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お酒もウイルスも関係ないのにALT・ASTが高い「自己免疫性肝炎」免疫が自分の肝臓を攻撃する。50〜60歳代の女性に多く、14年で患者数は約3倍の約3万人。自覚症状がなく健診で見つかることが多い。ステロイドがよく効くが、自己判断でやめると再燃

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2026年10月12日
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医師 監修

難病情報センター「自己免疫性肝炎」(令和7年12月更新、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班)によると、自己免疫性肝炎(AIH)は、免疫の異常によって肝細胞が少しずつ傷み、血液検査でASTやALTが上がる、多くは慢性の肝炎です。肝炎ウイルス、お酒、薬による肝障害などを除いて診断します。2018年の調査で全国に推定30,000人と、2004年の約9,000人から約3倍に増え、男女比は1対4で50〜60歳代の女性が中心ですが、男性や高齢の人も増えています。ふつうは自覚症状がなく健診で偶然見つかることが多いものの、治療しないと肝硬変や肝不全に進むことも少なくありません。治療はステロイドの飲み薬が基本で、適切に治療して数値が安定していれば、長い目で見た経過は良好で、死亡率は一般の人と差がないとされます。薬を自己判断でやめると再燃します。

目次
  1. どんな病気?
  2. どんな人に多い?
  3. 症状
  4. 治療
  5. 経過
  6. 日常生活の注意
  7. まとめ

メル美叔母が健診でALTとASTが高いって言われて、肝炎ウイルスの検査は陰性、お酒も飲まないんだって。何が原因なんだろう。

プレ男脂肪肝とかでもなければ、ほかにどんな原因があるのかな。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、自己免疫性肝炎(AIH)の話です。難病情報センターの「自己免疫性肝炎」(令和7年12月更新、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班)をもとにまとめました。健診の肝機能の見方は健診の肝機能検査の記事にまとめています。

どんな病気?

どんな人に多い?

症状

プレ男お酒やウイルスが原因じゃなくても、免疫が自分の肝臓を攻撃して数値が上がることがあるんだ。

治療

経過

日常生活の注意

自己免疫性肝炎は、自覚症状がなく健診で見つかることが多い病気ですが、治療しないと肝硬変に進むこともあります。適切な治療で数値が安定していれば経過は良好です。薬は自己判断でやめないようにしましょう。

メル美原因がわからないままにしないで、精密検査を受けるように叔母にすすめてみるね。

まとめ


参考文献

  1. 難病情報センター. 自己免疫性肝炎(指定難病95)(情報更新日:令和7年12月、難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究班). https://www.nanbyou.or.jp/entry/113 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。