
プレ男曇りの日のバーベキューなら、日焼け止めはいらないよね?男が日焼け止めって、なんか照れくさいし。

メル美曇りでも日焼けするって聞くよ。シミやしわの原因にもなるし、男の人も対策したほうがいいんじゃない?
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、紫外線と日焼け対策の話です。環境省の「紫外線環境保健マニュアル2020」(2020年3月改訂版)をもとにまとめました。
紫外線を浴びすぎると
- 浴びすぎると、日焼けだけでなく、長い間浴び続けることで、良性・悪性の腫瘍(皮膚がんなど)や白内障などを引き起こすことがあります
- 一方で、紫外線は皮膚でビタミンDを作るのにも使われます。日常生活では、浴びすぎを防ぐことが大切です
いつ、どこで強い?
- 1日のうちでは正午前後(太陽がいちばん高いとき)が強く、夏の午前10時〜午後2時に、1日のおよそ70%が集中します
- 1年のうちでは4〜9月に、1年間のおよそ70〜80%が集まります
- 南ほど強くなります
- 地面の反射も大きく、新雪では約80%、砂浜では約10〜20%、水面では約10〜20%を反射します。また、標高が1,000m上がるごとに紫外線は10〜12%増えます。スキーや海水浴では、とくに注意が必要です
よくある思いちがい
| 思いちがい | 実際は |
|---|---|
| 曇った日は日焼けしない | 薄い雲なら紫外線の80%以上が通過する |
| 水の中では日焼けしない | 水はわずかしか防がない(水深50cmで地表の40%)。水面の反射で浴びる量が増える |
| 冬の紫外線は危険ではない | ふつうは弱いが、雪の反射で2倍近く浴びることも。高い山ではとくに |
| 日焼け止めを塗れば、長時間浴びても大丈夫 | 日焼け止めは長く日に当たるためのものではなく、避けられないときに防ぐ効果を高めるもの |
(環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」より)

プレ男薄い雲だと8割以上が通るんだ!曇りでも油断できないね。
UVインデックスで判断する
- 紫外線の強さは「UVインデックス」(0〜11+)で表されます。気象庁などが毎日の予測を公表しています
| UVインデックス | 目安 |
|---|---|
| 1〜2(弱い) | 安心して外で過ごせる |
| 3〜5(中程度) | 日中はできるだけ日陰を |
| 6〜7(強い) | できるだけ長袖・日焼け止め・帽子を |
| 8〜10(非常に強い) | 日中の外出はできるだけ控える |
| 11+(極端に強い) | 必ず長袖・日焼け止め・帽子を |
6つの対策
- 紫外線の強い時間帯を避ける(おおむねUVインデックス3以上のとき)
- 日陰を利用する。ただし、空気中で散らばった紫外線や地面の照り返しもあるので、日陰でも浴びていることは忘れずに
- 日傘・帽子。帽子で目に入る紫外線は約20%減ります。つばの広い帽子がより効果的
- 衣服で覆う。長袖・襟つきのシャツ、目の詰まった生地を。暑い時期は熱中症にならない範囲で(熱中症と暑さ指数)
- サングラス。紫外線防止効果のあるものを適切に使うと、目の紫外線を最大90%カット。プラスチックのものは「UVカット」表示を確かめて。色が濃いだけで紫外線カットが不十分なものは、瞳が開いてかえって危険なことも
- 日焼け止めを上手に使う
日焼け止めの塗り方
- 外に出る前に塗る
- 顔は、手のひらに1円玉くらいの面積が埋まる量を取り、2回塗る。顔の数か所に分けて置いてから伸ばすと、塗り忘れ・ムラを防げます
- 腕や脚は、表と裏に1本ずつ線を描くようにつけて、らせんを描くようにのばす
- 鼻の頭、肩、背中の上の方は念入りに
- 手や服にふれたり、汗をふいたりすると落ちるので、落ちたと思ったらすぐ重ね塗り、または2〜3時間おきに塗り直しましょう
- 日常の散歩や買い物なら、それほど数値の高くない日焼け止めで十分です

紫外線は、曇りの日や水の中、冬の雪山でも浴びています。帽子やサングラス、服で防ぎ、日焼け止めは外に出る前に十分な量を塗って、2〜3時間おきに塗り直しましょう。

メル美バーベキューには帽子とサングラスを持っていこう。日焼け止めは貸してあげるね。
まとめ
- 紫外線の浴びすぎは、日焼け・皮膚がん・白内障などの原因に
- 夏の午前10時〜午後2時に1日の約70%、4〜9月に1年の約70〜80%
- 薄い雲でも80%以上通過、雪の反射で約2倍、水の中でも日焼けする
- UVインデックス3以上は対策を。日陰・帽子・服・サングラス・日焼け止め
- 日焼け止めは外に出る前に十分な量を、2〜3時間おきに塗り直し
参考文献
- 環境省. 紫外線環境保健マニュアル2020(2020年3月改訂版). https://www.env.go.jp/content/900410650.pdf (閲覧日:2026年10月5日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。