
プレ男ごはんを食べはじめると、あごの下がプクッとはれて痛くなるんだ。食べ終わってしばらくすると引いていく…。

メル美食事のときだけって、ふしぎだね。だ液と関係あるのかな。
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、唾石症(だせきしょう)の話です。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の病気の解説「口腔・咽頭の病気」をもとにまとめました。
だ液の通り道に石ができる
- 唾石症は、だ液をつくる唾液腺や、だ液を口の中に出す管(排泄管)の中に石ができる病気です
- あごの下の顎下腺(がっかせん)にできるものがいちばん有名ですが、耳の下の耳下腺や、舌の下の舌下腺にもできます
症状:食事のときにはれて痛い
- 石でだ液の流れがさまたげられると、唾液腺がはれて痛みが出ます
- 食事のときはだ液がたくさん出るため、食べるとはれと痛みが強くなるのが特徴です
- 感染をともなうと、はれや痛みがさらに強くなり、口の中にうみが出ることがあります

プレ男食べるとだ液がたくさん出るから、つまっているところでたまってはれるんだ。
治療
- 石が自然に口の中へ出て治ることもあります
- そうでない場合は、手術で石を取ります。方法は、石の大きさや位置で決まります
- 口の中から管を切って取る
- 首の皮膚を切って、唾液腺ごと取る
- 皮膚や粘膜を切らずに、内視鏡を管に入れて取る

唾石症では、食事のときにだ液がたくさん出るため、唾液腺のはれと痛みが強くなるのが特徴です。石が自然に出ることもありますが、出ない場合は手術で取ります。
ほかの唾液腺の病気
- 唾液腺に異常があると、だ液の出が悪くなり、口の中がかわく原因になります
- ウイルスで耳の下がはれる「おたふくかぜ」(流行性耳下腺炎)も唾液腺の病気です(大人のおたふくかぜ)
- このほか、細菌による急性の唾液腺炎や、シェーグレン症候群、IgG4関連唾液腺炎など自己免疫に関係する唾液腺炎もあります。自己免疫に関係するものは、目やすい臓など、ほかの臓器の病気をともなうこともあり、複数の診療科でくわしい検査が必要になることがあります(ドライアイ)

メル美うみが出たり、はれが引かなくなったりする前に、耳鼻科で見てもらおう。
まとめ
- 唾石症は、唾液腺やだ液の管に石ができる病気。顎下腺に多い
- 食事のときにはれて痛むのが特徴
- 感染するとうみが出ることも
- 自然に出ることもあるが、出なければ手術(内視鏡で取る方法も)
- おたふくかぜやシェーグレン症候群など、ほかの唾液腺の病気も
参考文献
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会. 耳鼻咽喉科・頭頸部外科が扱う代表的な病気「口腔・咽頭の病気」. https://www.jibika.or.jp/modules/disease/index.php?content_id=22 (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。