
プレ男歯みがきのとき、ときどき血が出るんだよね。でも痛くないし、たばこを吸うようになってからはむしろ出なくなった気がする。

メル美出なくなったからって、よくなったとは限らないんじゃない?
こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、歯周病のセルフチェックの話です。厚生労働省のe-ヘルスネットの「歯周疾患の自覚症状とセルフチェック」(2021年11月更新)と「喫煙と歯周病の関係」(2020年1月更新)をもとにまとめました。
歯周病とは
- 歯のまわりの汚れ(プラーク)の中の細菌の毒素で、歯ぐきに炎症が起き、はれたり出血しやすくなったりして、歯を支える骨が溶けていき、歯がグラグラしたり抜けたりする病気です
- 初期には、自分で気づける症状がなかなか出ません
セルフチェックリスト
次のような症状があったら、歯周病の可能性があります。歯科医療機関で検査を受けてみましょう。
- □ 朝起きたときに、口の中がネバネバする
- □ 歯みがきのときに出血する
- □ 硬いものがかみにくい
- □ 口臭が気になる
- □ 歯ぐきがときどきはれる
- □ 歯ぐきが下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
- □ 歯がグラグラする
(厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周疾患の自覚症状とセルフチェック」より)
歯周病になりやすい人
- 中年期以降の人
- 喫煙者
- 妊娠中の人
- 糖尿病の人(歯周病と全身の病気)
- 歯みがきのしかたが悪い人

プレ男朝のネバネバ、出血、口臭…3つもあてはまった。
喫煙者は「出血が出にくい」のに悪化しやすい
- 喫煙者は非喫煙者に比べて、歯周病にかかりやすく、悪化しやすいことがわかっています
- たばこの有害物質で歯ぐきの血管が縮み、血の流れが悪くなって酸素がいきわたらず、歯周病の細菌が増えやすくなります
- 歯ぐきの出血は炎症のサインですが、喫煙者では血行が悪いために炎症が抑えられ、歯ぐきの出血やはれが現れにくいのが特徴です
- 喫煙者は、歯周病の治療の効果も低く、治りも悪いといわれています。日本歯周病学会は、喫煙者の歯周治療には禁煙が必要としています
- 禁煙すると歯ぐきの状態が回復し、歯周病のリスクが下がって治療の効果が上がることが明らかになっています。ある程度進んだ歯周病でも禁煙は有効で、禁煙に遅すぎることはありません

喫煙者は、歯ぐきの出血やはれが出にくい一方で、歯周病にかかりやすく悪化しやすいことがわかっています。出血がないからといって安心せず、歯科で検査を受けましょう。
- 年代別にどのくらいの人が歯周病かは歯周病は20代後半から3人に1人、口臭は口臭、歯を残すことは80歳で20本、禁煙は禁煙の準備と最初の2週間の記事もどうぞ

メル美出血が減ったのは、たばこのせいかもしれないね。歯医者さんで一度チェックしてもらおう。
まとめ
- 歯周病は初期に気づきにくい
- 朝のネバネバ・出血・かみにくい・口臭・歯ぐきのはれ・すきま・グラグラは歯科で検査を
- 中年期以降・喫煙・妊娠中・糖尿病の人は起こりやすい
- 喫煙者は出血やはれが出にくいのに悪化しやすく、治療も効きにくい
- 禁煙で治療の効果が上がる。遅すぎることはない
参考文献
- 厚生労働省 e-ヘルスネット. 歯周疾患の自覚症状とセルフチェック(最終更新日:2021年11月18日). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-03-003.html (閲覧日:2026年10月12日)
- 厚生労働省 e-ヘルスネット. 喫煙と歯周病の関係(最終更新日:2020年1月6日). https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/teeth/h-03-011.html (閲覧日:2026年10月12日)
この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。