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CHECK 10 / SYMPTOMS

肝硬変ではないのに、食道や胃に静脈瘤ができる「特発性門脈圧亢進症」肝臓の中の細い血管の枝がつまって門脈の圧が上がる。女性に2.4倍多く40〜50歳代がピーク。脾臓のはれ・貧血・血小板の減少も。吐血・下血はすぐ救急へ

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2026年10月12日
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医師 監修

難病情報センター「特発性門脈圧亢進症」(令和6年10月更新、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班)によると、特発性門脈圧亢進症は、肝臓や門脈(小腸からの栄養を肝臓へ運ぶ血管)自体に特別な病変がないのに、肝臓の中の細い門脈の枝がつまったり狭くなったりして、門脈の圧が上がり、食道や胃の静脈瘤、脾臓のはれ、貧血などが起こる病気です。患者さんは810〜1,300人程度、女性は男性の約2.4倍で、40〜50歳代にピークがあります。原因は不明ですが、自己免疫が関係していると推測されています。脾臓が大きくなると貧血や血小板の減少が起こり、出血したとき血が止まりにくくなります。静脈瘤が破裂すると吐血・下血が起こり、ショックで亡くなることもあるため、出血したときはただちに最寄りの救急病院を受診し、内視鏡による止血などの処置を受けなければなりません。

目次
  1. どんな病気?
  2. どんな人に多い?
  3. 症状
  4. 治療
  5. まとめ

メル美40代の叔母が、健診で貧血と血小板が少ないと言われて、くわしく調べたら脾臓が大きくて、胃カメラで食道に静脈瘤が見つかったんだって。お酒は飲まないし、肝硬変でもないらしい。

プレ男静脈瘤って肝硬変の人にできるイメージだけど、ほかの原因もあるんだね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、特発性門脈圧亢進症の話です。難病情報センターの「特発性門脈圧亢進症」(令和6年10月更新、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班)をもとにまとめました。

どんな病気?

どんな人に多い?

症状

プレ男肝硬変じゃなくても、肝臓の中の細い血管がつまって静脈瘤ができることがあるんだ。

治療

特発性門脈圧亢進症では、食道や胃に静脈瘤ができ、破裂すると吐血や下血が起こり、命にかかわることがあります。静脈瘤から出血したときは、ただちに最寄りの救急病院を受診しましょう。

メル美血を吐いたり、便に血がまじったりしたら、すぐ救急に行くように、叔母と家族で確認しておくね。

まとめ


参考文献

  1. 難病情報センター. 特発性門脈圧亢進症(指定難病92)(情報更新日:令和6年10月、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班). https://www.nanbyou.or.jp/entry/162 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。