プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 04 / SLEEP

朝どうしても起きられないのは、体内時計のせい?体内時計は平均24時間10分前後。朝の光で毎日リセット。午前3〜5時まで眠れない「睡眠-覚醒相後退障害」も

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2026年9月29日
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医師 監修

厚生労働省のe-ヘルスネット(秋田大学・三島和夫教授)によると、人の体内時計の周期は平均24時間10分前後と24時間より少し長く、毎朝の光で時刻合わせをしています。明け方から昼に光を浴びると朝型に、夕方から深夜に浴びると夜型にずれます。極端な宵っ張りで午前3〜5時以降まで眠れず、出勤や登校ができなくなる「睡眠-覚醒相後退障害」や、交替勤務、時差ボケも含めた概日リズム睡眠・覚醒障害についてまとめました。

目次
  1. 体内時計は、約24時間のリズムをつくる
  2. 体内時計は、24時間より少し長い
  3. 概日リズム睡眠・覚醒障害とは
  4. 「気合い」の問題ではないことも
  5. まとめ

プレ男夜はぜんぜん眠くならなくて、寝るのはいつも3時すぎ。朝はアラームを5個かけても起きられないんだ…。

メル美私は逆に、夜10時にはもう眠くなっちゃう。朝型・夜型って、何で決まるんだろう?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、体内時計と睡眠のリズムの話です。厚生労働省の「e-ヘルスネット」の記事「概日リズム睡眠・覚醒障害」(秋田大学・三島和夫教授、2025年7月15日更新)をもとにまとめました。

体内時計は、約24時間のリズムをつくる

体内時計は、24時間より少し長い

プレ男夕方から夜中に光を浴びると、夜型にずれちゃうんだ…。朝の光を浴びるのが大事なんだね。

体内時計の周期は平均24時間10分前後と、24時間より少し長めです。朝に光を浴びることで、遅れがちな体内時計を毎日調整しています。

概日リズム睡眠・覚醒障害とは

体内時計の周期がとても長かったり、体内時計の働きが障害されたり、光による時刻合わせがうまくいかなかったりすると、睡眠のリズムが大きく乱れて、社会生活が送れなくなることがあります。これが「概日リズム睡眠・覚醒障害」です。代表的なタイプは次のとおりです。

タイプ どんな状態か
睡眠-覚醒相後退障害 極端な遅寝遅起き(宵っ張り)。典型例では午前3〜5時以降でないと眠れず、午前9〜11時以降まで起きられない。出勤・登校ができなくなったり、うつ状態になることも少なくない
睡眠-覚醒相前進障害 極端な早寝早起き。早朝に目が覚め、夕方から強い眠気
非24時間睡眠-覚醒リズム障害 24時間の昼夜に合わせられず、眠る時間帯が毎日少しずつ遅れていく
不規則睡眠-覚醒リズム障害 睡眠が不規則に現れる。認知症など脳の障害がある人でみられる
交替勤務障害 夜勤が原因で、眠気、不眠、だるさ、食欲不振や便秘など。日勤に戻ると改善
時差障害 いわゆる時差ボケ。概日リズムは前に進めにくいため、西向きより東向きのフライトで症状が強いのが一般的

メル美ヨーロッパ帰り(東向き)の時差ボケがつらいのは、そういう理由だったんだ。

「気合い」の問題ではないことも

プレ男まずは朝起きたらカーテンを開けて、光を浴びるところからやってみる。それでもダメなら相談だね。

まとめ


参考文献

  1. 三島和夫. 概日リズム睡眠・覚醒障害. 厚生労働省 e-ヘルスネット(2025年7月15日更新). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-02-006.html (閲覧日:2026年9月29日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。