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CHECK 10 / SYMPTOMS

ふらつき・ろれつのもつれ、立ちくらみ、尿が出にくい「多系統萎縮症」小脳・パーキンソン病に似た症状・自律神経の症状が重なる。50歳代に多く、全国に約1万1千人。パーキンソン病より進みが早く、薬も効きにくい

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2026年10月12日
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医師 監修

難病情報センター「多系統萎縮症(オリーブ橋小脳萎縮症・線条体黒質変性症)」(令和7年12月更新、運動失調症の医療水準の向上や患者のQOL向上に資する研究班)によると、多系統萎縮症は、小脳の症状、パーキンソン病に似た症状、自律神経の症状が組み合わさって進む病気で、全国に11,387人(令和元年度末)の患者さんがいます。50歳代に多く発症し、通常は遺伝しません。脳の細胞にアルファ-シヌクレインというたんぱく質がたまることがわかっています。最初にふらつきやろれつのもつれなど小脳の症状で始まるタイプ(オリーブ橋小脳萎縮症、70〜80%)と、パーキンソン病に似た症状で始まるタイプ(線条体黒質変性症、約30%)があり、どちらも立ちくらみ、尿が出にくい、便秘などの自律神経の症状をともないます。進行を止める治療は確立しておらず、パーキンソン病より進みが早く、発病から5年ほどで車いすを使うことが多いとされています。飲みこみにくさによる誤嚥性肺炎にも注意が必要です。

目次
  1. どんな病気?
  2. どのくらいの人に?
  3. 2つのタイプ
  4. 治療と経過
  5. 食事の注意
  6. まとめ

プレ男50代の叔父が、歩くとふらついて、ろれつも回りにくくなってきたんだって。立ちくらみがひどくて、尿も出にくいらしい。

メル美ふらつきと、立ちくらみと、尿…いろいろな症状が重なっているね。

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、多系統萎縮症の話です。難病情報センターの「多系統萎縮症(1)線条体黒質変性症」「多系統萎縮症(2)オリーブ橋小脳萎縮症」(令和7年12月更新、運動失調症の医療水準の向上や患者のQOL向上に資する研究班)をもとにまとめました。

どんな病気?

どのくらいの人に?

2つのタイプ

タイプ 割合 始まりの症状
オリーブ橋小脳萎縮症 70〜80% 立ったときや歩いているときのふらつき、ろれつが回らない、手の細かい動き(箸、ボタン、字を書く、立ってズボンをはく)がしにくい
線条体黒質変性症 約30% パーキンソン病に似た症状:表情が乏しい、筋肉がこわばる、動作が遅い、話しにくい、転びやすい

プレ男ふらつきやろれつのもつれに、立ちくらみや尿の出にくさが加わる…叔父の症状は、多系統萎縮症の特徴に当てはまるところがあるんだ。

治療と経過

食事の注意

多系統萎縮症は、ふらつきやろれつのもつれ、パーキンソン病に似た症状に、立ちくらみや尿が出にくいなどの自律神経の症状が重なる病気です。パーキンソン病の薬が効きにくく、進みが早いのが特徴です。

メル美症状がいろいろあるからこそ、まとめてメモして、脳神経内科で相談してもらおうね。

まとめ


参考文献

  1. 難病情報センター. 多系統萎縮症(1)線条体黒質変性症(指定難病17)(情報更新日:令和7年12月、運動失調症の医療水準の向上や患者のQOL向上に資する研究班). https://www.nanbyou.or.jp/entry/59 (閲覧日:2026年10月12日)
  2. 難病情報センター. 多系統萎縮症(2)オリーブ橋小脳萎縮症(指定難病17)(情報更新日:令和7年12月、運動失調症の医療水準の向上や患者のQOL向上に資する研究班). https://www.nanbyou.or.jp/entry/60 (閲覧日:2026年10月12日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。