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CHECK 06 / IMMUNITY

「二日目のカレー」で食中毒?ウエルシュ菌は加熱しても「芽胞」で生き残り、冷めていく鍋の中で増える。作り置きは小分けしてすぐ冷蔵庫、食べる前はグツグツ再加熱

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2026年10月4日
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医師 監修

食品安全委員会のファクトシート(2025年4月更新)によると、ウエルシュ菌食中毒の原因は、カレー・シチュー・煮物や大量に作った料理が多く、菌は100℃で1〜6時間でも生き残る耐熱性の芽胞をつくります。加熱後にゆっくり冷ますと55℃くらいから急に増え、6〜18時間後に腹痛と下痢が出ます。1件あたりの患者数が多く大規模になりやすい食中毒で、2025年は患者数の5.1%を占めました。小分けしてすぐに冷やし、食べる前はグツグツするまで温め直すなど、作り置きのコツをまとめました。

目次
  1. ウエルシュ菌ってどんな菌?
  2. なぜ、作り置きの鍋で増えるの?
  3. 原因になりやすい料理
  4. 症状:6〜18時間後に、腹痛と下痢
  5. 予防:増やさない、温め直して減らす
  6. まとめ

プレ男日曜に大鍋でカレーを作って、1週間ちょっとずつ食べるのが節約のコツなんだ。鍋のままコンロに置いておけば楽だし。

メル美えっ、ひと晩そのまま?「二日目のカレーで食中毒」って聞いたことあるよ…。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、作り置きの料理で起こるウエルシュ菌食中毒の話です。食品安全委員会のファクトシート「ウエルシュ菌食中毒」(2025年4月11日更新)と、東京都保健医療局の「食品安全FAQ 二日目のカレーが好きなのですが、食中毒の危険があると聞きました。本当ですか?」をもとにまとめました。

ウエルシュ菌ってどんな菌?

プレ男グツグツ煮込んでも生き残るの!?

なぜ、作り置きの鍋で増えるの?

ファクトシートによると、カレーなどを加熱したあとそのまま置いておくと、次のことが重なって、ウエルシュ菌が大量に増えます。

  1. 加熱でほかの菌の多くは死ぬが、熱に強いウエルシュ菌の芽胞だけが残る
  2. 加熱で芽胞が目を覚まし(発芽)やすくなる
  3. 加熱で、食品の中の酸素が追い出される(ウエルシュ菌の好む環境に)
  4. ゆっくり冷めると、55℃くらいから急速に増える

原因になりやすい料理

症状:6〜18時間後に、腹痛と下痢

メル美一度にたくさんの人が具合悪くなりやすいんだ。サークルの合宿とか、気をつけないとね。

予防:増やさない、温め直して減らす

1. 増やさない

2. 温め直して、増えた菌を減らす

カレーやシチューの作り置きは、鍋のまま室温に置かず、小分けしてすぐ冷蔵庫に入れましょう。食べる前は、よくかき混ぜながらグツグツするまで温め直してください。

プレ男これからは、作ったらすぐ小分けにして冷蔵庫に入れる。食べるときはグツグツまで温めるよ。

まとめ


参考文献

  1. 食品安全委員会. ファクトシート ウエルシュ菌食中毒(作成日:平成23年11月24日、最終更新日:令和7年4月11日). https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_clostridiumperfringens.pdf (閲覧日:2026年10月4日)
  2. 東京都保健医療局. 二日目のカレーが好きなのですが、食中毒の危険があると聞きました。本当ですか?【食品安全FAQ】. https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/anzen/anzen/food_faq/chudoku/chudoku21 (閲覧日:2026年10月4日)
  3. 厚生労働省. 令和7年食中毒発生状況の概要. https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001679199.pdf (閲覧日:2026年10月4日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。