プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 10 / SYMPTOMS

下痢・血便・腹痛が続く若い人は「炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)」のことも:日本の患者は潰瘍性大腸炎20万人、クローン病7万人以上。薬でコントロールできる人が増え、仕事や結婚・出産もできる

UPDATED
2026年10月6日
SOURCES
1 件
REVIEW
医師 監修

日本消化器病学会の「患者さんとご家族のための炎症性腸疾患(IBD)ガイド2023」によると、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎とクローン病)は原因がはっきりわからない慢性の腸の炎症で、若い人に多く、日本では1990年代以降に急増し、潰瘍性大腸炎は20万人(米国に次いで世界で2番目)、クローン病は7万人を超えます。下痢、血便、腹痛、体重減少、発熱などが続くときは早く受診することが大切です。よくなったり悪くなったりをくり返しますが、薬が増えてコントロールできる人が多くなり、落ち着いている時期は仕事や学校、運動、結婚・出産も可能です。クローン病では禁煙が強くすすめられます。

目次
  1. どんな病気?
  2. こんなときは受診を
  3. 治療と暮らし
  4. まとめ

メル美同期の子が「潰瘍性大腸炎」って診断されたんだって。若くてもなる病気なの?

プレ男難病って聞いたことがある。仕事は続けられるのかな。ぼくも下痢が続くことがあって、ちょっと心配…。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、炎症性腸疾患(IBD:潰瘍性大腸炎とクローン病)の話です。日本消化器病学会の「患者さんとご家族のための炎症性腸疾患(IBD)ガイド2023」をもとにまとめました。

どんな病気?

潰瘍性大腸炎 クローン病
炎症の場所 原則として大腸だけ 口から肛門までどこにでも(とくに小腸と大腸)
多い症状 血便(粘血便)・下痢 下痢・腹痛、発熱、体重減少、貧血
特徴 すぐトイレに行かないと間に合わない、出たあとも残便感 肛門に痔ろう(うみが出る穴をともなう痔)をよく合併

メル美潰瘍性大腸炎は20万人もいるんだ。若い人に多いんだね。

こんなときは受診を

下痢や血便、腹痛、体重減少、発熱が続くときは、早めに受診して診断を受けましょう。炎症性腸疾患は、薬で症状をコントロールできる人が多くなっています。

治療と暮らし

仕事・学校・妊娠

プレ男治療を続ければ、仕事も運動もできるんだね。ぼくも下痢が続くなら、早めに病院に行くよ。

まとめ


参考文献

  1. 日本消化器病学会(協力:日本消化管学会、日本大腸肛門病学会、厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班). 患者さんとご家族のための炎症性腸疾患(IBD)ガイド2023. https://www.jsge.or.jp/committees/guideline/disease/pdf/ibd_2023.pdf (閲覧日:2026年10月6日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。