プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 01 / CHECKUP

健診のコレステロール・中性脂肪、いくつから受診?LDL 180以上か中性脂肪500以上は「早めに受診」。LDL 140〜179・中性脂肪300〜499は生活を見直して3〜6か月後に再検査。糖尿病・高血圧・喫煙などがあれば早めに相談

UPDATED
2026年10月5日
SOURCES
1 件
REVIEW
医師 監修

厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」の脂質異常のフィードバック文例集によると、健診でLDLコレステロール180mg/dL以上なら、LDL 100未満の人に比べて心筋梗塞や狭心症に約3〜4倍なりやすく、中性脂肪500mg/dL以上は急性膵炎のおそれがあり、どちらも早めの受診が必要です。LDL 140〜179は約1.5〜2倍、中性脂肪300〜499は約2倍で、生活習慣を改善して3〜6か月後に再検査を。糖尿病・慢性腎臓病・心血管病・高血圧がある人や喫煙者は、動脈硬化が進みやすいため早めの相談がすすめられています。

目次
  1. 判定と対応
  2. いちばん大事なのは LDL
  3. 値ごとの生活の見直し
  4. まとめ

メル美お父さんの健診、LDLが165で「要再検査」だって。すぐ病院に行くべき?

プレ男ぼくは中性脂肪が320だった。前の日に飲みすぎたからかな…。

こんにちは、Dr. Taro です。 健診シリーズの続きで、今回は健診の脂質(コレステロール・中性脂肪)の判定の話です。厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」の「脂質異常に関するフィードバック文例集」をもとにまとめました。食事の工夫は健診で「LDLコレステロールが高い」の記事にくわしく書いています。

判定と対応

健診の値(mg/dL) 心筋梗塞・狭心症のなりやすさ 対応
LDL 180以上 LDL 100未満の人の約3〜4倍 できるだけ早めに受診
中性脂肪 500以上(空腹時・随時とも) 急性膵炎のおそれ(命にかかわることも) できるだけ早めに受診
LDL 140〜179 約1.5〜2倍 生活習慣を改善し、3〜6か月後に再検査
中性脂肪 300〜499 150未満の人の約2倍 生活習慣を改善し、3〜6か月以内に再検査
LDL 120〜139(境界域)、中性脂肪 空腹時150〜299(随時175〜299)、HDL 40未満 — 生活習慣の改善(太っている人は特定保健指導の活用も)
LDL 120未満、中性脂肪 空腹時150未満(随時175未満)、HDL 40以上 — これからも健診を

(厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」より)

メル美お父さんの165は、生活を見直して3〜6か月後に再検査のレベルなんだ。

早めに相談したほうがいい人

LDLが120以上でも、次のどれかにあてはまる人は、動脈硬化が進みやすく、心筋梗塞や狭心症になりやすい状態と考えられるため、できるだけ早めにかかりつけの医師に相談、または医療機関で再検査を受けるよう書かれています。

LDLコレステロールが180以上、中性脂肪が500以上なら、早めに受診しましょう。糖尿病や高血圧がある人、たばこを吸う人は、LDLがそれより低くても早めに相談してください。

いちばん大事なのは LDL

値ごとの生活の見直し

プレ男中性脂肪320は、3〜6か月以内に再検査。お酒を減らして、歩く量をふやしてみるよ。

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. 標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版).「脂質異常に関するフィードバック文例集」. https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001231390.pdf (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。