プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 03 / ALCOHOL & SMOKING

ビール1杯で顔が赤くなる人は要注意日本人の約4割は「アセトアルデヒドを分解しにくい体質」。飲み続けると食道・頭頸部のがんのリスクが特に高く。がん予防に「安全な量」はない

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2026年9月29日
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医師 監修

厚生労働省のe-ヘルスネット(久里浜医療センター・横山顕医師)によると、WHOは飲酒を口・のど・食道・肝臓・大腸・女性の乳がんの原因と認定しています。お酒のエタノールと、分解の途中でできるアセトアルデヒドには発がん性があり、少しのお酒で顔が赤くなる体質(日本人の約40%)の人が飲酒を続けると、食道や頭頸部のがんのリスクが特に高くなります。コップ1杯のビールで赤くなるかのチェック、飲酒量とがんのリスク、禁酒でリスクが下がることをまとめました。

目次
  1. お酒は、がんの原因になる
  2. 顔が赤くなる人は、日本人の約4割
  3. 赤くなる人が飲み続けると
  4. 飲む量とがんのリスク
  5. やめれば、リスクは下がる
  6. まとめ

プレ男オレ、ビール1杯で顔が真っ赤になるんだけど、「飲んでれば強くなる」って先輩に言われて、毎晩鍛えてるんだ!

メル美それ、大丈夫かな…。顔が赤くなる体質って、がんと関係があるって聞いたことがあるよ。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、お酒とがん、とくに顔が赤くなる体質の話です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」の記事(国立病院機構久里浜医療センター・横山顕臨床研究部長)をもとにまとめました。

お酒は、がんの原因になる

顔が赤くなる人は、日本人の約4割

プレ男「鍛えれば強くなる」んじゃなくて、生まれつきの体質なんだ…。

「飲んでいるうちに赤くならなくなった」も要注意

赤くなる人が飲み続けると

飲む量とがんのリスク

がん 報告されていること
乳がん 欧米の解析で、エタノール10g(5%のビール250mL)増えるごとに7.1%リスク増。日本では、週5日以上飲む閉経前の女性で1.37倍、1日平均23g以上で1.73倍
大腸がん エタノール50gで1.4倍程度。日本人は欧米人より、同じ量でもリスクがやや上がりやすい傾向
肝臓がん 最大の原因はB型・C型肝炎ウイルスと肝硬変。飲酒は肝硬変への進行を早める。C型肝炎が治っても1日60g以上飲むと、2倍以上の頻度で発生
胃がん 最大の原因はピロリ菌。日本の解析で1日23gから量に応じてリスクが上がり、92g以上で約30%上昇

少しのお酒で顔が赤くなる体質の人が飲み続けると、食道や頭頸部のがんのリスクが特に高くなります。がん予防の観点からは、飲酒に安全な量はなく、飲まないことが最も望ましいとされています。

やめれば、リスクは下がる

メル美赤くなる体質なら、無理して「鍛える」必要なんてないよ。乾杯はウーロン茶でもいいんだから。

まとめ


参考文献

  1. 横山顕. アルコールとがん. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2025年10月15日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/alcohol/a-01-008.html (閲覧日:2026年9月29日)
  2. 厚生労働省 e-ヘルスネット. フラッシング反応(用語解説). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/alcohol/ya-008.html (閲覧日:2026年10月2日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。