プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 10 / SYMPTOMS

目が見えにくい、手足がしびれる、ふらつく…再発をくり返す「多発性硬化症」神経の電線のカバーが炎症で壊れる病気。平均発病は30歳前後、女性に2〜3倍多く、日本に約17,600人。熱いお風呂で一時的に悪くなることも

UPDATED
2026年10月12日
SOURCES
1 件
REVIEW
医師 監修

難病情報センター「多発性硬化症/視神経脊髄炎」(令和7年11月更新)によると、多発性硬化症(MS)は、神経の線をおおう絶縁体(髄鞘)が炎症で壊れる脱髄が脳や脊髄のあちこちにでき、神経の症状の再発をくり返す病気です。日本では有病率が人口10万人あたり14〜18人程度、約17,600人と推定され、平均発病年齢は30歳前後、男女比は1対2〜3で女性に多くみられます。症状は病変の場所によってさまざまで、視力の低下や視野の欠け(目を動かすと奥が痛むことも)、物が二重に見える、ふらつき、胸やおなかの帯状のしびれ、手足のしびれやまひ、排尿の障害などが起こります。体温が上がると一時的に悪くなること(ウートフ現象)もあります。急性期はステロイドで治療し、診断がついたら早めに再発予防の薬を始めることがすすめられています。似た病気の視神経脊髄炎は約6,500人で、再発が重くなりやすいとされます。

目次
  1. どんな病気?
  2. どんな人に多い?
  3. 症状は病変の場所によってちがう
  4. 検査
  5. 治療
  6. 経過
  7. 日常生活の注意
  8. 似た病気「視神経脊髄炎(NMOSD)」
  9. まとめ

メル美友だち(28歳)が、片目が急に見えにくくなって、目を動かすと奥が痛いって。半年前には足のしびれもあって、いつのまにか治ったらしいの。

プレ男目と足って、ぜんぜんちがう場所だね。関係あるのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、多発性硬化症(MS)の話です。難病情報センターの「多発性硬化症/視神経脊髄炎」(令和7年11月更新、神経免疫疾患領域の研究班)をもとにまとめました。

どんな病気?

どんな人に多い?

症状は病変の場所によってちがう

場所 主な症状
視神経 視力の低下、視野が欠ける。目を動かすと目の奥が痛むことも
脳幹 物が二重に見える、目がゆれる、顔の感覚や動きのまひ、飲みこみにくい、話しにくい
小脳 まっすぐ歩けない(お酒に酔ったような歩き方)、手がふるえる
大脳 手足の感覚や運動の障害、認知機能への影響。症状が出ないことも
脊髄 胸やおなかの帯状のしびれ、ぴりぴりした痛み、手足のしびれやまひ、尿や便の障害

プレ男脳や脊髄のあちこちに病変ができるから、目と足のように、ちがう場所に症状が出ることがあるんだ。

検査

治療

経過

日常生活の注意

似た病気「視神経脊髄炎(NMOSD)」

多発性硬化症は、30歳前後の若い女性に多く、視力の低下、手足のしびれ、ふらつきなど、病変の場所によってさまざまな症状が再発をくり返す病気です。診断がついたら、なるべく早く再発予防の薬を始めることがすすめられています。

メル美前の足のしびれのことも合わせて、早めにお医者さんに伝えるようにすすめてみる。

まとめ


参考文献

  1. 難病情報センター. 多発性硬化症/視神経脊髄炎(指定難病13)(情報更新日:令和7年11月、神経免疫疾患領域における難病の医療水準と患者のQOL向上に資する研究班). https://www.nanbyou.or.jp/entry/3806 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。