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糖尿病の人は、毎日「足を見る」感覚が鈍くなり、傷や水虫、低温やけどに気づきにくい。放っておくと潰瘍や壊疽に。靴・靴下・爪の切り方のコツ

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2026年10月4日
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医師 監修

糖尿病情報センター(国立健康危機管理研究機構)によると、糖尿病で血糖の高い状態が続くと、神経障害で足の感覚が鈍くなり、動脈硬化で血流も悪くなるため、けがや水虫、低温やけどに気づかないまま、潰瘍や壊疽(えそ)に進むことがあります。いちばん大事なのは、毎日足をよく観察すること。足の洗い方、深爪をしない爪の切り方、つま先に1cmほど余裕のある靴、綿の靴下、湯たんぽの注意、タコ・ウオノメを自分で削らないことなど、フットケアのポイントをまとめました。

目次
  1. なぜ、糖尿病だと足があぶないの?
  2. とくに注意したい人
  3. フットケアのポイント
  4. 治療と「フットケア外来」
  5. まとめ

プレ男糖尿病の父さんが、「靴ずれしてたのに全然気づかなかった」って言うんだ。痛くなかったんだって。

メル美痛くないのに、けがしてるの?それってこわいね…。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、糖尿病の人の足のケア(フットケア)の話です。国立健康危機管理研究機構 糖尿病情報センターの「フットケア」「糖尿病足病変」(2023年7月作成)をもとにまとめました。親が糖尿病という人にも読んでほしい内容です。

なぜ、糖尿病だと足があぶないの?

血糖の高い状態が長く続くと、次の3つが重なって、足のトラブルが起こりやすくなります。

さらに、糖尿病網膜症などで視力が落ちると、足の傷に気づきにくくなります。こうして、足潰瘍(かいよう)や、足の組織が死んでしまう足壊疽(えそ)まで進むことがあります。これらをまとめて糖尿病足病変といいます。糖尿病そのものについては糖尿病の基本の記事もどうぞ。

プレ男痛みを感じにくいから、気づいたときには進んでいることがあるんだ。

とくに注意したい人

糖尿病情報センターによると、糖尿病の人で次のどれかひとつでもあてはまれば、リスクが高いので注意が必要です。

また、水虫や細菌に感染しているかもしれない、足に傷がある、足が赤くはれているときは、放っておかずに、主治医に相談したり、皮膚科を受診したりしましょう。

フットケアのポイント

1. 毎日、足を観察する

2. 足を清潔に

3. 爪は切りすぎない

4. 自分の足に合った靴を

5. はだしを避け、靴下で守る

6. やけどに注意

メル美電車の暖房の吹き出し口まで!感覚が鈍いと、熱さにも気づきにくいんだね。

7. タコ・ウオノメ・傷を自分で処置しない

糖尿病の人は、足の感覚が鈍くなって、けがや感染に気づきにくくなります。毎日足をよく見て、赤み・はれ・うみがあれば、すぐに受診しましょう。

治療と「フットケア外来」

プレ男今度帰ったら、父さんの足を一緒に見てみる。フットケア外来のことも聞いてみるよ。

まとめ


参考文献

  1. 国立健康危機管理研究機構 糖尿病情報センター. フットケア(フットケアはなぜ大切なの?). https://dmic.jihs.go.jp/general/about-dm/040/070/11.html (閲覧日:2026年10月4日)
  2. 国立健康危機管理研究機構 糖尿病情報センター. 糖尿病足病変(2023年7月作成). https://dmic.jihs.go.jp/general/about-dm/060/040/01.html (閲覧日:2026年10月4日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。