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CHECK 10 / SYMPTOMS

38℃を超える熱と、おなかや胸の痛みが半日〜3日でおさまり、またくり返す「家族性地中海熱」:遺伝性の自己炎症性の病気で、日本にも患者さんがいる。飲み薬を一生きちんと続ければ、ふつうの生活が送れる

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2026年10月12日
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医師 監修

難病情報センター「家族性地中海熱」(令和6年11月更新)によると、家族性地中海熱は、発作的に起こる発熱と、おなかや胸の痛み、関節のはれなどの症状をくり返す遺伝性の病気です。地中海沿岸や中近東の人に多い病気ですが、日本にも患者さんがいて、2009年の全国調査では約500人と推定されました。MEFVという遺伝子の変異で不必要な炎症が起きると考えられていますが、変異があっても必ず発病するとは限りません。発熱は12〜72時間続き、38℃を超える急な熱が出ます。片側に起こることが多いおなかの痛み(腹膜炎)、胸から背中への刺すような痛み(胸膜炎)、足首・ひざなどの関節の炎症も起こります。治療はコルヒチンという飲み薬で、発作を防ぎ、臓器にたんぱく質がたまるアミロイドーシスも予防します。一生きちんと飲み続ければ、制限なく普通の生活を送ることができ、途中でやめると発作やアミロイドーシスの危険が高まります。ストレスや疲れ、月経が発作のきっかけになることがあります。

目次
  1. どんな病気?
  2. どんな人に多い?
  3. 症状(炎症の発作)
  4. 治療と経過
  5. 日常生活の注意
  6. まとめ

メル美友だちが、数か月に1回、急に38℃以上の熱とおなかの痛みが出て、2日くらいでけろっと治るのをくり返しているの。いつも「胃腸炎かな」って言われるんだって。

プレ男同じパターンでくり返すのは、ちょっと気になるね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、家族性地中海熱の話です。難病情報センターの「家族性地中海熱」(令和6年11月更新、自己炎症性疾患および類縁疾患の研究班)をもとにまとめました。

どんな病気?

どんな人に多い?

症状(炎症の発作)

症状 特徴
発熱 38℃を超える急な熱。続くのは12〜72時間
腹膜炎 おなか全体〜一部の痛み。片側に起こることが多い
胸膜炎 胸から背中への刺すような痛み、息を吸うときの違和感
関節炎 足首・ひざ・股関節などの、はれ・痛み・熱っぽさ

プレ男38℃を超える熱が半日から3日続いて、おなかが痛くなって、またくり返す…友だちの症状は、家族性地中海熱の発作の特徴に当てはまるんだ。

治療と経過

日常生活の注意

家族性地中海熱は、38℃を超える熱とおなかや胸の痛みなどの発作をくり返す遺伝性の病気で、日本にも患者さんがいます。コルヒチンを一生きちんと飲めば、制限なく普通の生活を送ることができます。

メル美発作のときの熱や痛みの記録をつけて、くり返していることを病院で伝えるようにすすめてみるね。

まとめ


参考文献

  1. 難病情報センター. 家族性地中海熱(指定難病266)(情報更新日:令和6年11月、自己炎症性疾患および類縁疾患に対する診療体制整備、患者登録推進、移行期医療推進、診療ガイドライン確立に関する研究班). https://www.nanbyou.or.jp/entry/4447 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。