
プレ男疲れてくると、片目が外にずれてる気がするって言われるんだ。夕方には目も肩もガチガチ…。

メル美斜視って子どもの病気だと思ってた。大人になってからもなるのかな?
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、大人の斜視の話です。日本眼科学会の病気の解説「大人の斜視」(監修:日本弱視斜視学会)をもとにまとめました。
斜視とは
- ものを見ようとするとき、片方の目は正面を向いていても、もう片方の目がちがう方向を向いてしまう、つまり左右の視線が合わない状態です
- ずれる向きによって、内斜視(内側)、外斜視(外側)、上斜視、下斜視といいます
- 斜視は人口の約3%にみられるという統計もあり、めずらしい病気ではありません
症状
- ものが二つに見える(複視)、ずれた目で見ている像がぼやける
- 外斜視では、視線を合わせるのに疲れを感じ、肩こりや頭痛の原因になることがあります
- 目が疲れやすい、顔を傾けてものを見る、なども

プレ男視線を合わせるのに疲れて、肩こりや頭痛になることもあるんだ。
大人の斜視の原因
- 子どものころからあった軽い斜視が、大人になって悪化することがよくあります
- 近視の強い人は、大人になってから内斜視になりやすいことがわかっています
- 目を動かす神経や筋肉の異常、脳の病気、全身の病気によって起こることもあります
検査と治療
- ふつうの眼科の検査に加えて、全身の検査やMRIなどを行うことがあります
- 目の位置を整えるために、目を動かす筋肉の位置を移したり、長さや張りを調整したりする手術を行います
- 血流の障害などで目を動かす神経の働きが落ちた場合は、3か月〜半年ほどで自然によくなることもあります。炎症が原因の場合は、飲み薬が効くこともあります

斜視は人口の約3%にみられ、大人になってから悪化したり、近視の強い人が内斜視になったりすることもあります。目を動かす神経や筋肉、脳や全身の病気で起こることもあります。
- 目を動かしにくくなる病気として甲状腺眼症や、けがによる眼窩骨折、目の疲れはパソコン・スマホ作業の目と肩の疲れの記事もどうぞ

メル美肩こりや頭痛の原因が目のことも。一度、眼科で目の位置を見てもらおう。
まとめ
- 斜視は左右の視線が合わない状態。人口の約3%
- ものが二重に見える・ぼやける、外斜視では疲れ・肩こり・頭痛も
- 子どものころの軽い斜視が大人で悪化、近視の強い人は内斜視になりやすい
- 神経・筋肉・脳・全身の病気が原因のことも
- 治療は筋肉の手術など。自然によくなることもある
参考文献
- 日本眼科学会(監修:日本弱視斜視学会). 病気の解説「大人の斜視」. https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=34 (閲覧日:2026年10月10日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。