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健診でALPやγ-GTPが高いと言われた中年女性は「原発性胆汁性胆管炎(PBC)」のことも:肝臓の中の細い胆管が免疫で壊れる病気。50〜60歳の女性に多く、全国に約37,000人。自覚症状がない段階で見つけて薬を続ければ、ふつうの生活が送れる

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2026年10月12日
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医師 監修

難病情報センター「原発性胆汁性胆管炎」(令和7年12月更新、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班)によると、原発性胆汁性胆管炎(PBC)は、肝臓の中の細い胆管が自己免疫によって壊れ、胆汁の流れが滞る病気で、血液検査でALPやγ-GTPなどの胆道系酵素が高くなり、抗ミトコンドリア抗体という自己抗体が見つかるのが特徴です。2018年の調査で全国におよそ37,000人と推定され、増えています。男女比は約1対4で、50〜60歳の女性に最も多くみられます。いまPBCと診断される人の多くは進行しておらず、自覚症状はほとんどありませんが、約30%は中等度〜重度の皮膚のかゆみがあります。治療せずに進むと、強いかゆみ、骨粗しょう症、肝硬変へと進むことがあります。薬(ウルソデオキシコール酸)を飲み続けることで、症状のない人は病気のない人と同じように日常生活を送れるようになっています。

目次
  1. どんな病気?
  2. どんな人に多い?
  3. 症状
  4. 治療
  5. 経過と生活の注意
  6. まとめ

メル美母が健診で「ALPとγ-GTPが高い」って言われたの。お酒はほとんど飲まないのに。最近、体がかゆいとも言ってた。

プレ男γ-GTPって、お酒を飲む人が高くなるイメージだけど、それ以外の理由もあるの?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、原発性胆汁性胆管炎(PBC)の話です。難病情報センターの「原発性胆汁性胆管炎」(令和7年12月更新、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班)をもとにまとめました。健診の肝機能の数値の見方は健診の肝機能検査の記事にまとめています。

どんな病気?

どんな人に多い?

症状

メル美お酒を飲まなくてもALPやγ-GTPが高くなる病気があって、かゆみも症状のひとつなんだ。

治療

経過と生活の注意

原発性胆汁性胆管炎は、50〜60歳の女性に多く、健診の血液検査でALPやγ-GTPが高くなることで見つかることがあります。自覚症状がほとんどない段階で治療を始めて薬を続ければ、病気のない人と同じように日常生活を送ることができます。

プレ男健診の数字だけで終わらせずに、かゆみのことも伝えて精密検査を受けてもらおうね。

まとめ


参考文献

  1. 難病情報センター. 原発性胆汁性胆管炎(指定難病93)(情報更新日:令和7年12月、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班). https://www.nanbyou.or.jp/entry/93 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。