プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 10 / SYMPTOMS

イヤホンの大音量で、聞こえが戻らなくなることも若者10億人以上が「安全でない聞き方」で難聴のリスク(WHO)。音量は最大の60%まで、80dBなら週40時間・90dBなら週4時間が目安

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2026年10月5日
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医師 監修

WHOによると、世界で10億人以上の若者が、安全でない聞き方によって、避けられたはずの永久的な難聴のリスクにさらされています。大きな音を浴び続けると、耳の中の音を感じる細胞が傷み、はじめは鳥の声など高い音が聞こえにくくなり、気づかないまま進むことが多いとされます。WHOは、機器の音量を最大の60%以下にする、ノイズキャンセリングのよく合うヘッドホンを使う、うるさい場所では耳栓を、耳を休ませる、耳鳴りや聞こえにくさが続けば専門家に相談、を呼びかけています。

目次
  1. 若者10億人以上がリスク
  2. 大きな音で、耳の中で何が起きる?
  3. 安全に聞ける時間の目安
  4. WHOがすすめる「安全な聞き方」
  5. まとめ

プレ男通勤の電車ではイヤホンで音楽を大音量!週末はライブとクラブ。最近、帰ったあとに耳がキーンとするけど、朝には治ってるんだ。

メル美それ、くり返してたら耳が悪くならない?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、イヤホン・ヘッドホンや大きな音による難聴の話です。WHO(世界保健機関)のファクトシート「Deafness and hearing loss」(2026年3月3日更新)と、Q&A「Deafness and hearing loss: Safe listening」(2026年3月6日)をもとにまとめました。

若者10億人以上がリスク

大きな音で、耳の中で何が起きる?

プレ男翌朝に治っていても、くり返すと戻らなくなることがあるんだ…。

安全に聞ける時間の目安

音の大きさはデシベル(dB)で表します。ささやき声は約30dB、ふつうの会話は約60dBです。WHOは、音が大きくなるほど、安全に聞ける時間は急に短くなるとしています。

音の大きさ 1週間に安全に聞ける時間 音の例
60dB 制限なし ふつうの会話
80dB 40時間 玄関のチャイム
85dB 12時間30分 車内で聞く激しい交通の音
90dB 4時間 叫ぶような会話
95dB 1時間15分 オートバイ
100dB 20分 ヘアドライヤー
105dB 8分 5m先の車のクラクション
110dB 2.5分 耳元で叫ぶ声

(WHO「Deafness and hearing loss: Safe listening」の表より)

WHOがすすめる「安全な聞き方」

大きな音による難聴は、ゆっくり進んで気づきにくいのが特徴です。イヤホンの音量は最大の60%以下にして、ときどき耳を休ませましょう。耳鳴りや聞こえにくさが続くときは、耳鼻咽喉科に相談してください。

メル美ライブには耳栓を持っていって、通勤はノイズキャンセリングで音量控えめにしようね。

まとめ


参考文献

  1. World Health Organization. Deafness and hearing loss(Fact sheet, 2026年3月3日更新). https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/deafness-and-hearing-loss (閲覧日:2026年10月5日)
  2. World Health Organization. Deafness and hearing loss: Safe listening(Questions and answers, 2026年3月6日). https://www.who.int/news-room/questions-and-answers/item/deafness-and-hearing-loss-safe-listening (閲覧日:2026年10月5日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。