じ方・ストレスなど。腹八分目で少しずつ、脂っこい食事・お酒・コーヒー・たばこを控える
- 健診のエコーで「胆石」と言われたら胆のうの石の8割は症状がない。症状がなければ経過観察もできる。食後しばらくして右のあばらの下・みぞおちが痛む、白目が黄色い、高熱は受診を
- 胸やけ・酸っぱいものが上がってくる「逆流性食道炎(胃食道逆流症)」大人の10〜20%。効果がはっきりしているのは減量と、上半身を少し高くして寝ること。寝る前3時間は食べない
- 緊張するとおなかが痛くなって下痢・便秘「過敏性腸症候群(IBS)」約10%の人がかかる、よくある病気。ストレスで腸が動きすぎ、痛みに敏感に。血便・発熱・体重減少や50歳以上は大腸の検査を
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因は、ピロリ菌と「痛み止め」ふつうの生活のストレスや喫煙だけでは原因になる根拠はない。黒い便・吐血は出血のサイン。2017年も約2,500人が亡くなっている
- イヤホンの大音量で、聞こえが戻らなくなることも若者10億人以上が「安全でない聞き方」で難聴のリスク(WHO)。音量は最大の60%まで、80dBなら週40時間・90dBなら週4時間が目安
- テントの中で火を使わないたき火は約9分、ストーブは約15分で一酸化炭素が危険な濃度に(NITEの実験)。一酸化炭素は色もにおいもない。頭痛・吐き気を感じたら、すぐ換気して外へ
- 長いフライト、車中泊、避難所で気をつけたい「エコノミークラス症候群」足にできた血の固まりが肺に詰まると命の危険も。1時間に1度のかかとの上下運動と、こまめな水分を
- 花粉症は日本人の42.5%、スギ花粉症は38.8%(2019年)薬は飛散開始の1週間前までに準備。マスクで花粉を約7割、メガネで約4割カット。根本治療が期待できるのは舌下免疫療法
- 痔の3大疾患「いぼ痔・切れ痔・あな痔」いぼ痔の原因は、いきみ・長時間の座り仕事・筋トレの腹圧・お酒の飲みすぎ・辛いもの。切れ痔は便秘対策、あな痔は基本的に手術。恥ずかしがらずに肛門科へ
- 頭が締めつけられるように痛い「緊張型頭痛」日本人の22.3%、頭痛でいちばん多い。痛み止めは「週に2〜3日まで」が目安。飲みすぎると「薬の飲みすぎによる頭痛」に
- トイレが近い・夜中に何度も起きる頻尿は「起きてから寝るまで8回以上」がひとつの目安。原因は膀胱だけじゃない。まずは「排尿日誌」を
- 食べているのにやせる、動悸・汗・手のふるえ、生理が止まる——20〜30代の女性に多い「バセドウ病」かも。首の腫れや目の症状も。たばこは悪化のもと
- おしっこが赤い・健診で「尿潜血」——血尿は腎臓や膀胱からのサイン膀胱がんの85%は目で見える血尿がきっかけ。痛くなくても泌尿器科へ
- 片側の背中やわき腹に激痛、血尿——「尿路結石」は男性の7人に1人が一生に一度経験。熱が出たらすぐ救急へ。5年で半分が再発、予防は水分
- ぎっくり腰・腰痛自覚症状で男女とも1位。「ぎっくり腰」は病名ではない。足のしびれ、発熱、尿もれがあるときはすぐ整形外科へ
- 片頭痛は日本人の8.4%30代女性では約5人に1人。7割は医療機関を受診していない。市販の痛み止めの「飲みすぎ頭痛」と、危ない頭痛のサインも
- 歯周病と糖尿病は「おたがいに悪くし合う」関係歯周治療で血糖の指標HbA1cが改善。歯を失うと栄養がとれず、要介護のリスクにも。口と全身の健康のつながり
- 骨の量は20歳ごろがピーク骨粗しょう症は「若いうちの貯金」と「減らさない生活」で防ぐ。無理なダイエット、日光不足、運動不足に注意
- 「80歳で自分の歯20本」を達成している人は51.6%1993年の10.9%から大きく増加。20本あれば、かたい食べものもほぼ満足にかめる【8020運動と歯科疾患実態調査】
- おしっこが「まったく出ない」は、すぐ受診尿閉の多くは前立腺肥大症。飲酒・長時間座る・かぜ薬がきっかけにも。残尿感のことも
- おしっこの勢いが弱い、出にくい、あとから少しもれる男性で多いのは前立腺肥大症(70代で10人に1人以上)。糖尿病など神経の病気のことも。前立腺がんのチェックも
- 冬の実家で気をつけたい、お風呂とお餅高齢者の浴槽での死亡は年6,541人、餅の窒息は正月三が日に多い。お湯は41度以下・10分まで、餅は小さく切る