プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 05 / MOVE

中性脂肪を下げ、善玉(HDL)を増やす運動1日合計30分以上の有酸素運動をできれば毎日(少なくとも週3日)。10分×3回でもOK。効果が出るまでは数か月

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2026年9月29日
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医師 監修

厚生労働省のe-ヘルスネット(立命館大学・家光素行教授、2022年12月6日更新)によると、脂質異常症の治療は生活習慣の改善が根幹です。日本動脈硬化学会のガイドライン(2022年版)では、速歩やスロージョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動を中心に、ふつうに歩く以上の強さで、1日合計30分以上をできれば毎日(少なくとも週3日)行うことが勧められています。運動は中性脂肪を下げ、HDLコレステロールを増やしますが、効果には数か月以上の継続が必要です。

目次
  1. 脂質異常症の基準
  2. 運動で、中性脂肪が下がり、HDLが増える
  3. どんな運動を、どのくらい?
  4. 効果が出るまでは、数か月
  5. 始める前に
  6. まとめ

プレ男健康診断で「中性脂肪が高い、善玉コレステロールが低い」って言われた。運動でなんとかなるのかな?

メル美1回走ったくらいじゃ、すぐには変わらないよね?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、脂質異常症を改善するための運動の話です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」の記事「脂質異常症を改善するための運動」(立命館大学・家光素行教授、2022年12月6日更新)をもとにまとめました。

脂質異常症の基準

日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」では、次のように定義されています。

項目 基準
LDLコレステロール 140mg/dL以上
HDLコレステロール 40mg/dL未満
中性脂肪(トリグリセライド) 空腹時150mg/dL以上、随時175mg/dL以上
non-HDLコレステロール 170mg/dL以上

LDLコレステロールと食事については健診で「LDLコレステロールが高い」の記事もどうぞ。

運動で、中性脂肪が下がり、HDLが増える

どんな運動を、どのくらい?

項目 目安
種類 ウォーキング、速歩、水泳、エアロビクスダンス、スロージョギング(歩くくらいの速さのジョギング)、サイクリング、踏み台昇降など、大きな筋肉をダイナミックに動かす有酸素運動が中心
時間・頻度 1日合計30分以上を毎日続けるのが望ましい(少なくとも週3日)。10分×3回のように分けてもOK
強さ 中くらい以上(3メッツ以上)。ふつうに歩くくらい、またはそれ以上

プレ男10分を3回に分けてもいいなら、昼休みと通勤でできそう!

効果が出るまでは、数か月

運動は中性脂肪を下げ、善玉のHDLコレステロールを増やします。ただし、血液の脂質の値は1回の運動では変わらず、数か月以上続けることが必要です。

始める前に

メル美次の健康診断まで、半年続けてみようよ。結果が楽しみだね。

まとめ


参考文献

  1. 家光素行. 脂質異常症を改善するための運動. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2022年12月6日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-05-003.html (閲覧日:2026年9月29日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。