プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 01 / CHECKUP

健診の前日は、お酒と激しい運動をひかえる午前の健診なら10時間以上、水以外は口にしない:食べてから採血すると血糖・中性脂肪は「随時」の基準で判定(随時中性脂肪は175以上で保健指導レベル)

UPDATED
2026年10月22日
SOURCES
1 件
REVIEW
医師 監修

厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」は、特定健診を受ける人に、前日はアルコールや激しい運動をひかえること、午前の健診では10時間以上水以外の飲食をしないこと、午後の健診では軽めの朝食にしてそのあとは水以外とらないことが望ましいことを、事前に知らせるよう定めています。10時間以上食べていない採血が「空腹時」、食事を始めて3.5時間以上10時間未満が「随時」。空腹時血糖・随時血糖はどちらも100mg/dL以上、中性脂肪は空腹時150・随時175mg/dL以上が保健指導判定値です。腹囲や血圧の測り方もまとめました。

目次
  1. 特定健診を受ける人に、前もって知らせること
  2. 「空腹時」と「随時」のちがい
  3. 判定の基準(保健指導判定値と受診勧奨判定値)
  4. 当日の測り方も知っておこう
  5. まとめ

プレ男明日は健診なのに、今夜は飲み会…。1杯だけならセーフ?あと、朝のコーヒーもダメ?

メル美わたしは午後の健診なんだけど、朝ごはんは食べていいのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、健診の前日と当日に気をつけることの話です。厚生労働省の「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」にある「健診の検査実施方法及び留意事項」と「健診検査項目の判定値」をもとにまとめました。これは40〜74歳の特定健診(メタボ健診)のためのきまりです。実際の健診では、会社の健診などもふくめ、健診機関からの案内に従ってください。

特定健診を受ける人に、前もって知らせること

プログラムは、特定健診の前に、受ける人に次のことを知らせるよう定めています。

いつ 気をつけること
前日 アルコールの摂取や激しい運動はひかえる
午前の健診 空腹時血糖・空腹時中性脂肪などの結果に影響するため、健診の10時間以上前から、水以外の飲食物をとらない
午後の健診 HbA1c検査をする場合でも、朝食は軽めにし、ほかの検査への影響を減らすため、健診まで水以外の飲食物をとらないことが望ましい
やむを得ず空腹でないとき 採血は食後3.5時間以降に行う

(厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」別紙4より)

プレ男「水以外」だから、朝のコーヒーもダメなのか…。前日の飲み会もひかえめにしよう。

「空腹時」と「随時」のちがい

採血したタイミングで、血糖や中性脂肪の呼び方と判定が変わります。

採血のタイミング
空腹時 10時間以上食事をしていない
随時 食事を始めてから3.5時間以上、10時間未満
食直後 食事を始めてから3.5時間未満

判定の基準(保健指導判定値と受診勧奨判定値)

項目 保健指導判定値 受診勧奨判定値
空腹時血糖 100mg/dL以上 126mg/dL以上
随時血糖 100mg/dL以上 126mg/dL以上
HbA1c 5.6%以上 6.5%以上
空腹時中性脂肪 150mg/dL以上 300mg/dL以上
随時中性脂肪 175mg/dL以上 300mg/dL以上

(厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」別紙5より)

食後に採血すると、血糖や中性脂肪は「随時」の基準で判定されます。午前の健診なら、10時間以上は水以外を口にしないのが基本です。迷ったら健診機関の案内を確認してください。

当日の測り方も知っておこう

メル美午後の健診なら、朝ごはんは軽めにして、そのあとは水だけにするね。

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. 標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版). 第2章「健診の内容」、別紙4「健診の検査実施方法及び留意事項」、別紙5「健診検査項目の保健指導判定値及び受診勧奨判定値」. https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001231390.pdf (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。