プレイヤーと健康VITAL CHECK
CHECK 05 / MOVE

運動中の水分補給は「体重が2%以上減らない」ように飲み物は0.1〜0.2%の塩分と4〜8%の糖質、暑いときは15〜20分ごとに150〜250ml。飲みすぎの「低ナトリウム血症」にも注意【日本スポーツ協会】

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2026年10月22日
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医師 監修

日本スポーツ協会の「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」によると、運動中の汗は1時間に2リットルにもなることがあり、脱水が体重の2%以上になると運動能力への影響が大きくなります。水分補給の目安は、運動による体重の減少を2%以内におさえること(体重50kgなら1kg以内)。暑いときは15〜20分ごとに150〜250mlを、0.1〜0.2%の食塩と糖質(4〜8%程度)をふくむ飲み物でとるのがよいとされます。一方、体重がふえるほど水を飲みすぎると低ナトリウム血症になることもあります。運動前後の体重で汗の量を知る方法もまとめました。

目次
  1. 汗は1時間に2リットルになることも
  2. 目安は「体重の減少を2%以内」
  3. 何を、どのくらい飲む?
  4. 飲みすぎにも注意:低ナトリウム血症
  5. 暑い日の運動は、ほかの対策もセットで
  6. まとめ

プレ男フットサルのとき、水はハーフタイムにちょっと飲むくらい。がまんしたほうが強くなる気がしてたんだけど…。

メル美わたしはランニングのとき、逆に飲みすぎてお腹がたぷたぷになっちゃう。ちょうどいい量ってあるの?

こんにちは、Dr. Taro です。 今回は、運動中の水分補給の話です。日本スポーツ協会の「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」と「熱中症予防5ヶ条」をもとにまとめました。

汗は1時間に2リットルになることも

プレ男がまんして強くなるどころか、後半バテるだけだったのか…。

目安は「体重の減少を2%以内」

運動前後の体重で、汗の量を知る

1時間あたりの汗の量 =(運動前の体重 − 運動後の体重 + 飲んだ量)÷ 運動時間(時間)

何を、どのくらい飲む?

ガイドブックの目安
量とタイミング(暑いとき) 15〜20分ごとに150〜250ml
塩分 0.1〜0.2%(100mlあたり食塩相当量0.1〜0.2g)
糖質 エネルギー補給も考えると4〜8%程度
温度 飲みやすい温度

(日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」より)

メル美ペットボトルの「食塩相当量」を見ればいいんだね。

飲みすぎにも注意:低ナトリウム血症

水分補給の目安は「運動による体重の減少を2%以内」。運動の前後に体重を測ると、自分に合った量がわかります。運動のあとに体重がふえているなら、飲みすぎのサインです。

暑い日の運動は、ほかの対策もセットで

日本スポーツ協会の「熱中症予防5ヶ条」は、次の5つです。

  1. 暑いとき、無理な運動は事故のもと
  2. 急な暑さに要注意(夏の初めや、急に暑くなった日は軽い運動から)
  3. 失われる水と塩分を取り戻そう
  4. 冷やそう、からだの外から内から(軽装にする、休憩で防具を外すなど)
  5. 体調不良は事故のもと(疲れ・睡眠不足・発熱・かぜ・下痢のときは無理をしない)

まとめ


参考文献

  1. 日本スポーツ協会. スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック(第6版). https://www.japan-sports.or.jp/portals/0/data/supoken/doc/heatstroke/heatstrokeguidebook/index.html (閲覧日:2026年10月22日)
  2. 日本スポーツ協会. 熱中症予防5ヶ条. https://www.japan-sports.or.jp/medicine/heatstroke/tabid917.html (閲覧日:2026年10月22日)
  3. 日本スポーツ協会. スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック 6年ぶりに改訂(リーフレット). https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/heatstroke/heatstroke_leaflet202506.pdf (閲覧日:2026年10月22日)

この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。