プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 03 / ALCOHOL & SMOKING

「酒癖が悪い」は、医学では「異常酩酊」ささいなことで怒る、興奮が長く続く「複雑酩酊」、翌日まったく覚えていない「病的酩酊」。くり返すなら断酒が必要

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2026年9月29日
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医師 監修

厚生労働省のe-ヘルスネット(久里浜医療センター・西村光太郎精神科医長、2021年10月19日更新)によると、血中アルコール濃度に見合った通常の酔いを「単純酩酊」、濃度に見合わない激しい興奮や幻覚などをともなう酔い方を「異常酩酊」と呼び、いわゆる「酒乱」はこれに含まれます。異常酩酊は、ささいなことで不機嫌になり興奮が長く続く「複雑酩酊」と、意識障害があり翌日覚えていない「病的酩酊」に分けられます。くり返しやすく事故や事件につながる危険が高いため、断酒が必要とされます。

目次
  1. 酔い方には個人差がある
  2. 単純酩酊と異常酩酊
  3. 事故や事件につながることも
  4. 異常酩酊は、くり返しやすい
  5. 身近な人の酔い方が心配なとき
  6. まとめ

メル美ふだんは優しい人なのに、飲むと急に怒りっぽくなって、次の日は「覚えてない」って言う人がいるの。

プレ男「酒癖が悪い」ってやつだね…。あれって性格の問題なのかな?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、酔い方の異常の話です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」の記事「酔い方の異常」(久里浜医療センター・西村光太郎精神科医長、2021年10月19日更新)をもとにまとめました。

酔い方には個人差がある

単純酩酊と異常酩酊

日本でよく使われる酔い方の分類(ビンダーの分類)では、次のように分けています。

分類 どんな状態か
単純酩酊 血中濃度に見合ったふつうの酔い。異常な興奮はなく、周りの状況の把握や態度は比較的保たれている
複雑酩酊(異常酩酊) 気分の変化が激しく、ささいなことで不機嫌になったり、激しい興奮が出たりする。いわゆる「酒癖が悪い」「酒乱」。一時的に静まっても興奮がぶり返し、長く続くことがある。記憶は断片的なことが多い
病的酩酊(異常酩酊) 意識障害があり、幻覚が出たり、ここがどこか・今がいつかがわからなくなったりする。周りから理解できない激しい興奮や乱暴な行動を起こし、翌日は覚えていない。それほど大量に飲まなくても起こることがある

プレ男「酒乱」って、医学的にも「異常な酔い方」として分けられてるんだ。

事故や事件につながることも

異常酩酊は、くり返しやすい

血中濃度に見合わない激しい興奮や、翌日覚えていないような酔い方は「異常酩酊」と呼ばれます。くり返しやすく、事故や事件につながる危険が高いため、断酒が必要とされています。

身近な人の酔い方が心配なとき

メル美性格じゃなくて「酔い方」の問題なら、お酒との付き合い方を考えてもらうきっかけになるかも。

まとめ


参考文献

  1. 西村光太郎. 酔い方の異常. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2021年10月19日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/alcohol/a-03-004.html (閲覧日:2026年9月29日)
  2. 辻本哲士. 精神保健福祉センターと保健所. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2020年2月6日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-08-003.html (閲覧日:2026年9月29日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。