プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 06 / IMMUNITY

2025年の食中毒は1,172件・患者2万4,727人、前年の約1.7倍件数ではノロウイルス・アニサキス・カンピロバクターで約8割。原因ごとの予防のポイントをひとまとめに

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2026年10月4日
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医師 監修

厚生労働省の「令和7年食中毒発生状況の概要」によると、2025年の食中毒は1,172件、患者24,727人、死者2人で、患者数は2024年の約1.7倍に増えました。件数が多いのはノロウイルス(39.4%)、アニサキス(23.9%)、カンピロバクター(18.8%)で、この3つで約8割。患者数ではノロウイルスが75.1%を占め、2月には大規模な食中毒で患者が月8,000人を超えました。食中毒予防の三原則「付けない・増やさない・やっつける」と、原因ごとの記事への入口をまとめました。

目次
  1. 2025年は、患者が前年の約1.7倍
  2. 何が原因?
  3. 予防の三原則:付けない・増やさない・やっつける
  4. 原因ごとの記事
  5. まとめ

プレ男食中毒って、夏に気をつければいいんでしょ?

メル美冬のノロウイルスもあるし、一年中じゃない?2025年はどうだったんだろう。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、2025年の食中毒の全体像と、原因ごとの予防のポイントのまとめです。厚生労働省の「令和7年食中毒発生状況の概要」(食中毒統計調査)をもとにまとめました。

2025年は、患者が前年の約1.7倍

年 件数 患者数 死者数
2023年(令和5年) 1,021件 11,803人 4人
2024年(令和6年) 1,037件 14,229人 3人
2025年(令和7年) 1,172件 24,727人 2人

(厚生労働省「令和7年食中毒発生状況の概要」より)

プレ男2月がいちばん多かったんだ!夏だけじゃないんだね。

何が原因?

件数(1,172件)で多いもの:

原因 割合
ノロウイルス 39.4%
アニサキス 23.9%
カンピロバクター 18.8%
植物性自然毒(毒きのこなど) 3.0%
ウエルシュ菌 2.8%
サルモネラ属菌 2.1%

患者数(24,727人)で多いもの:

原因 割合
ノロウイルス 75.1%
ウエルシュ菌 5.1%
カンピロバクター 5.0%
サルモネラ属菌 2.7%

(いずれも厚生労働省「令和7年食中毒発生状況の概要」の病因物質別の割合から一部を抜粋)

メル美アニサキスが4件に1件!お刺身好きは気をつけないとね。

予防の三原則:付けない・増やさない・やっつける

厚生労働省は、食中毒予防の三原則を「付けない、増やさない、やっつける」としています(「腸管出血性大腸菌Q&A」の家庭でできる食中毒予防の6つのポイント)。

食中毒は一年中起きます。手を洗う、すぐに冷やす、中心部まで十分に加熱する、の3つを毎日の習慣にしましょう。

原因ごとの記事

原因 主な食べもの・場面 記事
ノロウイルス 二枚貝、人の手から(冬に多い) ノロウイルス
アニサキス サバ・アジ・イカなどの生食 アニサキス
カンピロバクター 鶏刺し・鶏わさ・生焼けの鶏肉 カンピロバクター
ウエルシュ菌 作り置きのカレー・シチュー ウエルシュ菌と二日目のカレー
サルモネラ属菌 卵、鶏肉 卵とサルモネラ
黄色ブドウ球菌 おにぎり・弁当(手の傷から) 黄色ブドウ球菌とおにぎり
腸管出血性大腸菌(O157など) 牛肉・ハンバーグの加熱不足 O157など腸管出血性大腸菌
腸炎ビブリオ 夏の魚介類 腸炎ビブリオと夏の魚介
ボツリヌス菌 乳児のハチミツ、自家製の瓶詰・真空パック 乳児ボツリヌス症とハチミツ
E型肝炎ウイルス 豚肉・豚レバー・ジビエの生食 E型肝炎と豚・ジビエ

プレ男食べるものごとに、気をつけるポイントがちがうんだね。全部ブックマークしておく!

まとめ


参考文献

  1. 厚生労働省. 令和7年食中毒発生状況の概要(食中毒統計調査). https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001679199.pdf (閲覧日:2026年10月4日)
  2. 厚生労働省. 腸管出血性大腸菌Q&A(最終改訂:令和3年12月17日). https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177609.html (閲覧日:2026年10月4日)
  3. 厚生労働省. ノロウイルスに関するQ&A(全体版PDF). https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/001483940.pdf (閲覧日:2026年10月4日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。